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【特別企画】この冬クライマックスを迎える「チェンクロ」の魅力を徹底考察

最終回: 第2部後半の物語と「チェンクロ」の「今」を解説

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 セガゲームス ネットワークスカンパニーがAndroid/iOSにて展開しているチェインシナリオRPG「チェインクロニクル ~絆の新大陸~」(以下、チェンクロ)。12月10日より第2部最終章シリーズ“Climax Chapters”「年代記の大陸編」(第7章)が配信されており、長きに渡る「義勇軍」の戦いも終局へと向かっている。

 その魅力を伝える連載企画も今回が最終回! “Climax Chapters”へと続く第2部中盤のストーリーや、第2部より定例化しつつある新規イベントなどについてお伝えしていく。久し振りに冒険に返り咲いた「義勇軍」のリーダーたちも、遊び方の幅が増えたことに驚いてもらえるだろう。

 もちろん今から始めても遅くはない! 「黒の軍勢」との戦いに終止符を打つため、進め「義勇軍」!

「チェンクロ」第2部後半は罪人たちのパラダイスからスチームパンクへ!?

 第2部後半(第4章~第6章)までは、「義勇軍」を結成した「ユグド大陸」とは異なる個性的な大陸をめぐっていく。「ユグド大陸」から外海へ向かい、「黒のクロニクル」を追う「義勇軍」。飛び去った「黒のクロニクル」が訪れた大陸は黒の因子をばら撒き、その地に「黒の軍勢」を呼び出し、大陸を破滅の危機へと向かわせる。第3章「ケ者の大陸」編で、大陸を「黒の軍勢」から救った「義勇軍」だったが、魔神「バルクス」の襲撃によって漂流してしまうことに……。そんな第4章の舞台とは?

 彼らがたどり着いたのは、大陸そのものが巨大な監獄となっている「罪の大陸」だった。「義勇軍」は壊れてしまった船を直すため、看守の「レオン」らとともに「愚痴の監獄」、「貪欲の監獄」、「憤怒の監獄」という3つの監獄を回ることに。この大陸の「クロニクル」は「フィーナ」の姉の「リヴェラ」によって3つに切られ、各監獄のリーダーの手に渡っていた。それを1つに戻すため、くせ者囚人ぞろいの監獄で「義勇軍」は戦うことになるのであった。

 続く第5章では、「ケ者の大陸」の「クロニクル」で見た新たな大陸へ向かうことに。そこは寿命が約10年という儚い命を背負った「薄命の民」が住む大陸だった。この地ではは、短い人生を受け入れて生きる「受命者」と、運命に抗おうという「探求者」たちの争いが繰り広げられていた。「受命者」であり、この地の「クロニクル」を持っていた「エル」は、魔神・「ラベゼリン」と手を組んだ「探求者」の弟「アル」に「クロニクル」を奪われてしまっていた。寿命約10年という宿命の「薄命の民」と向き合った「義勇軍」は、「クロニクル」を「黒化」から救い、気持ち新たに次の大陸を目指す。

 そして迎えた第6章は、スチームパンクという言葉がふさわしい「鉄煙の大陸」で展開する。身体を機械化し、それをマナで動かしている「鉄煙の大陸」の人々。機会化率が高いものは「機族」と呼ばれ、大陸の上層部に住み、なかには下層民狩りなどを行なう者もいた。この大陸のお姫様である「ジークルーン」と出会った「義勇軍」は、彼女と大陸の王「ゴットフリート」を説得へと向かう。「リヴェラ」とも再会した「義勇軍」は「ゴットフリート」の元にたどり着いたが、ある人物の野望が裏では動いていた……。

第2部のモンスターを倒すためにその二!

 第2部で追加されたモンスターのうち、とくに手を焼きそうな敵を紹介する。最近難易度調整が行なわれた「薄命の大陸」だが、それでも手強いと感じる人はぜひとも読んでほしい。

カンゴクグモ

 「罪の大陸」に登場。毒やスロウといった状態異常攻撃、範囲内にいるとダメージを受け続ける「領域」などを使ってくる。<打>タイプか<拳>タイプの武器で大ダメージを与えられる。

バンパイアバット

 「罪の大陸」に登場。HP吸収や衰弱/封印の状態異常攻撃などが厄介。<弓>、<銃>、<狙>タイプの武器が有効。

ヤイバード

 「薄命の大陸」に登場。何よりもキケンなのが、ダッシュスキルを使ってエンドラインに飛び込まれること。<突>武器が弱点なので、優先して倒したいところ。

フロッグ

 「薄命の大陸」に登場。衰弱/封印/暗闇など、あらゆる状態異常攻撃を使用。ジャンプ攻撃で後衛から狙ってくることも。<打>武器が弱点だ。

シェルリザード

 「薄命の大陸」に登場。硬い甲羅を持ち物理攻撃が通りにくいが、<魔>武器が特攻となっている。甲羅をはがしても襲いかかってくるので注意。

第2部で追加されたイベントは報酬も豪華!

 「チェンクロ」では第1部の頃から、どんどんレベルの上がる敵に挑み続ける「レイド」、特定のマップをストーリーを楽しみながら進んでいく「踏破」といったイベントが行なわれていた。第2部からはイベントの種類も内容もパワーアップしており、よりユーザーが楽しめるようなスケジュールが組まれるように。以下、第2部から追加された新規イベントを紹介する。初心者でも楽しめるような作りになっているので、ぜひ挑戦してほしい。

カジノ

 「カジノコイン」を使って、専用バトルでのタイムアタックに挑戦。現在は「聖王国」と「罪の大陸」にカジノが存在し、「罪の大陸」のカジノのほうが上級者向けとなっている。クリアタイムによって景品ルーレットの中身が変わり、景品のなかには強力なキャラ専用武器なども。また、「弓職業限定盤」や「騎士活躍盤」など、特定の職業のみでしか挑めない高難度のバトルも用意されており、パーティの腕試しにはもってこいだ。

総力戦

 メインパーティの4人にサブパーティの2人、さらにフレンド1人の計7人がフルに戦場に登場する「総力戦」。戦場もタテ5マス×ヨコ8マスに広がっており、敵もあらゆる場所から攻め込んでくる。視野を広くして無駄な動きを減らしたり、僧侶を2人パーティに入れたりするなど工夫が必要だ。ただし、難易度や相手にする軍勢(魚人・ドール・ゴーレムなど)を選ぶことができるので、初心者でも遊ぶことができる。そしてなにより報酬が豪華なのが魅力的!

討伐戦

 「総力戦」が1パーティでの戦いであるのに対して、「討伐戦」は複数のパーティを組んで挑むイベント。イベントのマップには複数の敵拠点があり、それぞれの拠点にパーティを派遣してバトルをする。すべての拠点を落とせばマップクリア、レベルの上がったマップに挑むことが可能だ。拠点・マップを攻略するごとに「名誉ポイント」を入手することができ、ショップでアイテムと交換することができる。

ショートストーリーズ

 まだ1回しか行なわれていないイベントだが、期間限定のものではなく、今もプレイできる「ショートストーリーズ」。11月5日から30日連続で1話ずつ、新たな短い物語・バトルが配信され続けた。初回は「絆の新大陸」編となっており第2部第1章~第6章までのキャラクターが中心となって、シリアスありコメディありの30話が展開。とくにスポットが当たりづらかったレアリティの低いキャラも多数登場し、改めて「チェンクロ」のストーリーの楽しさが際立った。今後の展開にも大いに期待したい。

イベントのほかにも追加要素が!

 上で解説したイベント以外にも、最近追加されたばかりの「探索」、「武器錬金」についても紹介しよう。

探索

 パーティに参加していない「義勇軍」のメンバーを、さまざまなエリアに派遣してお宝を持って帰ってくれるのを待つのが「探索」(1度に3キャラまで派遣可能)。その結果は「超成功」、「大成功」、「成功」の3つで、入手できるアイテムのレアリティや数が異なる。派遣するメンバーのレベルは関係ないので、どんどんメンバーを派遣しよう。

武器錬金

 第2部に入ってから追加される要素。5つの武器を選択して、1つの武器に作り変えることができる。選択した5つの武器のうち、もっともレアリティが高い武器以上になることは確実なのでいろいろと試してみよう。「武器錬金」でしかできない追加ステータスが用意されていたり、七色に輝く「神器」ができることも。

最後に……まだまだ続く「チェンクロ」の旅!

 3回にわたり「チェンクロ」の魅力を語ってきたが、やはりサービスインから2年半という歩みの長さは、しっかりとストーリーやキャラの魅力によい影響を与えているものだと感じさせてくれた。一方で、途中でプレイをやめてしまった人や、まだプレイしていない人には「もったいない!」と言わざるを得ない。ゲーム性はもちろんのこと、本格的なストーリー、愛すべきキャラクターたちと出会えることは「チェンクロ」の大きな魅力。年末年始、遊ぶアプリに迷ったら「チェンクロ」で壮大な冒険に出てみるのもよいのではないだろうか!!

「チェンクロ」世界も年末は物入り! でも私はこの記事の原稿料でガチャ回しますけどね!

(今井洸一)