PS3/PS Vitaゲームレビュー
超ヒロイン戦記 (スーパーヒロインクロニクル)
10作品のヒロインが集結! カワイイだけじゃない! こだわりのバトルシステムを搭載!
- ジャンル:
- シミュレーションRPG
- 発売元:
- プラットフォーム:
- PS Vita
- PS3
- 価格:
- 7,480円
- (PS Vita)
- 8,480円
- (PS3)
- 発売日:
- 2014年2月6日
- プレイ人数:
- 1人
- レーティング:
- CERO:C(15歳以上対象)
(2014/2/26 14:30)
2月6日、バンダイナムコゲームスは、プレイステーション 3/PlayStation Vita用シミュレーションRPG「超ヒロイン戦記」(スーパーヒロインクロニクル)を発売した。価格は、PS3版が8,480円、PS Vita版が7,480円。初回封入特典は「ペラかみちゅう体温計」。本作は、「クイーンズブレイド スパイラルカオス」や「クイーンズゲイト スパイラルカオス」を手がけたチームが開発を手がけている。
今回はPS3版をプレイしてみた。データインストールは必須で、1,377MB以上の空き容量が必要となる。早速、全10作品のヒロインが登場する本作の魅力を紹介していきたい。
作品の垣根を越え、新旧10作品からヒロインが登場! オリジナルストーリーながら、原作を反映したストーリーも収録!
全10作品からヒロインが参戦する本作。「ひぐらしのなく頃に」や「ゼロの使い魔F」といった誰もが知っている作品から、現在放映中の「そにアニ」の主人公「すーぱーそに子」に至るまで、幅広いラインナップになっている。さらにノエル=風祭(CV:佐藤利奈さん)、める=らんしぇる(CV:金子寿子さん)、クロード(CV:下野紘さん)ら、オリジナルキャラクターも登場する。
※各作品からの登場キャラクターに関しては公式HPを参照いただきたい
この10作品のキャラクターが一堂に会するのは本作が初めてなので、ストーリーは当然オリジナルだが、雛見沢村でオヤシロさまが……というように原作を反映したストーリーも用意されている。
シナリオ会話はボイスは無しだが、戦闘シーンやシナリオ間に1回だけ1人のヒロインと会話できる「フリートーク」におけるヒロインはボイス有りになっている。また、特定のシナリオでは複数作品のキャラクターによるオリジナルアニメーションが挿入される。本作だけでしか見ることのできない必見のアニメーションだ。
基本はベーシックなシミュレーションRPGのシステムながら、独自の戦闘システムを数多く搭載!
マス目で区切られたステージ上でコマンドを使ってユニットを操作するというベーシックなシミュレーションRPGのシステムながら、独自の戦闘システムが数多く搭載されている。
ユニットの基本的なコマンドは、移動/待機/攻撃/スキルの4つ。攻撃や待機の後には4方向から向きが選択できる。どの向きから攻撃するか、されるかは命中率などに関わってくる。
スキルは使ってもユニットの行動ターンは消費されないという自由度が高めのコマンドになっている。このため、移動先でスキルを使っても、キャンセルすれば元の位置に戻り、続いて別の場所へ移動し、再びスキルを使ったりすることができる。
攻撃は、複数の攻撃技を組み合わせて行なう。技の使用にはAPを消費するため、APがない場合には攻撃できない。これは敵・味方同様なので、わざと敵に攻撃させて、APを消費させてしまえば、敵は防御するしかなくなる。
ユニットには通常のHPの他に、ATK/SPD/HITと3種類の能力HPが存在する。敵をノックダウン(撃破)するには、通常のHPを0にするか、3種の能力HP全てを0にする必要がある。どの能力HPにダメージを与えやすいかは、攻撃時に使用する技に依存する。
能力HPはターン開始時に一定量回復するが、破壊されるとそのステージでは回復しなくなってしまう。例えば、能力HP:ATKが0になると攻撃不能になるなど、1つでも0すればかなり有利になるが、逆にやられてしまうと大きな痛手となってしまう。
この能力HPは他の戦闘システムに大きく関与してくる。まず、本作にはソウルリンクというものがある。ソウルリンクには、発動に必要なエリア「シンパシーエリア」に同じソウルを習得しているユニットが1人以上存在する場合に、ターン開始時にHP5%回復といった効果がある。
シンパシーエリア内に味方ユニットがいるときに攻撃すると、ソウルシンパシーに必要なソウルクリスタルが最大3個まで蓄積される。
ソウルシンパシーは、攻撃ユニットがATK/SPD/HITのいずれかの能力HPを0にした時に、シンパシーエリア内にいるユニットに加勢してもらい、追加で能力HPにダメージを与えることができるシステムで、1回使用するごとにソウルクリスタルを1つ消費する。
HPと3つの能力HPを同時に0にすると、W(ダブル)インパクトが発動する。表示されたコマンドを制限時間内に入力することで最大3回までの追撃が可能になるシステム。Wインパクト時には、ボーナスとしてアイテムが獲得できるので、狙える場面では狙っておきたい。なお、本作では戦闘アニメをON/OFFできるが、OFFにしていると、ソウルシンパシーやWインパクトは発動しない。
他にも、攻撃をしたり、能力HPを0にしたりすることで、蓄積され、特殊な技の使用などに関わるヒロイックブースト、マップ上で直接対象を攻撃できる遠距離攻撃、属性といったシステムなども存在する。
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