山村智美の「ぼくらとゲームの」
連載第9回
ゲームと映画とガンプラであっという間に過ぎてしまったゴールデンウィークの話
(2016/5/11 12:00)
この連載は、ゲーム好きのライター山村智美が、ゲームタイトル、話題、イベント、そのほかゲームにまつわるあれやこれやを“ゆるく”伝えるコラムです。毎週、水曜日に掲載予定。ちなみに連載タイトルは、本当は「ぼくらとゲームの間にある期待の気持ち」。新しい体験の、その発売を、いつでも楽しみにしている期待の気持ち。そのままだと連載タイトルとしては長すぎたので……「ぼくらとゲームの」。
ゴールデンウィークが終わってしまいましたねー。
皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?
ちなみに、次の祝日は……なんと7月18日の海の日までありません!!
祝日が2カ月以上ないとかすごい。
……夢も希望もあったもんじゃないよね!
でも、ゲーム好きのゴールデンウィークというか黄金体験はこれから始まるんですよ。
なんと言っても、「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」がついに発売です(5月10日より発売中!)。
僕は、5月10日0時のDL版プレイ解禁から「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」をプレイしはじめ、5~6時間ほど遊んで朝を迎え、そこからこのコラムを書いているわけですが、
最高ですよ。最高!
導入部のプレイシーンからタイトル画面が現われたときには、
「うわぁぁぁぁ!最高過ぎる!! 神よ、ノーティドッグよ!! 待ってて良かったよ-!」
なんて奇声をあげながらジタバタと身をよじったほど。
きっとこのコラムが掲載されている頃には、世界中から絶賛の声が渦巻いていることでしょう。
最高!!
ゲームシーン的にはゴールデンウィーク中に「ペルソナ5」(9月15日発売!)や「バトルフィールド 1」(10月21日発売!)が発表されましたし、
往年のハードボイルドなADVゲームが好きだったという人は、元CINGの金崎氏が手がけたニンテンドー3DS用のダウンロード専用タイトル「-CHASE- 未解決事件捜査課 ~遠い記憶~」も、こちらのインタビューと共にお見逃しなく。5月11日よりニンテンドーeショップにて配信開始です。
そんなわけで、ゴールデンウィーク中も、GWが終わってからも熱い話題だらけなわけですが、6月に入ると程なくして世界最大のゲーム関連発表の場と言える「E3 2016」もやってきます。そこでまた新たな話題が加わって、暑くて熱い夏、怒濤の9月と10月、そして年末へとなだれこんでいくわけです。
楽しみなものが多すぎて、
時間が足りなさに本当にまいっちゃうね。
僕のゴールデンウィークは、
「オーバーウォッチ」のオープンβテストをプレイしまくり。
「ダークソウル III」は最初のキャラで3周クリアした後に(最終的に運全振りのアンリ直剣キャラに)、2キャラ目は呪術キャラを作ってそっちでも2周クリア。
ある日には、3Dゲームグラフィックスの識者としてお馴染みテクニカルライター西川善司さんのお宅で催された「ストリートファイターV」対戦会にお邪魔させて頂いたり。
このようにゲーム三昧の日々でした。
予想外にハマったのが「オーバーウォッチ」。6対6のチーム対戦スタイルFPSですが、FPSとは言っても使用キャラクターの「ヒーロー」それぞれにアビリティ(技能)とロール(役割)があって、アビリティを駆使してのチーム内バランスと連携が問われるスポーツ寄りなタイトル。繰り返し遊べるスルメゲーとして大注目です。
他には、マーベル・スタジオの最新映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を観たり、ガンプラを作ったりといった感じだったのですが、
「シビル・ウォー」面白かったですねー。
特にアクションシーンの映像に驚いたんですけど、カメラをがっくんがっくん揺らしながら、ものすごく速いアクションを映しているのに“細かな動きが妙にくっきり見える”という不思議な映像になっていました。
あれだけカメラを揺らしながら、構図もダイナミックでスピードも速いと、「何をやっているのかわかるようでわからない」みたいな映像になりがちだと思うんですけど、「シビル・ウォー」はちょっとした牽制的な小技までくっきり認識できるのが上映中からずっと不思議に感じてました。何か独自な工夫や技術があるんでしょうね。
もちろんアクションだけでなく全編にわたってものすごく面白かったので。
まだの人はぜひ。僕ももう1回観たいぐらい。
映画の話題では他にも、5月14日からは「世界から猫が消えたなら」がいよいよ公開になるので、感動したい&泣きたい派な人はこちらをぜひ。見逃せません。
ではでは、今回はこのへんで。また来週。