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“純国産ストラテジー”の真骨頂! 「クリスタル オブ リユニオン」インタビュー【後編】

勇気を出してコミュニケーションを取ればもっと楽しい!

勇気を出してコミュニケーションを取ればもっと楽しい!

チャットを利用することが本作を満喫するための第1歩。

――ほかにも「クリユニ」には楽しめそうなポイントもありそうですが。

瀧澤氏: そうですね、コミュニケーションが楽しいゲームなので、ぜひユーザー同士でチャットを有効に使って、周りとコミュニケーションとって進めていってほしいですね。

結城氏: それは本当にそうですよね。というか、日本人は奥手なので(笑)。チャットに入りづらい人、結構多いと思うんです。MMOにすごく慣れている人だったら問題ないかもしれませんが。

 やっぱり日本ぐらいじゃないでしょうか、1人遊びでもすごく楽しめる文化があるのは。海外に行くと、みんな基本的には人との関わりあいで楽しんだり、人同士で対戦や協力プレイをしたり。

 でも、そういった日本にもありながら流行ってはいなかったものが海外からどんどん流入してきて、それが日本でも爆発的に増えた。MMORPGの「剣と魔法のログレス」が当たったときも、ユーザーさんたちがやっぱりコミュニケーションをすごい楽しんでいらっしゃるんだろうなって。そういうところで、さっきも言ったように「クリユニ」も“MMO的なもの”がまず主体になっている。

瀧澤氏: 確かに、なかなかきっかけがなくて会話が発展しないということは多いと思っています。そこで、同盟チャット欄では誰かが入ってきたらシステムが表示して挨拶できるようにしたりとか、誰かの「拠点のレベルが10になりました」、「20になりました」のような節目のときはお祝いできるようにお知らせが出るようにしたり、そのあたりにはとても気を遣っています。

結城氏: チャット機能も、あえて最初は全体チャットと同盟チャット、この2つだけに絞っています。というのも、まずは同盟で話してほしいという思いがあって。それで、もっとユーザーさんが広がっていったら、さらにチャットもカスタマイズして提供していきたいなと思いますね。ただ、まずは勇気を持って同盟に入ってもらって、同盟チャットで話してほしい。全体チャットは緊張しますからね(笑)。みんな見てるので(笑)。

瀧澤氏: 同盟チャットはもうちょっと気軽ですね。「このゲーム何していいかわからないんだけど助けて」と言えば、助けてくれる人がいるでしょうし。

結城氏: そう。すごいできる奴がどこの同盟にも1人はいるので。「まかせろ!」と。

瀧澤氏: そこが結構楽しい。教えている方もなんか楽しいですし。

――まずは話さないと始まらないですもんね。

結城氏: そうですね。話さないと始まらない。

瀧澤氏: MMOも最終的には狩りに飽きても会話だけはしてたり。

結城氏: 間違いないですね(笑)。

瀧澤氏: 自分もMMOを結構やり込みましたけど、ログインしてたまり場で1時間とか2時間しゃべって動かずにログアウトして終了みたいなこともありました(笑)。

結城氏: 僕も15時間とかありましたよ。チャットツールですよホントに。そのときは「モンスターハンター フロンティア」だったのですが、もうどっぷりハマって。狩りに行かないでしゃべるだけ(笑)。

瀧澤氏: 色々なゲームにそういうところがありますからね。最後はコミュニケーションが楽しくなっちゃって、その仲間との遊びが楽しいみたいな。ゲーセンに行ってもゲームしないで後ろでしゃべってるとか(笑)。

結城氏: 友達がいるから行くみたいな。それってもうコミュニティなんで。共通の趣味を持って、共通の場所に集まって、というところの1番楽しい部分がMMOにはあるかなと。

瀧澤氏: ずっと色々なゲームをやってきて、熱い思い出として今も残っているのはMMORPGだったりストラテジーゲームだったり、格ゲーとかもそうですけど。「クリユニ」でもそういう楽しさが味わえるので、ぜひコミュニケーションをとってやってほしいなと思います。

――それでは最後になりますが、それぞれ読者の方にメッセージをいただければと。

瀧澤氏: 今までストラテジーゲームをあきらめてしまった人、同じようなタイプのゲームをやって理解できなくてやめてしまった人たちも、もう1回最後のチャンスでやってみてください!

結城氏: 同じく、最後のチャンスをください! それすごく気に入りました(笑)。繰り返しになりますが、「クリユニ」は「純国産のストラテジー」という部分にものすごくこだわって作ったゲームなので、ぜひ楽しんでもらいたいなと思っています。

――本日はどうもありがとうございました。

(安田俊亮/泊 裕一郎)