オンラインモードも充実したシリーズ最新作
- ジャンル:
- 超音速・大破壊シューティング
- 発売元:
- 開発元:
- プラットフォーム:
- Xbox 360
- PS3
- 価格:
- 8,380円
- 発売日:
- 2011年10月13日
- プレイ人数:
- 1人(オフライン)/2~16人(オンライン)
- レーティング:
- CERO:C(15才以上対象)
株式会社バンダイナムコゲームスは、プレイステーション 3/Xbox 360用超音速・大破壊シューティング「ACE COMBAT ASSAULT HORIZON(エースコンバット アサルト・ホライゾン)」を10月13日に発売した。
PS用として1995年に発売された「ACE COMBAT」から連綿と続くシリーズの最新作である本作は、戦闘機以外にもヘリコプターやガンシップ、爆撃機などを操ることができるほか、新システムを搭載することにより、大迫力のドッグファイトを誰もが直感的に楽しめるなど、新たな楽しみ方が満載された意欲作となっている。
本校では、これらの新たに追加された要素を中心に、本作の魅力と内容について紹介していこう。
■ 近未来の現実世界が舞台のキャンペーンモードでは
豊富な機体によるバリエーションに飛んだミッションを用意
最初のミッションは、主人公のビショップが見る悪夢の中が舞台。本作の画面の見方や基本的な操作方法がわかるチュートリアル的な内容となっており、遊びながらゲームの基本的な進め方を習得できる |
まずは、ストーリーに沿って1人でゲームを進めていくキャンペーンモードの紹介をしていこう。物語は2015年の東アフリカから始まる。シャーク(鮫)のペイントをした戦闘機に撃墜される悪夢を見た日、ウォーウルフ隊を率いるとともに戦闘ヘリや爆撃機などを含めた第108タスクフォースのリーダーでもあるウィリアム・ビショップ中佐は、親友でありウイングマンのホセ・“ガッツ”・グティエレス大尉やロシア軍のイリッチ少佐らとともに、連合軍の基地に攻め込んできた反政府軍との戦闘に出撃する。
首尾よく反政府軍を撃退したものの、ビショップとともに出撃し、この戦闘中にベイルアウトしたロシア軍のイリッチ少佐は、反政府軍の捕虜となってしまう。イリッチ少佐を救出するため、ヘリ部隊を出動させる連合軍だったが、反政府軍の激しい抵抗にあう。「たかが1パイロットにどうしてこんなに抵抗するんだ?」といぶかしがる隊員たち。
なんとか無事にイリッチ少佐の救出に成功したものの、離脱しようとする反政府軍のトラックを臨検しようとしたところ、謎の大爆発を起こすことに。反政府軍が持つこの新型爆弾“トリニティ”を巡る戦いは、やがて世界中を巻き込む大きな戦いへと発展していく……。
このようなオープニングから、物語の歯車は回り始めていく。本作のキャンペーンモードの大きな特徴として、これまでのシリーズとは違い、戦闘機はもちろん、戦闘ヘリやドアガンナー、ガンシップ、爆撃機といった様々な航空兵器に搭乗して、それぞれ異なるアクションシューティングを体験できるミッションが用意されていることが挙げられる。
もちろん、これまでの「ACE COMBAT」シリーズと同様に、戦闘機によるミッションがメインとなっているものの、ドアガンナーやガンシップのように自動で移動していく中を目標を攻撃するだけの簡単なものから、戦闘ヘリのような戦闘機とはまったく違う操作が求められるものまで、バリエーションに富んだミッションが用意されており、プレーヤーを飽きさせないつくりとなっている。
また、主人公となるビショップ中佐だけでなく、ヘリ部隊を指揮する“ディーレイ”や、爆撃機のパイロットであるリール少佐など、異なる視点から戦争を見ることができるのもポイント。彼らが協力しあって進めていくミッションも多数用意されており、戦闘機の1パイロットとしての視点だけではなく、多くの視点から戦場を見ることができるようになっている。
■ わかりやすい操作でエースパイロット気分が味わえる
新システム“クロスレンジアサルト”を使いこなせ!
DFMに入ると自機と敵機がアップで表示されるようになり、まるで映画のワンシーンを見ているかのような、大迫力な演出のドッグファイトを楽しむことができる |
本作には、“クロスレンジアサルト”(以下、CRA)というシステムが用意されており、CRAを利用することで簡単にターゲットを次々と破壊していく爽快なプレイが可能だ。
CRAには、戦闘機とマルチロールが敵機に対して行なえる“ドッグファイト・モード”(以下、DFM)と、攻撃機とマルチロールが地上の目標に対して行なえる“エアストライク・モード”(以下、ASM)の2つが用意されており、それぞれの目標に対して、強力な攻撃を仕掛けられるようになっている。
ここからは、本作の大きな特徴といえるこの2つのモードについて詳しく紹介していこう。
・ 敵機の背後に食らいついて離さないDFM
敵機を画面の中心にとらえれば強力な攻撃が可能
戦闘機とマルチロール機を使用中、敵機の背後からある程度の距離まで接近すると、緑色に点滅するクロスレンジサークルが表示され、DFMに入ることができる。DFM中は、ある程度まで自動で敵機の背後を追尾してくれるため攻撃をしかけやすくなっており、攻撃サークル内に敵機をとらえ続けることで、ミサイルの命中率が上がったり威力が大きくなるといったメリットがある。
DFMはプレーヤーだけのものではないので、逆に敵機からDFMを仕掛けられることもある。敵機からDFMを仕掛けられた場合は、加速してDFMの範囲外に離脱するか、リスクはあるものの、特定の条件を満たすことで相手の背後を取る“カウンターマニューバ”を仕掛けることも可能だ。
このように本作では、DFMがあることで手軽に敵機の背後から攻撃を仕掛けながら敵機を次々と撃墜していくことができ、非常に爽快感のある戦闘が楽しめた。これまでの「ACE COMBAT」シリーズでは、敵機の背後をとるために、敵の進行ルートを予測しながらの機動がメインで、慣れないうちは敵機の補足に時間がかかっていたが、今作では、DFMがあることで敵機の補足にかかる時間が大幅に短縮され、スピーディーな戦闘が楽しめるようになっている。
敵機の背後をとり続けられるということで、これまで自分の腕で敵機を撃墜してきたプレーヤーにとっては簡単すぎるように思えるかもしれないが、単にDFM中に入れば攻撃できるわけではなく、カウンターマニューバを受けないように敵機との距離を調節したり、効率よくミサイルチャージで攻撃するには、画面内を動き回る敵機を攻撃サークル内に捕らえ続ける必要があるなど、しっかりとゲーム性も構築されている。
車でいえばマニュアル車だったものがセミオートマ車になったようなもので、オートマ車ほど楽なわけではない。何よりも、従来の「ACE COMBAT」シリーズとはまったく違うドッグファイトになっており、DFMがあるからこその戦術やコツをつかみ取っていく楽しさを感じることができた。
・ 強力な対地攻撃が行なえるASMを利用して
地上の目標物を次々に破壊せよ!
対空戦闘で役立つDFMと同様に、攻撃機とマルチロール機は地上の目標物に対してはASMを仕掛けることができる。ASMを仕掛けるには、マップ上にあるASMパスと呼ばれる飛行ルートの入り口をターゲットした状態でクロスレンジサークルが表示されるまで接近し、コマンドを入力すればいい。
ASMに入ると、ASMパスという対地攻撃用のルートが表示され、このルート内を飛んでいる間は、ミサイルや特殊兵装のリチャージ時間が短くなり、地上の目標物を次々とターゲットしながら攻撃できるようになる。密集した地上の目標物を攻撃する場面では、ASMが利用できることが多いので、ASMパスを見かけたら積極的に利用しよう。
ASMの弱点としては、ASMパスの左右に表示されるサイドコーンの外側に出たり、敵機にDFMを仕掛けられると即座にASMが解除されてしまう点が挙げられる。特にサイドコーンの内側を飛行しなければならないため、敵機に飛行ルートを読まれやすく攻撃を回避しにくい点には十分注意したい。ミサイルアラートが鳴ったら、上昇と下降を繰り返してミサイルを避ける機動をしながら対地攻撃できるようになれば、より生存率も上がっていくはずだ。
このように本作では、対空・対地の敵に対して有効なDFMとASMを利用することで、より多くの目標を破壊することができる。また、DFMが利用できるのは戦闘機とマルチロール機のみ、ASMが利用できるのは攻撃機とマルチロール機のみとなっていることで、機体の種別の差がより明確になったのも特徴の1つといえる。
空対空に特化した戦闘機と対地攻撃に特化した攻撃機に対して、DFMとASMの両方が行なえるマルチロール機は汎用性が高く、使いこなすことができれば対空・対地の両面で獅子奮迅の活躍をすることも可能だ。ただし、マルチロール機は全体的に戦闘機より機動性が低かったり、攻撃機よりも攻撃力が低かったりと、ある意味器用貧乏になりかねない中途半端さも持っているのも心に留めてもらいたい。
このように、本作では、ミッションの内容や目的に合わせて、戦闘機、マルチロール機、攻撃機の種別を選ぶ楽しさが増している。これまでの「ACE COMBAT」シリーズよりも、DFMとASMのどちらが役立つのかを考えながら搭乗する機体を選ぶことも大事で、種別ごとの個性がより増したように感じられた。
■ 2チームに分かれてのチーム戦が熱いオンラインモード
定番のデスマッチや協力プレイ専用のルールも用意
こちらは3人までのプレーヤーで協力してプレイする“ミッションCO-OP”の1シーン。「自信がないし対戦プレイはちょっと……」という人は、この協力プレイでオンラインモードに慣れながら、ほかのプレーヤーの動きを参考にしてみてはいかがだろうか |
続いてオンラインモードに関する情報をお届けしよう。まず、オンラインモードで同時プレイ可能な人数については、16人までのプレーヤーが参加して対戦ができるほか、3人までの協力プレイも可能となっている。
プレイできるルールは、2つのチームに分かれてお互いのHQ(司令部)を攻撃し合う“首都攻防戦”と拠点を奪い合う“ドミネーション”、自分以外のすべてのプレーヤーが敵となる“デスマッチ”、他のプレーヤーと協力してミッションをプレイする“ミッションCO-OP”の4種類。
中でも、チーム戦である“首都攻防戦”と“ドミネーション”では、チームの勝利を目指すのにさまざまな機体と役割が求められることもあり、人気の高いルールとなっている。ここでは、この2つのルールについて詳しく紹介していこう。
・ 互いのチームのHQを攻撃しあう“首都攻防戦”
対地攻撃が必要な場面が多く攻撃機でも活躍しやすい
“首都攻防戦”は互いのHQを攻撃することが目的となっており、マップ中央のTGTをすべて破壊して占拠することで、HQへのASMパスが表示されるようになっている。HQは非常に耐久力が高く、ASMを仕掛けないとロックオンできないため、RADARを占拠した状態を長く維持して、HQにASMを仕掛け続けることが勝利のカギとなる。
また、マップ内に配置されているBASE(拠点)は攻撃することで占拠でき、撃墜された際のリスポーン(再出撃)地点にできる。多くのBASEを占拠しておけば、戦場に素早く復帰することができ有利だ。このため、HQにASMを仕掛けられ、対地攻撃に優れた攻撃機やマルチロール機が活躍しやすいルールとなっている。
ただし、戦闘機や攻撃ヘリにも、RADARやHQ付近の制空権を得るという役割があるため、まったく役に立たないというわけではない。目まぐるしく変化する戦況の中、チームのために自分が今何をするべきなのかを考えて、さまざまな機体に乗り換えていくことが求められるルールともいえる。
・ マップ内のBASEを奪い合う“ドミネーション”
BASEを占拠しやすい攻撃ヘリを使うことも考えたい
“ドミネーション”は、マップ内の特定の場所にある占領エリアにあるBASEを占拠することで、占領スコアゲージが加算されていき、一定数占領スコアが貯まったチームの勝利となるルール。BASEはマップ内に3つ存在するため、複数のBASEを占拠して、相手チームよりも占領スコアが増加する状態にすることが重要だ。
BASEは中立の状態からスタートし、中立のBASEは緑色に表示される占領エリア内にとどまることで占拠できるようになっている。占領エリアは比較的狭い範囲となっているため、戦闘機よりも同じ場所に留まり続けやすい攻撃ヘリが占拠しやすい。なお、相手チームに占拠されたBASEに対しては、攻撃して破壊することで中立の状態に戻すことが可能。
相手チームが占拠しているBASEにはASMパスが用意されているため、マルチロール機や攻撃機の対地能力の高さが光る場面もあるものの、BASEは“首都攻防戦”のHQほど耐久値が高くなく、ASMをしなくてもロックオン可能なため、戦闘機のミサイルでもなんとか破壊可能となっている。そのため、戦闘機で制空権を奪いながら時には対地攻撃の手伝いをする、という遊び方でもチームに貢献できる。
このように、“ドミネーション”は“首都攻防戦”よりも対空能力の高い機体が役立ちやすいルールといえる。また、占領スコアゲージが貯まるまでの間は戦闘が継続されるため、一気に押し切られることが少なくシーソーゲームになりやすいのが魅力だ。ただし一発逆転の要素はないため、劣勢の場合でもBASEの占拠を第1に考えて動いて、着実に占領スコアゲージを貯めていくことを心がけたい。
【占領エリア内に留まってBASEを占拠せよ!】 | ||
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緑色の占領エリアは中立拠点。この占領エリアに留まることで、画面中央にある占領エリアゲージが貯まっていく | 青色の占領エリアになれば占拠完了。占拠した拠点からは左上にある占領スコアゲージが加算されていくようになる | 赤色の占領エリアは相手チームの占拠している拠点。周囲の地上物からの攻撃は激しいものの、拠点を破壊すれば中立に戻すことができる |
オンラインモードをプレイした感想としては、時おり通信ラグを感じて操作不能になってしまうことはあるものの、セッション参加時にホスト役のプレーヤーとの通信品質も確認できるため、それほど気にならないレベルといえる。何より“首都攻防戦”や“ドミネーション”での、DFMとASMが重要な要素となるチーム対戦が非常に面白く、ついつい長時間プレイしてしまうほどだった。
また、オンラインモード中はボイスチャットが可能となっており、ほかのプレーヤーとコミュニケーションをとりながら対戦したり協力したりする楽しさは、1人でプレイするキャンペーンモードとは違った面白さが感じられた。ヘッドセットの準備やそれぞれの家庭環境などにより、なかなか難しい場合もあると思われるが、可能な方はぜひヘッドセットを用意してオンラインモードをプレイすることをおすすめしたい。
■ オンラインモードとフリーミッションではスキルによる強化が可能
数あるスキル中から自分だけの組み合わせを選んでいこう
1つのスキルセットには6つまでのスキルを登録できる。搭乗する機体の種別や目的、ルールに合わせたスキルセットを用意しておきたい |
オンラインモードと1人で好きなミッションをプレイするフリーミッションモードでは、スキルを装備することによって、自機の性能を強化することが可能だ。
スキルには武器の威力を上げたり搭載数を増やすものや、機動性や防御力を上げるなど、単純に機体の性能が上げるもののほか、DFMやASMに入りやすくなったりカウンターマニューバが自動で発動するようになるものまで多岐に渡る。この中から1セットにつき6つまでのスロットに自分の好きなスキルを登録することができるので、目的やミッションに合わせてスキルを組み合わせよう。なお、スキルセットは合計で6セットまで登録できるので、目的にあったスキルセットを用意しておけば、ミッションやルールが変わった場合も素早く交換できるようになっている。
6つのスキルスロットの内、1番上のスキルスロットは“フレンドリーアシスト・システム”(以下、FAS)に対応した特別なスロットになっている。FASとは、登録したスキルが同じ小隊内の味方にも効果をおよぼすというもので、FAS対応のスキルをFASスロットに登録することで、自分だけでなく、同じ小隊内の仲間の能力にも影響をおよぼすことが可能だ。なお、オンラインモードにおける小隊は最大4人で編成されるため、FASスロットを利用すれば最大で9つまでのスキルの恩恵を得ることができる。
スキルは、オンラインモードやフリーミッションモードをプレイした後に手に入るポイントでアンロックしたり、オンラインモードの“ミッションCO-OP”やフリーミッションモードで特定の条件を満たすことで手に入れることができる。これにより、オンラインモードやフリーミッションでプレイしているだけで自然とスキルをアンロックすることができ、新たなスキルの組み合わせを試したくてオンラインモードやフリーミッションモードに出撃し続け、そうしているうちに新たなスキルをアンロックできる……と、少しずつ使えるスキルの組み合わせが広がっていく面白さを感じることができた。
実際筆者も、キャンペーンモードクリア後はオンラインモードとフリーミッションを中心に20時間ほどプレイしているが、取得していないスキルは多数残っており、まだまだ楽しんでいけそうな印象だ。キャンペーンモードをクリアした後は、このさまざまなスキルの組み合わせを試しながら、自分だけの戦術を編み出していく面白さをぜひ体験していただきたい。
■ 豊富な機体による多彩な戦術が楽しめる良作フライトシューティング
オンラインモードややり込み要素も充実しボリュームも十分
本作は、豊富な航空兵器と専用ミッションのほか、DFMやASMによりスピーディで破壊力のある戦闘が味わえるCRA、ドッグファイトだけではなくさまざまな種別の機体や攻撃ヘリが入り乱れての戦闘が楽しめるルールを含めたオンラインモードなど、本作はさまざまな新要素を備えた内容となっている。
いくつか気になった点として、キャンペーンモードで戦闘前のブリーフィングがなく、対空・対地のどちらの特殊兵装にするかわかりにくかったり、スキルの登録時に通常のスキルスロットとFASスロットのスキルの交換をする際に登録を一旦解除する必要があったり、せっかくFASスロットがあるのに事前に登録したスキルセットしか交換できないため、同じチームのメンバーとFASスロットのスキルの組み合わせを相談して交換しにくいことなどが挙げられる。いずれも慣れてしまえばどうということはないちょっとした不満点だが、プレーヤーが快適に遊べるようにもう少し気を使ってくれてもよかったのではないか、と思った。
また、こちらは不満点というわけではないものの、トンネルをくぐり抜けていく場所がなかったり、“トリニティ”以外に現実にはあり得ないような架空兵器が登場しないなど、「ACE COMBAT」シリーズではお約束ともいえる要素があまりないのも少し寂しさが感じられた。舞台が架空の世界ではないため、こういった要素は入れにくかったのかもしれないが、ゲームならではのいい意味での豪快な“バカっぽさ”がもう少し欲しかったというのが、シリーズの1ファンとしての筆者の正直な感想だ。
とはいえ、簡単なものからちょっとした隠し要素となっているトロフィー(実績)や、スキルや機体カラー、コールサインなど150種類以上にもおよぶアンロックなども豊富にあり、こういった要素を探す楽しみがあるのも嬉しいところ。何よりも対人ならではの駆け引きが楽しめるオンラインモードのほか、フリーミッションのスコアを競い合えるオンラインランキングなど、腕に自信がある人にとっては全世界のプレーヤーと思う存分に競い合える環境も用意されており、こういった要素が好きな人にとっては、ある意味いつまでも遊び続けられる内容といえる。
以上のように本作は、CRAを中心とした新システムによって手軽にエースパイロット体験ができるだけではなく、その新システムを生かしたオンラインモードなども備えた、遊びごたえのある内容となっている。「ACE COMBAT」シリーズのファンやフライトシューティングが好きな人はもちろん、オンラインで腕を競い合うことが好きな人ややり込み甲斐のあるゲームを求めている人にもおすすめしたい1本だ。
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(2011年 11月 15日)