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エイチーム、豪華スタッフによるRPG「放課後ガールズトライブ」発表
総勢20名の美少女が登場。「罪娘プロジェクト」正式名が決定
(2015/12/18 09:16)
エイチームは12月17日、秋葉原UDXにてAndroid/iOS用新作タイトル「放課後ガールズトライブ」の制作発表会を実施した。本作は2016年夏配信予定で、ダウンロードおよび利用料金は無料。ビジネスモデルはアイテム課金制となっている。
この「放課後ガールズトライブ」は、近未来の東京を舞台に多数の美少女が活躍するRPG。プレーヤーは聖泉女学院の担任教師となり、「覚醒者」と呼ばれる特別な能力を持った生徒たちを受け持つことになる。本作については、もともとエイチームが「罪娘(つみっこ)プロジェクト」と銘打ち、ごく一部のゲーム概要やキャラクターイメージのみを先行公開していたものだが、今回の発表会で、正式タイトルを始めとしてその概要の一端が明かされた形だ。
発表会では、最初に取締役・エンターテインメント事業本部長の中内之公氏が登壇。「近年のアプリ制作においてストーリーやキャラクターの魅力は不可欠な要素であり、本作ではそのような部分に強くチャレンジをしていきたい」と抱負を語り、その後、同事業本部のグループリーダー・大久保亮介氏、「放課後ガールズトライブ」プロデューサーの稲垣武俊氏がそれぞれ登壇し、本作の概要説明がなされた。
基本的にRPGである「放課後ガールズトライブ」だが、先にもあったようにキャラクター性を重視しており、その部分を生かした新たなゲーム性を盛り込んでいるとのこと。今回の発表会では、それらから特に際立っているシステムについて3種類ほど紹介された。
まず1つ目が、キャラクター同士の絆で発動する「絆ドライブ」というもの。これは、既存RPGによくある、戦闘中のキャラクター同士の掛け合いをシステム的に練り込み、プレーヤーのみならず、キャラクター達が判断した行動なども選択しつつ戦闘を進めていく、といったものだ。これにより戦略性の高い戦闘が楽しめるという。
2つ目は、アニメのワンシーンを見るような探索パート。と言っても、プレーヤーがマップ上のキャラクターを操作して何かを行なうといった面倒なものではなく、あくまでも探索を命じたキャラクター達が頑張っている様子を、視覚的に楽しむことができる、という内容となっているようだ。
そして3つ目がやり込みダンジョン。これは、メインシナリオとは別に用意されるもので、ローグライクゲームのように、先へ進むのか、戻るのかといったプレーヤーの判断が攻略のカギを握る形で作られている。また、ただやり込むだけのものではなく、そこでは本編では語られなかったような秘密や、キャラクターの一面なども垣間見られるものとなっているとのことだった。
制作陣が豪華であることも「放課後ガールズトライブ」の特徴だ。まず、本作のキャラクターデザインだが、これは「Re:ゼロから始める異世界生活シリーズ」や「サモンナイト クラフトソード物語シリーズ」で知られる大塚真一郎氏が担当。本作では、リリース当初は20名の少女達が登場するということだが、そのすべてはもちろん、サブキャラクターやボスキャラクターなども大塚氏が担当されている。
また、アニメーション制作は「残響のテロル」、「パンチライン」などを手掛けたMAPPAが、そしてアニメーション監督には「ミチコとハッチン」、「Lupin the Thread ―峰不二子という女―」の山本沙代氏が参加。さらに、主題歌についてはミュージシャンのナノ氏が、シナリオ制作についてはシナリオ工房 月光と、三河ごーすと氏が担当するなど、制作サイドの意気込みが伝わってくるようなスタッフが揃っていた。
キャラクターを彩る豪華声優陣も売りの1つで、20名いるキャラクターのうち、現在決定している中では早見沙織さん、伊藤かな恵さん、水瀬いのりさん、洲崎綾さん、佐倉綾音さん、大空直美さん、内田真礼さんと、そうそうたるメンバーが名を連ねている。また、それ以外にも10名の声優の出演がすでに確定(ただし配役は未定)しているほか、残りの3名についても一般から募集されており、近日、それらはユーザー投票にて決定されるという。
グループリーダーの大久保氏は、本作の世界観などを説明しつつ、「放課後ガールズトライブ」がインターネット生放送やリアルイベント等を通じて、ユーザーと密な関係を築きながら、ゲームをユーザーと共に作り上げていくような仕掛けを用意していきたいと抱負を述べた。
なお、「放課後ガールズトライブ」の事前登録は、12月17日より公式ホームページにて実施されているので、興味がある人はそちらもぜひチェックしていただきたい。