使って試してみました! ゲームグッズ研究所

連載第327回

「GOD EATER 2」/「PS Vita TV」発売記念! 「PlayStation Vita」オススメグッズをまとめてみました

「PS Vita TV」のUSB端子にアーケードスティックが使える!?

 当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。

 11月14日、「GOD EATER 2」と「PlayStation Vita TV」がついに発売された。ということで、今回はこの機会に新たにPS Vitaを購入するという方々に向けて、まず、PS Vita(PCH-2000)と、3Gモデルが継続販売中のPS Vita(PCH-1000/1100)用のオススメゲームグッズを、過去に取り上げたもの、現在発売されているものを中心にまとめてみた。

 新たに登場した「PS Vita TV」のほうは、PS VitaにはなかったUSB端子を使っていろいろなUSB機器を接続してみた。


「グリップアタッチメント」快適プレイに欠かせない!

【PS Vita 2000】

メーカー:
NYKO
価格:
未定
発売予定

 携帯ゲーム機にて快適なプレイを実現するにあたって、昨今注目が集まるグッズと言えば、なんといっても「グリップアタッチメント」だが、残念ながらPCH-2000(PS Vita 2000)用のものまだ発売されていないという状況だ。

 現在発売予定が確認されているのは、NYKOの「Power grip for PS Vita (PCH-2000シリーズ専用) 」がある。こちらの発売を待つと共に、他のグッズメーカー各社からのPS Vita 2000用グリップ発売も期待したいところだ。

【PS Vita 1000】

メーカー:
デイテルジャパン
価格:
1,380円
本連載で試してみた回:
連載第282回
メーカー:
ゲームテック
価格:
オープン(購入価格:1,980円)
本連載で試してみた回:
連載第316回
メーカー:
NYKO
価格:
24.99ドル(購入価格:3,780円)
内蔵バッテリー容量:
2,200mAh
本連載で試してみた回:
連載第310回

 PS Vita 1000用のグリップでは、好みに合わせて3つの製品をオススメしよう。まず、スタンダードにグリップを追加したいという人には、デイテルジャパンの「アシストグリップ(PS VITA1000シリーズ用)」がクセのない作りで扱いやすい。

 ホールド感を高めつつL/Rボタンもより押しやすくしたいという人には、ゲームテックの「トリガーグリップV」がオススメ。小ぶりながらも握りやすいグリップや、自然に押せる幅広なL/Rボタンなど、全体的に非常にバランスの良いグリップだ。

 がっつりと長くゲームをプレイしたいという人には、NYKOの「Power Grip for PS Vita」がオススメ。グリップの中にバッテリーが内蔵されていて、駆動時間を約1.7倍伸ばしてくれる。グリップとしての作りもしっかりとしていて、一石二鳥なグッズとなっている。

スタンダードな形状のデイテルジャパン「アシストグリップ(PS VITA1000シリーズ用)」。クセがなく人を選ばない作りが魅力だ
幅の広いトリガーでL/Rボタンが押しやすくなるゲームテックの「トリガーグリップV」。小ぶりなグリップもバランスが良く、手の小さい人にもオススメ
グリップにバッテリーを内蔵してプレイ時間を約1.7倍に延長してくれるNYKO「Power Grip for PS Vita」。そのぶん、多少重さは気になるものの、お世話になっているというPS Vitaユーザーは多いのでは?


「本体保護カバー」傷や汚れを防止しホールド感もアップ!

【PS Vita 2000】

メーカー:
サイバーガジェット
価格:
オープン価格(購入価格:1,219円)
カラーバリエーション:
ブラック / ホワイト
本連載で試してみた回:
連載第324回
メーカー:
アンサー
価格:
オープン価格(購入価格:1,344円)
カラーバリエーション:
ブラック / ホワイト
本連載で試してみた回:
連載第324回

 PS Vita 2000本体に被せてキズや汚れから保護するグッズでは、側面と背面を守り操作性への影響が少ないサイバーガジェットの「CYBER・TPUジャケット(PS Vita2000用)」がオススメ。軽量なPS Vita 2000の良さをそのままに活かせるスマートなカバーで、手に持った時の感触も良好だ。

 より保護範囲の広いカバーでは、アンサーのシリコンカバー「シリコンプロテクト VITA 2nd」がオススメ。PSボタン・スタートボタン・セレクトボタン・電源ボタン・ボリュームボタン(+/-)がシリコンカバー越しに押す作りになっていて、操作ボタン周りの開口も上手くできている。本体との一体感も良好だ。

軽量なPS Vita 2000の良さをそのままに活かせるサイバーガジェット「CYBER・TPUジャケット(PS Vita2000用)」
本体との一体感が高く、手触りも心地良いアンサーのシリコンカバー「シリコンプロテクト VITA 2nd」

【PS Vita 1000】

メーカー:
HORI
価格:
1,050円
カラーバリエーション:ブラック / ブルー / レッド
プレイステーションオフィシャルライセンス商品
本連載で試してみた回:
連載第285回
メーカー:
レイ・アウト・ゲームズ
価格:
1,480円
カラーバリエーション:ホワイト / ブラック / アイスブルー / ラズベリー / グレープ / オレンジ / ライム
プレイステーションオフィシャルライセンス商品
本連載で試してみた回:
連載第285回
メーカー:
ゲームテック
価格:
オープン価格(購入価格:1,365円)
本連載で試してみた回:
連載第289回

 PS Vita 1000用でオススメの本体保護カバーグッズは、タイプの異なるシリコンカバー3製品だ。HORIの「シリコンカバー for PlayStation Vita」はスタンダードな作りでフィット感も良好。バランスの良いカバーとなっている。

 方向キーや○/△/□/×ボタンをカバーで覆うタイプのカバーでは、レイ・アウト・ゲームズの「スリップガード・シリコンジャケット」がオススメ。表面に凸凹のついたシボ加工が施されていて滑り止め効果が高く、硬めのシリコンがぴったりとフィットする。

 方向キーや○/△/□/×ボタンも覆いつつ、背面にグリップになる膨らみもついている変わり種なカバーが、ゲームテックの「シリコングリップV」。本体との一体感が高く、グリップの膨らみを握れるのでホールド感も良好だ。

スタンダードな作りで全体的に不満点がないHORIの「シリコンカバー for PlayStation Vita」
凸凹のシボ加工が表面に施され滑り止め効果と汚れ防止効果が高いレイ・アウト・ゲームズの「スリップガード・シリコンジャケット」
シリコンカバーにグリップになる膨らみを加わえたゲームテックの「シリコングリップV」。方向キーやボタンも覆っているので、汚れ防止を重視する人に向いている


「画面保護フィルター」画面を保護する必需品!

【PS Vita 2000】

・画面をキレイに楽しみたい人向けの高品質フィルター

メーカー:
HORI
価格:
1,980円
プレイステーションオフィシャルライセンス商品
本連載で試してみた回:
連載第322回
メーカー:
サイバーガジェット
価格:
オープン価格(購入価格:648円)
本連載で試してみた回:
連載第322回
メーカー:
デイテルジャパン
価格:
680円
本連載で試してみた回:
連載第322回

・傷がつかずキレイさ長持ちの高強度フィルター

メーカー:
HORI
価格:
2,480円
プレイステーションオフィシャルライセンス商品
本連載で試してみた回:
連載第323回
メーカー:
サイバーガジェット
価格:
オープン価格(購入価格:1,219円)
本連載で試してみた回:
連載第323回

・貼り付けが苦手な人でも大丈夫な簡単貼り付けフィルター

メーカー:
HORI
価格:
680円
本連載で試してみた回:
連載第322回

 PS Vita 2000用の画面保護フィルターは、3つのタイプから選んでみた。まず、何よりも画面をキレイに楽しみたいと考える画質重視なフィルターでは、HORIの「“極上”for PlayStation Vita」、サイバーガジェットの「CYBER・液晶保護フィルム Premium(PS Vita2000用)」、デイテルジャパンの「前面保護フィルム極(PS Vita 2000用)」をオススメしたい。いずれも透明度が高く、画面の美しさをそのままに楽しめる。

 画面を衝撃から守り、フィルター自体も傷がつかない。そんな高強度のフィルターでは、HORIのアクリルパネル「タフパネル」や、従来のフィルムの作りながら高い硬度を誇るサイバーガジェットの「激硬」がオススメ。PS Vitaはタッチ操作も使うだけに画面を拭く機会も多い。そんな時にラフに拭き取っても大丈夫な安心感は魅力的だ。

 貼りやすさで選ぶなら、やはりHORIの「貼りピタ」方式は優秀。位置を決め、テープで固定し、はく離フィルムを剥がすだけの簡単手順で、誰でもキレイにフィルターを貼り付けられる。

【PS Vita 1000】

メーカー:
HORI
価格:
1,980円
本連載で試してみた回:
連載第277回
メーカー:
アイレックス
価格:
924円
本連載で試してみた回:
連載第277回
メーカー:
HORI
価格:
680円
本連載で試してみた回:
連載第277回「ピタ貼り 光沢/マット」

 PS Vita 1000用のフィルターでは、画面のキレイさを重視したものではやはりHORIの「極上」がオススメ候補に挙がってくる。光の反射を徹底的に防ぐことで色が引き締まるフィルターだ。より自然なものでは、アイレックスの「プレミアムフィルム 艶」もオススメ。貼り付けやすさで選ぶなら、やはり「ピタ貼り」をオススメしたい。


「PS Vita TV」発売! 思わぬ組み合わせでアーケードスティックが使える!

テレビで楽しむPS Vitaこと「PS Vita TV」が発売!
PS Vita TVの背面にあるUSB端子。DUALSHOCK 3かSIXAXISのみに使うものになっているが他のコントローラーも使えるのでは? というのが今回の試み

 テレビに繋いで使える最小のPlayStation「PS Vita TV」が、いよいよ発売となった。PS Vitaをベースにした据え置きハードということで、研究所が最も注目していたのは「USB端子」を持っているというところだ。

 PS Vita TVのUSB端子は、PS3用コントローラーのDUALSHOCK 3やSIXAXISをUSBケーブルで繋いで本体とペアリングさせたり、充電したり、有線接続状態で使用するために搭載されている。だが「ここに他のコントローラーは接続して使えないの?」と考えるのは当然だろう。

 まずは、DUALSHOCK 3やSIXAXIS以外のPS3用コントローラーを繋げてみたが、まったく操作できなかった。HORI「リアルアーケードPro.V3 SA」をはじめ、「ファイティングコマンダー3 PRO.」、EAGLE3 の「HKS レーシングコントローラー」などなど、スタンダードなものから特殊なものまで、取り急ぎ用意できたものを色々と試してみたものの、どれも操作は全くできなかった。おそらくPS Vita TVはデバイスレベルでDUALSHOCK 3かSIXAXISだけを認識するようになっているのだろう。

 最後に、ダメ元でPS2用のコントローラーをPS3で使えるようにする「PS2コントローラ用USBコンバーター」を試してみた。当連載でもPS3でいろんなPS2用コントローラーが使えるということで、2006年〜2009年あたりにPS3での動作を調べていたものだ。もしかしたらPS Vita TVも……ということで、多数のコンバーターの中からとりあえず「ツナイデント3PRO」を使って、PS2用アーケードスティック「リアルアーケードPro.」をPS Vita TVのUSB端子に繋げてみると……なんと動いた! メニュー画面のアイコンカーソルがスイスイとレバーで動くし、ボタンもしっかりと反応する。

 おそらくだが、コンバーターがDUALSHOCK 3またはSIXAXISとして認識されることで、PS2コントローラーが使えるようになったのだろう。「ツナイデント3PRO」上のコントローラー番号を示すランプは点滅状態(コントローラー番号割り当て前)のままなのだが、その状態でPS Vita TV側は1番のコントローラーとして認識していて、使用可能になっていた。ボタンは全て使用可能で、本来PS VitaにはないL2/R2ボタンはどちらもL1/R1ボタンになっていた。なお、「ツナイデント3PRO」のPSボタンももちろん使える。

DUALSHOCK 3/SIXAXIS以外のPS3用コントローラーは使えなかったが、PS2用のコントローラーをPS3で使えるようにする「PS2コントローラ用USBコンバーター」を繋げたところ見事に動作!しっかりと操作可能で、アーケードスティックも使えた。USB接続したコントローラーは、コントローラー番号1で使えるようになる
NEOGEO Station版「龍虎の拳」PSP用を、「ツナイデント3PRO」経由に「リアルアーケードPro.」でプレイ!

 肝心なゲームプレイの方はどうかと、「PS Vita」、「PSP」、「ゲームアーカイブス(ネオジオやPCエンジンも含む)」のタイトルをいくつか試してみたが、どれも違いはなく、特に問題なく操作できた。アーケードスティックが使えるメリットは大きく、NEOGEO StationのPSP用タイトルを筆頭に、PS Vita、PSP、ゲームアーカイブスとアーケード移植タイトルや格闘ゲームは結構な数があるし、PSPにはアーケードタイトルを複数収録をしたものもある。変化球なやり方とは言え、現状ではPS VitaとPSPタイトルのプレイにアーケードスティックを使える唯一の方法ということもあって、なかなか嬉しい結果だ。

 操作の感触も良好だ。遅延等についてはコンバーター経由の時点でわずかにあるのは間違いないものの、はっきりと不満に感じられるようなところはなかった。感覚的にはDUALSHOCK 3やSIXAXISで操作しているのと同等と思える。

 ちなみにPS Vita TVではDUALSHOCK 3かSIXAXISを2個まで同時に利用できるが、USB端子に繋げたものは前述のように1番に割り当てられる。PS2コントローラ用USBコンバーターを繋げても、先にDUALSHOCK 3やSIXAXISが先に1番で認識されていると動作しないので、PSボタン長押しのメニューから1番を開けないといけなかった。この点には注意が必要だ。

 さて、PS2コントローラ用USBコンバーターと一言にいってもたくさんの種類があるが、どれでも使えるのかというと、そうではなかった。調べてみたところ、まず前提としてコントローラーを最初に認識させるための「PSボタン」が必須になってくる。この時点で結構な製品が無理ということになる。また、PSボタンの機能をコンバーター本体なりDUALSHOCK 2のモード切替ボタンで実現しているものでも、PS Vita TVでは動かないものがほとんどだった。おそらくだが、先の憶測のように“DUALSHOCK 3かSIXAXISとして認識してされるコンバーター”でないとダメなのだろう。試してみた結果は以下の通りだ。

【PS Vita TVでのPS2コントローラ用USBコンバーターの動作状況】
製品名 PS Vita TVでの動作
ゲームテック「ツナイデント3PRO」
サイバーガジェット「CYBER・プログラマブルアダプタ」 ×
ゲームテック「シンプルツナイデント3」 ×
ゲームテック「ツナイデント3」 ×
サンワサプライ「JY-PSUAD1」 ×
エレコム「JC-PS201USV」 ×
音ゲーム用などの特殊コントローラーはどうかと「タタコン」を試してみたが、こちらも問題なし。「DUALSHOCK 2」のキーやボタンを割り当てているタイプの製品なら大丈夫だろう

 ゲームテック「ツナイデント3PRO」以外は残念ながら動作しなかった。「CYBER・プログラマブルアダプタ」はコンバーター本体にPSボタンがあるし、「ツナイデント3」はDUALSHOCK 2のモード切替ボタンでPSボタンと同じ操作ができるのだが、どちらもPS Vita TVでは使えるようにならない。DUALSHOCK 3、SIXAXIS以外のコントローラーとして弾かれてしまっているのだろう。

 「ツナイデント3PRO」との組み合わせで使用できるPS2用コントローラーはというと、PS2用純正コントローラー「DUALSHOCK 2」と、HORIのアーケードスティック「リアルアーケードPro.」は問題なく利用できた。「DUALSHOCK 2」は左右のアナログスティックもしっかりと動作する。なお、アーケードスティックは「リアルアーケードPro.」に限らず、「DUALSHOCK 2」のデジタルコントローラーとして動作しているものなら、おそらく問題なく使えるだろう。

 特殊なコントローラーとしては、PS2用の「タタコン」も試してみた。「タタコン」は面の左半分が方向キー、面の右半分が○/△/□/×ボタン、フチの左がL1/L2ボタン、フチの右がR1/R2ボタンになっているのだが、PS Vita TVで試してみたところ、こちらもしっかりと動作した。こうした専用コントローラーも「DUALSHOCK 2」のキーやボタンを割り当てているものなら動作すると考えていいだろう。

 かなり限定された組み合わせとなったが、PS Vita TVでPS2用コントローラーが使えるというのは、嬉しい限り。アーケードスティックが使える恩恵はなかなか大きい。ただし、今後のシステムソフトウェアのバージョンアップによっては、今回動作した「ツナイデント3PRO」も使えなくなる可能性はある。自己責任でお試し頂きたいと思う。

(ゲーム環境向上委員会)