ニュース
新作アプリ「テイルズ オブ ザ レイズ」始め新展開、続々発表!
「テイルズ オブ」シリーズIPラインナップ発表会レポート
(2015/12/15 22:15)
バンダイナムコ エンターテインメントは12月15日、バンダイナムコ未来研究所で同社の「テイルズ オブ」シリーズに関する発表会を行なった。
冒頭でバンダイナムコ エンターテインメント常務取締役の浅沼誠氏は、「1995年12月15日にシリーズ初の作品であるスーパーファミコン用ゲーム「テイルズ オブ ファンタジア」が発売されてからこの日で20年経った」と説明。浅沼氏は、この記念すべきタイミングでの発表会について「これまでもさまざまな展開をしてきたが、さらに「テイルズ オブ」シリーズの大きな爆発に期待してほしい」と語った。
まず発表されたのはマザーシップタイトルである2016年発売予定のプレイステーション 4/3用ゲーム「テイルズ オブ ベルセリア」の最新情報。本作のテーマは「感情と理」。強い感情を宿し、前へ突き進む主人公のベルベットと、感情を捨て理を貫く者達との対立、感情と理性の葛藤が描かれるという。また新キャラクターの少年・ライフィセットや戦闘システムである「リニアモーションバトルシステム」の変更点も紹介された。
新作アプリ「テイルズ オブ ザ レイズ」発表
ゲームアプリに関するもので大きなトピックが、新作「テイルズ オブ ザ レイズ」の発表だ。シナリオ原案を「テイルズ オブ シンフォニア」、「テイルズ オブ ジ アビス」の実弥島巧氏、キャラクターデザインをシリーズ初登板となる松原秀典氏が担当する本作は、ティル・ナ・ノーグという世界が舞台。光に満ちた世界で、魔鏡の力を操る「鏡士」の少年、イクスの旅が描かれる。
既存の2作品も新たな展開が発表された。「テイルズ オブ リンク」では12月に新機能「ユニゾンアーツ」が実装され、さらに2016年春にメインシナリオ第4部がリリースされる。また物語のキーキャラクターであるゼファーのボイスに中村悠一氏が起用されることになり、これに伴って第3部のゼファーの会話もフルボイスにリニューアルされる。
「テイルズ オブ アスタリア」では、2016年春に新章「結晶の大地と導きの光」が登場する。この新章には主人公のひとりとして「テイルズ オブ ゼスティリア」からスレイ、彼とともに旅をするキャラクターとしてミクリオが登場する。
また両作品で、シリーズ20周年を記念したキャンペーンが行なわれる。「テイルズ オブ リンク」ではシリーズ歴代主人公で構成された記念ガシャを12月15日~12月16日までの2日間限定で開催し、期間中、ログインすると10連ガシャを無料で回せるチケットが1枚プレゼントされる。また「テイルズ オブ アスタリア」ではログインボーナスが実施され、★5キャラクターが必ず手に入るスペシャル召喚に使用する「召喚の雫(★5確定)」がプレゼントされる。開催期間は12月16日5時~2016年1月3日4時59分まで。
ゲーム以外にも、パチンコやアニメなどの展開も予定されている「テイルズ オブ」シリーズ。パチンコ「CRテイルズ オブ デスティニー」は新規描き下ろしのイラストや、出演声優によるオリジナル楽曲も収録される。
「Tales of 20th Anniversary Animation」として発表されていたシリーズ20周年記念テレビアニメは、正式タイトルが「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」となる。このほかアニメに関しては「テイルズ オブ ジ アビス」のBlu-ray Boxの発売や再放送、「テイルズ オブ ファンタジア」、「テイルズ オブ シンフォニア」のスペシャルプライスBlu-ray Boxの発売も発表された。
毎年6月開催の「テイルズ オブ フェスティバル」は、2016年は「夏祭り」をテーマに7月9日、10日に横浜アリーナで行なわれる。ほかにも「テイルズ オブ」シリーズ公式ポータルサイト「テイルズチャンネル+」では12月15日22時から20周年パーティをニコニコ生放送で開催したり、企画「テイルズ オブ ドットメーカー」を行なったりと記念コンテンツが満載の様子。ほかにも最新情報の提供やお楽しみ企画も行なわれているため、シリーズファンはぜひチェックしておきたい。
©いのまたむつみ ©藤島康介 ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.