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「テイルズ オブ ベルセリア」、自称魔法使い「マギルゥ」を紹介

キャラクター固有の新攻撃システム「ソウルブレイク」も解説

発売日:2016年

価格:未定

CEROレーティング:B

 バンダイナムコエンターテインメントは、2016年発売予定のプレイステーション 4/3用ソフト「テイルズ オブ ベルセリア」の最新情報を公開した。

 今回公開されたのは、“自称”大魔法使いのトリックスター「マギルゥ」と、その個性的な聖隷「ビエンフー」。連携回数の上限を超えて、特殊効果を発動するキャラクター固有のアクション「ブレイクソウル」。また、今作のテーマソング「BURN」をアーティストのFLOWが担当することも併せて発表された。

新キャラクターは、正体不明の自称大魔法使い「マギルゥ」

【マギルゥ(CV:佐藤聡美)】

性別:女性
年齢:不詳
身長:160cm
武器:式神
戦闘タイプ:魔女
種族:人間
キャラクターデザイン:奥村大悟

 自ら“大魔法使い”だの“奇術団団長”だのと名乗り、他人からは“インチキ魔女”と呼ばれる正体不明の女性。物事にこだわらない適当な性格で、常に本気か冗談か嘘か、意図の読めない適当な言葉を並べて、ゆるい会話を繰り広げる。

 一見、明るいムードメーカーだが、実は、折に触れて人間の本質を暴く無情な言動を見せる、トリックスターの一面を持った人物でもある。時折、ベルベットに対して無情な言葉を投げかけるなど、魔女の名にふさわしい黒い一面を垣間見せてくる。

【マギルゥ】
「はぁ~、かく力説してもわかりあえぬ。人とは悲しいものじゃて……ま、どーでもいいがの」
火と水の術を得意とする後衛タイプ。接近戦は式神をさまざまな形に変形させてトリッキーに戦う
普段は明るく、愉快に振る舞っている
時折魔女らしいダークな側面を見せ、悪意を込めた皮肉をベルベットに投げかけてくる
戦闘終了後の掛け合いでは、ベルベットやライフィセット達を面白おかしくかき回す

【ビエンフー(CV:永澤菜教)】

性別:男性?
呪族:聖隷

 独特の帽子を被った奇妙な聖隷。意思を持たない多くの聖隷たちとは異なり、語尾に「でフー」とつけたり、「ビエーン」、「バッド!」が口癖だったりと、見た目通り、変わった個性と性格を持った聖隷。一見ひ弱そうだが、結構打たれ強く、人生をちゃっかり図太く生きている。どうやらマギルゥと浅からぬ因縁があるようで、彼女と会うたびに戦々恐々としている。

【ビエンフー】
「ビエ~ン!またバッドな日々が戻ってきてしまったでフ~!」

語尾に「でフー」とつけたり、「ビエーン」、「バッド!」が口癖だったりする
ビエンフーと向き合うライフィセット。姿は違うが同じ聖隷同士。どう関わっていくのだろうか
マギルゥに捕まったビエンフー。どうやら知り合いのようだが、どんな関係なのか

新戦闘システム「ブレイクソウル」

喰魔状態は秘術を放つことで終了する
ガードブレイク

 同作の戦闘は、プレーヤーが自分の戦闘スタイルに合わせた術技をセットすることで、ボタンを押すだけで簡単に連携をつなげることができる「術技連携」が基本となる。連携できる回数は、ソウルゲージのソウルの数の上限までだが、今回判明した新戦闘システム「ブレイクソウル」を使うと、その上限を超えて攻撃することができるようになる。

 ソウルゲージにソウルを3つ以上所持している状態で、「R2」ボタンを長押しすると発動し、連携の上限を超えて攻撃することが可能になる。キャラクターごとに固有のアクションが用意されており、効果や性能も大きく異なっている。本作では、戦闘中に操作するキャラクターを切り替えられるので、状況に合わせてキャラクターを切り替えながらプレイすることで、戦闘の幅を広げることができる。

 ブレイクソウルは連携に組み込むことが可能で、使用すれば、所持しているソウルの数以上に連携をつなぐことができる。ブレイクソウルには、発動するとソウルを1つ失う代わりに、連携状態を継続したまま、術技の1弾目から連携を再開することができるという特性がある。これを駆使することでさらに連携の自由度が上がる。

 例えば、4連携まで術技を連携させた直後にブレイクソウルを発動すると、ソウルが1つ減って3つになる代わりに、連携状態を継続したまま1段目から連携を再開でき、最大8連携をつなげることができるようになる。操作キャラがベルベットなら、連携の最後を強力な秘術で締めることも可能だ。

 ブレイクソウルには、発動時にHPを回復させる効果もあるので、連携に加えることで攻撃しながら回復することもできる。また、ガードブレイク効果もある。さらにブレイクソウルには段階が存在し、プレイを進めていくことでさらなる能力が開放されていく。

各キャラクターの「ブレイクソウル」

【コンジュームクロウ】

 ベルベットのブレイクソウル。強化と攻撃を兼ね備えた戦闘特化能力。左手の力で、相手の能力を喰らうことで、喰魔状態と呼ばれる人外の左手を露わにした強化状態になる。この状態中に、一定の条件を満たすと、秘術という強力な必殺技を繰り出すことができるようになる。強力な能力の代償として、強化状態中はHPが徐々に減っていくが、HPが少ないほど、秘術の威力が上がるので、立ち回り方次第で、最大限の効果を発揮することができる

 ベルベットのブレイクソウルの特徴は、攻撃を当てた敵の種族によって、“強化される効果”と“発動する秘術の種類”が変化する点。例えば相手が獣系なら秘術で「スカーレッド・エッジ」が、不定形系なら「サンダー・ブリッツ」が発動する。

【コンジュームクロウ】
獣系種族の場合、相手の攻撃力が高いほどダメージアップする
秘術:「スカーレッド・エッジ」が発動可能
不定形系の場合、相手の防御力が高いほどダメージアップする
秘術:「サンダー・ブリッツ」が発動可能

【ディバイドペイン】

 ライフィセットのブレイクソウル。パーティの生存率を大幅に上げるフィールド効果能力。能力を発動すると、5秒間、敵からのダメージを半減するフィールドを展開する。このフィールドには攻撃判定があり、ガードしている敵に当てれば敵をガードブレイクすることもできる。

 また、効果解除時に味方全員のHPを回復することができる。敵に囲まれたときや、強敵との戦闘など、味方全体がピンチに陥りやすい状況で活躍する能力。

【ディバイドペイン】

【因果応報】

 ロクロウのブレイクソウル。極めれば無類の強さを発揮するカウンター能力。敵の攻撃を受け止めることで、強烈なカウンター技「応報・裂」が発動する。

 扱いは難しいが、その分威力が高く、成功させるとHPが回復する。大振りの攻撃をしてくる敵に対して特に有効だが、うまく使いこなせば、混戦時に多くの敵を巻き込みながら立ち回ることもできる。

【因果応報】

【スペルアブソーバー】

 マギルゥのブレイクソウル。敵の術詠唱をキャンセルし、攻撃に転換する対魔法特化型能力。敵が詠唱をしている時に使用すると、詠唱をキャンセルさせ、同時に相手の霊力を吸収できる。吸収した霊力が一定まで溜まると、カウンターで術が発動する。術を使用する敵がいた場合に、圧倒的な効果を発揮する。また、詠唱のキャンセルは発動時に詠唱しているすべての敵に及ぼす。

 カウンターで発動する術は複数あり、何が発動するかはマギルゥの気分次第だが、広範囲、高威力な技がそろっており、うまく活用することで敵を一網打尽にできる。

【スペルアブソーバー】

主題歌「BURN」は、FLOWが担当

【FLOW】

【アニメスクリーンショット】

(クラフル)