「Prey」攻略連載 地球外生命体から生き残るための基礎知識
第3回:ナイトメアにだって勝てる! 動画で語る対ティフォン戦術
2017年6月9日 12:00
「Prey」は、広大な宇宙ステーション、タロスIの中を隅々まで探索してストーリーを進めていくアドベンチャー的な要素が強い作品だが、地球外生命体ティフォンと戦うシーンでは、アクションゲームとしてかなり面白く、戦い方の選択肢も多く、非常に手応えのあるものに仕上がっている。
ティフォンは神出鬼没で相手によって戦い方も異なり、主人公のモーガン自身も絶対的な強さを持っているわけではないため、常に緊張感のある戦いを強いられるはずだ。今回は連載の最終回として、本作のアクションや戦術に着目し、様々なティフォンとの立ち回りの例を動画にて紹介していこう。
多くのティフォンに効果があるグルーキャノン
ゲーム序盤で入手できる「グルーキャノン」は、直接の攻撃力は持たないが、泡状のマテリアルを放出することで、ミミックやファントムなどの動きを止められる便利な武器だ。特にこれを入手した直後は攻撃手段も少ないため、上手く活用すれば強い味方となってくれる。
ゲームを通して役立つのが、グルーキャノンでティフォンの動きを止めてから、レンチや銃などで攻撃するコンビネーションだ。攻撃を続けることで足止めの効果は徐々になくなるが、それでも敵に確実な一撃を与えられるのは大きい。またグルーキャノンはティフォン以外に、汚染されて攻撃的になったオペレーターにも効果がある。
タロスIに配備された設備を使った立ち回り
タロスIの内部には、携行可能な小型タレットや、衝撃で爆発する可燃性タンクなど、ティフォンとの戦闘に役立つ設備が残されている。これらを上手く使いこなすことで、手持ちの武器が弱いときや、弾薬が少ないときでも強敵と対等に戦える。
例えばボンベなら、敵が近くを通ったときに撃って爆発させたり、直接放り投げてもいい。ただし後者は「レバレッジ」の能力を身に付けていないとあまり遠くに投げられず、爆発したときに巻き添えをくってしまうことがあるので注意したい。
一方タレットは、ティフォンを判別して自動的に銃撃する機能を持っていて、さらに攻撃時の銃弾は無限なため、破壊されない限りはティフォンを完全に排除するまで攻撃をしてくれる頼もしい存在だ。モーガンがティフォンの能力を多く身に付けているとティフォンと見なされて攻撃対象となってしまうが、「ハッキングII」の能力で対処すれば、モーガンを攻撃することはなくなり、引き続き味方として使用できる。
ティフォンはタレットがあるとモーガンよりも優先的にそちらを破壊しに来るので、タレットを複数置いておけば一方が破壊されている間にもう一方が攻撃してくれるという戦術が成立する。モーガンはその敵を足止めしたり攻撃したりしてサポートに回ればいい。
次の動画では、植物園の温室にいるテレパスを温室からおびき出し、あらかじめ設置したタレットに攻撃させている。温室の中にはテレパスに洗脳された人間がいて、タレットは彼らも攻撃してしまうため、生かしておきたい場合は温室のドアをロックして外に出さないようにするのがポイントだ。テレパスは撃っておびき出せば、温室の開いている天井から出てくる。
コンバットフォーカスで有利な状況を作り出して戦う
モーガンが人間の能力として修得できる唯一のPSIスキル(使うとPSIポイントを消費するスキル)がこの「コンバットフォーカス」だ。これは使用すると一定時間の周囲の時間の流れが遅くなり、レベルアップすることでその間自分は早く動けるようになって攻撃力が上がるというもの。
効果中は敵の動きが遅くなるので、攻撃を回避しつつヘッドショットや背後に回っての攻撃を狙っていける。ニューロモッド2つで得られるので、ゲーム序盤で戦いの立ち回りを身に付けるのにも有効な能力だ。
サイコショックでティフォンの能力を封じる
PSIスキルの「サイコショック」を使うと、ティフォンが持っている個別のPSIスキルを一定時間封じ込めることができる。PSIスキルを封じ込められたティフォンは、攻撃が単調になるため、こちらの火力で一気に攻めたることも可能だ。
以下の動画に登場しているテレパスは、サイコスコープでスキャンすることでサイコショックを得られる。またマインドコントロールされた人間は、同様にテレパスから得られる「マインドジャック」で容易に解放できる(解放した人間は気絶する)。
ミミックの能力でタレットやオペレーターに変身する
ミミックから得られるPSIスキル「物質擬態」は、モーガンが周囲にある物質に変身する能力だ。レベル1では単純な構造の物質が対象だが、レベル3まで上げればタレットやオペレーターなどの機械にも姿を変えられる。
オペレーターに変身すれば、タロスI外部の微重力空間のように、いつでも浮遊して移動することができるし、タレットに変身すればその強力な火力を思う存分味わえる。変身中は大量にPSIポイントを消費するので、少ないときはPSIシリンジなどで回復しておきたい。ちなみに変身する対象は壊れていても問題なく、変身中はモーガン自身はダメージを受けることはない。あまり実戦で使うことはないかもしれないが、見た目と手応えはなかなか面白いので、ぜひ一度試してみてほしい。
PSIスキルを駆使すれば、ナイトメアも怖くはない
モーガンを追いかけるように突然現われる最強のティフォン、ナイトメアだが、対処方法さえわかっていればさほど怖くない相手だ。
倒す必要がなければ別の区画へ行くか、距離を空けてどこかに隠れていればそのうちいなくなる。もし倒そうと思ったときは、攻撃効果のあるPSIスキルを使うと効果的だ。まずはサイコショックで撃ってくる光弾を止め、他のPSIスキルや武器を併用してダメージを与えていく。正面から近づくと直接攻撃をくらうので、遮蔽物などを利用して背後に回り込んで攻撃するのがベストだ。
また前述の物質擬態のPSIスキルの検証中に現われたナイトメアを、軍事オペレーターやタレットに変身して倒すことができたので、そちらの動画もご覧いただければと思う。
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