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日野社長が降臨! 「レベルファイブVIPプレミアム・ステージ」で新情報続々

「妖怪ウォッチ ぷにぷに」と「ファンタジーライフ2」を大紹介

1月30日~31日 開催

会場:幕張メッセ国際展示場1~6ホール

価格:2,000円(当日1日券)

レベルファイブの日野晃博代表取締役社長/CEO
カドカワ株式会社取締役の浜村弘一氏も登場

 レベルファイブは、「闘会議2016」で「妖怪ウォッチ ぷにぷに」と「ファンタジーライフ2 ふたつの月とかみさまの村」を紹介するステージ「レベルファイブVIPプレミアム・ステージ」を開催した。レベルファイブの日野晃博代表取締役社長/CEO)、広報の高島彩氏が参加し、最新情報を紹介した。

 イベントではまずは「妖怪ウォッチ ぷにぷに」を紹介。ガチプレーヤーだというカドカワ株式会社取締役の浜村弘一氏をゲストに迎えたステージだったが、浜村氏のプレイがすさまじく、いきなりの盛り上がり。iPadを置き、その上に滑らないように革のケースに入れたスマートフォンを設置。さらには「20万点は変わってくる」といいながらハンドクリームを塗り始めた。そこからの両手を使ってすさまじく消しゆく様はまさに鬼神! 2,223,117点を叩き出し、会場ネットから大きな拍手を浴びた。

 浜村氏のスコアは「平均200万点」と言うことだが、この日の結果について「人前でプレイしたのははじめて。すごく緊張した」といいながらまだまだ不満な様子。250万点を超えたことがあるということで更なる高みを目指している途中だという。

 そんな浜村氏が日野氏に力説したのが「強いキャラクターを揃えると、寒色系になる」という点。色が似てくると視認性に問題が出て、プレイ時に一瞬の判断ミスに繋がる。性能を多少犠牲にして視認性を上げるかの判断に悩むところで、浜村氏は日野氏に「赤いヒーラー」の重要性を1時間ほど延々と説いたという。

 この意見を日野氏が大胆に取り入れ、なんと今回のサプライズ「新妖怪 椿姫」導入発表へと繋がった。これには浜村氏もびっくり。「椿姫」はシリーズ初登場となる、イサマシ族の新妖怪。回復しながら攻撃する特性で、かなり強力なキャラクターだ。ちなみに回復力もかなり高いという。実はすでに実装されているが、いつ導入するかは検討中で、2月中旬以降を予定しているという。

 このほかにも、「シーズン2」が間もなく導入されるという。ビジュアルがガラッと変わり、新しいストーリーも追加される。ニンテンドー3DSの「妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打」の流れに沿う展開になりそうで、「新しいウォッチが登場するかも……」といった爆弾発言も開発から発表された。ちなみに「ヒカリオロチが登場する」という断片情報も公開。なお「シーズン2」だが、導入は2月を予定しているという。

 また発表会のラストには「ヤミキュウビ」が新登場することが明らかにされた。

浜村弘一氏がガチプレイで220万点を叩き出す。ハンドクリームを塗ってプレイするガチっぷりに会場もネットも大いに盛り上がった

浜村氏の意見を聞いて取り入れられた新妖怪「椿姫」。赤いヒーラーということで確かに視認性は抜群だ
イベントのラストに最新の情報も発表された

「ファンタジーライフ2」の町作りの要素が公開に

「ファンタジーライフ2」の事前登録がスタートしている
会場にもブースが設置されており、イベントが開催されている

 ニンテンドー3DS版で自由気ままな生活が楽しめ非常に高い評価を得た「ファンタジーライフ」の続編「ファンタジーライフ2 ふたつの月とかみさまの村」がスマートフォン用タイトルとして開発が進められている。王国兵士となり国を救う物語を紡いでも良いし、コツコツと採掘師として仕事をこなしてもいい。鍛冶屋、木こり、大工、裁縫師、錬金術師などなど様々なライフ(職業)が用意されている。

 3DSからスマートフォンになるが、スマートフォンに特化した操作系が練られており、プレイした司会陣も「普通に、なんの違和感もなくプレイできる」と感想を述べた。むしろ片手でプレイできるということで、より楽にプレイできるようだ。3DSからの変更点としては、4人でクエストにチャレンジすることもできるようになっている。フィールドでは4人で1匹の魚を釣るシーンも公開されていた。

 また、「ファンタジーライフ2」では拠点となるビレッジ(町)を育てていく要素も用意されている。日野氏は「冒険で住人を集めて町を繁栄いさせていく。プレーヤーはどうやって住人を集めたか覚えている。どうやって町が繁栄していくか憶えている。町に愛着があるから冒険が楽しい」と、町に愛着を持つことが冒険へのモチベーションに繋がると説明した。

 ちなみにレアな住人を集めると「すごいことを行なってくれる(日野氏)」という。「住人を集める」、「町を育てる」、「冒険する」というそれぞれの要素が全て関連しており、どんどんゲームにのめり込めるような流れになっているようだ。

 イベントでは、町を作り上げていく中で、大きな施設を建設しようとすると資材が足らず建設不可能なことが明らかに。そこで4人でクエストに出かけ素材を入手することとなった。4人でクエストに出るとみんなフリーダムなプレイで脱線気味。しかしこれが「ファンタジーライフ」の魅力の1つで、それでもラストのボスまで到達。4人でボコボコと攻撃を加えていき、あっと言う間に倒して、目的の素材をゲットしていた。

 このほかにも、フィールドには昼夜の概念があり、時間によってキャラクターの行動が変わる。たとえば夜は住人が家に帰ってしまい人通りも少なくなるが、バーは賑わっていく。お昼になれば人通りも活発になり、ブランコなどで遊ぶ姿も見られる。

 やりがいのあるタイトルとして作り込まれている本作だが、事前登録が行なわれており、特別な装備「なりきりドラゴン」がプレゼントされる。

自分の町に施設を設置し、豪華にしていくことができる。町を育てるために冒険するなど、それぞれの要素が密接に絡み合っている
町はどんどん育っていく
4人でクエストに出ることもできる

(船津稔)