★Xbox360ゲームレビュー★

銀河を駆けめぐり人類を救え!
物語、戦闘、全てがパワーアップしたARPG

「Mass Effect 2」

  • ジャンル:アクションRPG
  • 開発元:BioWare
  • 発売元(日本国内):マイクロソフト
  • プラットフォーム:Xbox 360
  • 価格:7,140円
  • 発売日:1月13日
  • CEROレーティング:D(17歳以上対象)
  • プレイ人数:1人


 海外で非常に高い評価を得ているBioWareのSFアクションRPG「Mass Effect 2」がついに日本でも発売される。本作は日本語字幕版であるが、道行く人々の何気ない会話まで全て字幕が用意されているので、英語が苦手なユーザーでもどっぷりと世界に浸ることができる。

 SFとは、あえてエキセントリックな問いかけをすることで「人間とは何か」を問いかける、奥深いジャンルである。本作に溢れるSFマインドは「人類が進むべき未来」を考えさせられる。しかし、もちろん重厚で小難しいだけの作品ではない。本作の本質は、奇妙な異星人達と力を合わせ、広大な宇宙を宇宙船で駆け回り、悪役をばったばったとなぎ倒すという、痛快冒険活劇である。小難しいことは考えず、楽しく冒険したい、という人にもオススメな作品だ。

 主人公シェパードはプレーヤーの選択で腹黒いダークヒーローにも、正義と慈愛に満ちた宇宙の英雄にもなれる。銀河を駆け抜け、人類を危機から救う大冒険が幕を上げるのだ。


■ 乗船の爆発から始まる衝撃のストーリー。人類を救うために蘇った英雄の旅立ち

シェパードは能力、外見を細かくカスタマイズできる。性別でもストーリーが変わっていく。前作をプレイした人はデータの引き継ぎができる
人類を最優先にして過激な行動を繰り返す組織サーベラスのリーダー、イルーシブマン。彼の本当の思惑とは?
銀河に点在するマスリレイ。この発見で、地球人類は異星人との遭遇を果たした

 「Mass Effect 2」は、人類が宇宙進出を果たした未来の物語だ。火星を探査した人類はそこで先史文明である「プロセアン」の遺跡を発見、さらに銀河に点在し、様々な場所へと瞬時に移動できる「マスリレイ」を発見、太陽系を遙か離れた行動半径を持つに至った。その後人類は様々な異星人達が結成する銀河統治組織「評議会」に加入するようになった。

 前作「Mass Effect」では人類で初めて評議会のエージェント「スペクター」となった地球人「シェパード少佐」の活躍が描かれた。評議会を始めとした、多くの異星人達が繋がる銀河文明と、様々な種族の歴史、新参者として苦難の道を歩む地球人といった世界を舞台に、絶大な権力を利用して陰謀を企むスペクター・サレンとの対決、この世界の基礎となるプロセアンの遺跡に隠された秘密が明らかになるという、壮大なスペースオペラが展開した。

 本作「Mass Effect 2」は前作と同じシェパードが主人公となる。ゲームがスタートした瞬間、前作で彼と共に宇宙を駆けめぐった宇宙船「ノルマンディー」は謎の宇宙船に撃沈され、シェパードは宇宙に放り出されてしまう。シェパードは地球人類の幸福を至上とするシンジケート「サーベラス」によって、2年間の治療により蘇生する。サーベラスのリーダー「イルーシブマン」はシェパードに新たな宇宙船「ノルマンディー SR-2」を与え、現在宇宙で進行している人類を脅かす事件の調査を依頼する。

 イルーシブマンから指示された星は人類の植民星の1つ。さっきまで人間がいたに違いないその場所に人影はなかった。現在、辺境惑星の多くで、地球人類のみが惑星ごと失踪するという事件が頻発しているという。シェパードは調査に赴いた星で、人類が連れ去られた後、ただ1人残っていた異星人クォリアンを発見する。彼は恐怖のあまり正気を失っていた。彼が目撃したのは何なのか? それを調査していく中で、シェパードは人類を脅かしつつある陰謀を察知する。

 前作をプレイしていたプレーヤーは前作のデータを引き継ぐことができる。前作での決断によって、登場人物との関わり合いも変わっていく。もちろん、前作をクリアしていても、前作との繋がりを断ち切って、今作から新たにプレイすることも可能だ。「Mass Effect 2」ではプレーヤーの容姿を細かく設定することが可能で、ファーストネームも自由に選べる。性別によってゲームの展開は大きく変わっていく。男性主人公ならば女性の仲間と、女性主人公ならば男性の仲間とのロマンスも可能となっている。

 「Mass Effect 2」は前作以上に「幅」を楽しむゲームだと感じた。本作ではストーリーの始めの方で敵が待ちかまえるであろう場所が明らかになり、そこでの戦いのために仲間を求めて銀河をかけめぐる。そこでは魅力的なキャラクターとの出会いが待っており、異星人ならではの歴史や風俗に根ざしたストーリーが展開していく。前作は1つの大きな「幹」となるストーリーを中心に、各キャラクターのドラマを配置していたが、今作は各キャラクターと宇宙の描写に力を入れるという、「枝」の部分に力を入れ、世界の「厚み」を実感させる方向となっている。前作では描ききれなかった異星人達の世界をより深く描写し、「銀河世界」をプレーヤーに印象づける。

 どのように宇宙を巡り、仲間を加えていくかで展開は大きく異なる。さらにシェパードは善側の「パラゴン」と悪側の「レネゲイト」というパラメーターがあり、会話やゲーム内の選択によって増えていく。ゲージが増えていくことで選べる会話が増えていく。またシーン中に介入することができ、狙撃手に狙われている相手を救い出したり、話している途中の敵を無慈悲に撃ったりもできる。

 今回はパラゴン側を意識してプレイしたのだが、内輪もめをする他種族の前でより広い視野に立ち宇宙の平和を訴える演説をしたり、復讐に燃える仲間を説得したりと、危機的な状況や悪化しか考えられないような場合でも、正義を信じる心で乗りきっていくヒーローとしてのプレイが楽しめた。復讐しようとする仲間を止めて、後で感謝されるところなどは、背中がくすぐったくなるような正統派の「正義の味方」ぶりで、独得の爽快感を味わえた。

 自分をどんなキャラクターにするか、仲間をどう育てるか、善側と悪側どちらを選ぶか、「Mass Effect 2」は選択肢の多い、自由度の高いゲームである。実はこれらの要素は2周目、3周目を楽しむための仕掛でもある。クリアまで育て上げたキャラクターを持ち越して、もう1度最初からプレイすることも可能となっているのだ。じっくりと隅から隅まで楽しみたくなるゲームである。

 筆者は前作に続き本作をプレイしたが、「前作をプレイしていなければわからないかもなあ」と感じる部分もあった。本作の魅力を最大限味わうには、前作もプレイしておいた方がよさそうだ。今作はシステムは洗練され、「銀河宇宙の冒険」をたっぷり楽しめる。「Mass Effect 2」で世界を気に入り、もっともっと冒険したいと思った人は改めて前作をプレイするのもいいだろう。


前作で銀河を駆けめぐったノルマンディーの突然の爆発。シェパードは何人かのクルーを助けたものの、自身は宇宙に放り出されてしまう。そして2年、サーベラスに蘇生させられたシェパードの冒険が始まる
植民星での人類の謎の失踪。シェパードは唯一の生き残りのクォリアンを発見する。その情報で敵の存在を確信したシェパードはサーベラスが建造したノルマンディー SR-2で銀河に旅立つ
善のパラゴン、悪のレネゲイト、シェパードは2つのパラメーターを持っている。ストーリーを進めていくことでパラメーターが上昇していき、会話の選択肢が増えていく。また会話中にマークが出る場合があり、対応するボタンを押すことでキャラクターの行動に干渉できる


■ 銀河を巡り様々な仲間を見つけ出し、絆を強めていく。最強のチームを作り出せ

最初からの仲間となるミランダ。任務に忠実な堅い女性だが、会話を重ねることで意外な一面を見せる
全身に刺青を施し、常人離れした能力を持つジャック。彼女は1つの頼み事をしてくる

 仲間を募り、強力なチームを結成し、未知なる世界へ飛びこんでいく、というのが「Mass Effect 2」のメインテーマである。シェパードは銀河を巡り様々なスタッフを仲間に加えていく。仲間はサーベラスから渡されたリストでコンタクトが中心だが、前作で冒険を共にしたキャラクターに会いに行くという場合もある。

 シェパードの最初の仲間はサーベラスの構成員だ。グラマーなボディラインを白と黒のスーツで包んだ「ミランダ」は大富豪の父親に完璧な人間を目指して遺伝子操作されて生まれた女性だ。彼女はシェパードを蘇生させた担当者であり、サーベラスからの監視役でもある。「優れた人間として造られた」という事実は、彼女の性格や生き方に大きな影響を及ぼしている。サーベラスとの任務を第1と考えるところから、冷たさも感じる女性だが、冒険を共にすることで様々な面を見せてくれる。

 元連合軍の兵士の「ジェイコブ」は、お人好しという言葉がぴったりの善人だ。様々な場面で彼の気遣いは「ホントにこいつはいい奴なんだなあ」と感じさせられる。は虫類の特徴を持つ種族ドレルの「セイン」は暗殺者としてとても印象深い登場をする。雌雄同体であるアサリの「サマラ」と共に、異星人としての特殊な倫理観や哲学を感じさせる人物だ。全身に刺青を施したサブジェクト ゼロこと「ジャック」は地球人でありながら、常人を遙かに超えるバイオテックパワーを持っている。近付くとかみつかれそうな怖い女性である。

 各キャラクターはそれぞれ過去を抱えており、仲間を集める冒険の中、シェパードに頼み事をしてくる。それに答えるかはプレーヤー次第だが、彼らの願いを叶えることで信頼を得ることができ、それまで使えなかった能力がアンロックされる。種族に対する理解が深まったりもするし、「ジェイコブの父親が乗っていた行方不明の船から救難信号が」といったスペースオペラならではのストーリーが楽しめる。「人類が宇宙に出てどんなことに遭遇するか」とか、「1000年生きる種族の心の動きはどうなるか」など、SF的な考察も楽しめる。改めて人類の、知的生命体の未来へと想いをはせるのも楽しい。

 異性のキャラクターとは関係を深めることで恋愛ができる。女性主人公で始めれば男性キャラクターと恋がはぐくめる。個人的には前作で関係を深められなかった「タリ」と恋愛ができたのは楽しかった。しかし、女性キャラクターを見た場合、「Mass Effect 2」では濃い顔でプライドの高いミランダはまあアリとしても、免疫の問題で常に宇宙服に身を包んでいるタリや、全身タトゥーに包まれた危険な女ジャック、1,000年近く生きている雌雄同体のサマラと、“「この人達と恋愛が楽しめます!」というのが、強烈なセールスポイントになるのかというと、日本人の感性からすると微妙なところかも知れない。ただ、個人的にはこの凄まじいセンスは大好きで、魅力溢れるものだが、日本のRPGに出てくるヒロインのような“美少女像”からは100万光年も離れているなあと感じた。もうちょっとかわいらしいキャラクターがいて欲しいなあ、というところもあった。


元軍人だが、びっくりするほどいい人のジェイコブ。優秀な科学者であり、医師でもあるモーディン。ジャックはかなり衝撃的な登場をする
元シタデルの警官のギャレスや、トゥーリアンのタリなど、前作で登場したキャラクターも登場する。また、ノルマンディーのクルー達とも交流できる。各惑星の住人とのサブクエストも用意されており、様々なドラマが繰り広げられる


■ 今作で大きく進化した戦闘。武器と特殊能力、仲間の力を駆使して戦え!

シナリオをクリアしてレベルアップしたポイントを使って、能力を強化していく
能力を最大まで上げると、2つの方向性どちらかを選んでパワーアップできる

 「2」で特に強化されたのが戦闘である。シナリオ中、シェパードは何度も戦闘に遭遇する。戦闘はリアルタイムで、「Gears of War」シリーズなどの本格TPSと比べても勝るとも劣らない、アクション性が高く駆け引きの楽しめる戦闘を実現しており、能力や武器を駆使し、仲間と連携する楽しさを実感できる。敵の攻撃は激しく、回避行動を取らなくてはあっという間に倒されてしまう。障害物に身を隠し、敵の隙を狙って撃ち倒していくのが基本だ。

 ヘッドショットの概念があり、特にスナイパーライフルで撃ち抜くと大ダメージを与えられる。仲間は指示しなくても自動的に動く。彼らの扱う武器、スキルによって戦い方は変わっていく。連携することで有利に戦えるだろう。

 戦闘中は様々なアビリティが使える。機械生命体を同士討ちさせられる「AIハッキング」、敵を空中に浮かせたりもできる「プル」、敵のシールドを暴走させる「オーバーロード」など、サブメニューを呼び出すことで戦闘を一時止め、使ったり、仲間に指示することが可能だ。能力は育てることで強力になっていき、さらに関係を深め信頼を得ることで、秘められた仲間の能力が解放される。

 ある者は機械生命体へ強い力を持ち、ある者は武器の使用に秀でる。それぞれの特性を考えて戦いに臨むのがいいだろう。状況やシナリオによって有効な仲間は異なる。筆者の場合、ショットガンを使う近接系キャラクターを2人連れていったときは、敵に近づけず苦労したことがあった。各キャラクターの能力のどれを上げるかはプレーヤーの手に委ねられているので、ここもバランスを意識していきたいと思った。

 各武器には弾数制限がある。敵を倒すと出現する「サーマルクリップ」というアイテムを使えば増やせるが、スナイパーライフルの場合は弾切れになることも多かった。複数の武器を効率よく使ったり、アビリティーを組み合わせるなど「幅」のある戦い方が求められる。また、「ヘビーウェポン」という強力な武器もあり、こちらはここぞと言うときに使いたい武器だ。

 ギャング団や傭兵集団だけでなく、時には原住生物や、戦闘ヘリや、巨大な怪物と戦うこともある。マップ内には破壊できるオブジェクトや、爆弾が設置されている場合もあり、これらを利用すると戦いが有利になる。また、フィールドでは貴重な資源を発見したり、敵の武器からアップグレードを学んだり、敵の隠し金庫を発見したりもできる。フィールドをくまなく探索し、多くの資源や資金を得ていきたい。


惑星に降り立つ前に2人の仲間を選ぶ。戦闘中、コマンドを呼び出して指示することが可能だ。障害物に身を隠し敵の攻撃をしのぎながら的確に反撃していく
スナイパーライフル、マシンガン。右はヘビーウェポンの粒子ビームガン
こちらはアビリティ。敵を燃やすインシネート、敵を引っ張るプル、敵の体力を吸収するリーヴ


■ 銀河をかけめぐる冒険。個性豊かな惑星、資源を得てパワーアップ

銀河マップ。仲間を求めて向かうことになる
惑星探査。資源がソナーに反応する。異常な反応がある場合、惑星に下りて調査することも

 「Mass Effect 2」では前作以上に銀河を股にかけての冒険が楽しめる。銀河系の広さは10万光年。さすがにこの広さを宇宙船だけで旅をするのは難しい。この広大な宇宙の冒険を可能にするのが古代遺跡“マスリレイ”である。ノルマンディーSR-2はマスリレイによって繋がれた星系へジャンプし、そこから各惑星を巡っていくのだ。

 本作には様々な惑星が登場する。「オメガ」はオメガ星系の小惑星帯に浮かぶ採掘コロニーだが、資源そのものは掘り尽くされており、犯罪者達が逃げ込む無法者の街として数千年の歴史を持つという場所だ。ここを巡る犯罪シンジケートの暗躍に巻き込まれたり、謎めいた顔役などと出会える。千年以上の寿命と雌雄同体の体を持つアサリの商業惑星「イリウム」は、活発な商業と有能な情報屋のいる場所だ。

 「トゥチャンカ」は戦闘民族といえるクローガンの母星。破壊しつくされた荒々しい大地は、彼らの好戦性をそのまま物語っている。このほかにも宇宙の中心となる「シタデル」や、母星を失い宇宙船団で銀河を旅し続けるトゥーリアンの船団など様々な興味深い場所が登場する。

 前作はビークルによる惑星探査があったが、今回はオミットされている。ビークルではキャラクターの個性が出にくい部分もあったし、ゲーム性として整理された印象だ。今作では燃料ステーションで「探査機」を購入し、惑星をスキャンすることで資源を探し出し、探査機を撃ち込むことで資源を得るという惑星探査が行なえる。何処に資源が多く埋まっているか、ソナーを動かして鉱脈を探し、見つけて採掘するのは楽しい。資源は装備のアップデートに用いられる。

 惑星を探査していると、異常な信号を探知することがある。謎の遺跡を発見したり、傭兵団が秘密裏に進めている陰謀を暴いたりと、思わぬ冒険が待っている場合もある。冒険を求めて、星系内の惑星全てを隅々まで回ったり、遠くの星系まで旅して、宇宙の隅々まで探してしまう。資源も見つかりやすいものから稀少なものまであり、「エレメントゼロ」の豊富な場所を見つけると、思わずうれしくなってしまう。探索すれば探索するほど楽しくなる。「Mass Effect 2」の宇宙は、そんな楽しさがある。


 銀河を巡り、様々な個性的な惑星に降り立ち、様々な姿をした異星人達とドラマを繰り広げる。かつて大西部を舞台に、馬を相棒にした冒険活劇が「ホースオペラ」と呼ばれ、その馬を宇宙船に置き換えただけと言われるのが「スペースオペラ」という言葉の語源だといわれる。しかしスペースオペラはその後科学の発展と共に、人類発展の歴史、心理学や、進化の考察など様々な要素を盛りこみ独得の深みを生み出していった。「スタートレック」や「スター・ウォーズ」など幅広い人気を獲得したものもあれば、コアなファンに絶賛される作品もある。

 「Mass Effect 2」はそんなスペースオペラの系譜に属する作品といえる。人格的にも能力的にも優れた主人公が、宇宙の驚異に立ち向かい、爽快な冒険を繰り広げるところなど、本シリーズに関しては筆者は特に初期の「レンズマン」シリーズの匂いを感じる。プレーヤーは本作で「宇宙の英雄気分」を満喫できるだろう。

 SFというと取っつきにくい印象もあり、宇宙人なども万人受けするデザインではないかもしれないが、RPGとして良くできており、キャラクター描写は丁寧で、思い入れたっぷりにプレイできる。システムも洗練されており、遊びやすい。アクション性は難易度設定が可能な上、仲間を変えたり、育て方を工夫したり、試行錯誤する楽しさがある。悪役プレイや、キャラクターデータの継続など“2周目”を意識したシステムも盛りこまれており、たっぷりと楽しめる作品である。多くの人にプレイしてもらいたい作品だ。


無法者が集まるオメガなど異星の街の他、宇宙船の墜落現場や、生物の体の中のような宇宙船など冒険の地は様々だ
太陽光線がシールドにダメージを与える過酷な環境の星。アサリの気を惹くために詩を吟ずるクローガンがいたりする。右の妖艶なアサリは、実は非常に危険な人物で、シェパードは彼女にある目的を持って近付く
ヘリとの戦いや、シールドを強化した敵。前作にも登場したハスクは、ゾンビのように集団で襲いかかってくる
フィールドを探索することで隠し金庫などを見つけられる(左)。中央はミニゲーム的なハッキング画面。時間内に対応するコードを探す。右は資源を集めることで強化できる「アップグレード」

(C) 2010 EA International (Studio and Publishing) Ltd. Mass Effect, Mass Effect logo, BioWare and BioWare logo are trademarks of EA International (Studio and Publishing) Ltd. in EA and EA logo are trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. All other trademarks are the property of their respective owners.

(2011年 1月 12日)

[Reported by 勝田哲也 ]