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星々が綺麗な宇宙空間シューター「EVERSPACE」を体験

アップグレードで戦闘機が進化。VRも対応予定の期待作

3月14日~18日開催



会場:San Francisco Moscone Convention Center

 「ID@Xbox」のショウケースにて、「The Turing Test」と並んで大きなスペースが確保されていたのがXbox One/Windows用に現在開発中の「EVERSPACE」(ROCKFISH Games)だ。

【EVERSPACE 1st Playable Gameplay Trailer】

ローグライクのゲームシステムに戦闘機シューターを組み合わせた1作。宇宙空間の表現にも注目したい

 本作は、戦闘機を操作して宇宙空間を探索し、資源を集めながら戦闘機をアップグレードしていくシューティングアドベンチャー。「The Turing Test」と同じ宇宙が舞台だが、開放的で見た目にもカラフルであり、戦闘機同士のバトルもあるということで、本作の方が派手な作りになっている。

 ゲームは、空間に存在する敵や宇宙ステーションを破壊することで資源が浮かび、これらを集めることで武器や装備をアップグレードし、さらなる探索をしていくというもの。敵などの配置はランダム生成なので、毎回新鮮なプレイ体験になるのもウリだ。

 また戦闘機にはモジュールの概念があり、ある程度ダメージを被るとモジュールが破壊されてしまうこともある。破壊されたモジュールの回復にも資源が必要なので、これらの管理も含めての探索が大事になる。

 実際にプレイしてみると、かなり移動操作が複雑だ。左スティックで上下左右への移動、右スティックでカメラ操作、左トリガーで前進、左スティック押し込みでダッシュ前進とった感じ。

 戦闘中になればこれらの操作を一辺に行ないつつ、光線銃や追尾ミサイルを撃たなくてはならないので、慣れないうちは操作に混乱してしまうかもしれない。操作に慣れれば爽快な戦闘を楽しめるので、この辺りは、ボタンが多く搭載されているXbox Elite ワイヤレス コントローラーとの相性が良さそうであった。

 そういった操作の取っつきにくさを除けば、ビジュアルは綺麗だし、アップグレードのために資源を集めたくなるし、ただ彷徨っているだけで時間があっという間に過ぎてしまいそうなシューティングゲームと言える。

 また本作にはストーリーもあり、探索にともなって様々な人物とも関わっていくことになるという。ストーリーのクリアがひとつの目的であるし、クリア後もアップグレード装備やアチーブメントのアンロックなど、やりこみ要素も多く用意されるという。

 さらにVR版として、Oculus RiftとHTC Viveにも対応するという。単に宇宙を探索できるだけなく、戦闘機をアップグレードし続けられるという部分に新しさがあると思うので、ぜひ期待したい。

【スクリーンショット】

(安田俊亮)