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「勇者死す。」、PS Vita版で追加される新ヒロインを初公開
葬儀や弔辞など、本作ならではのシステムも紹介
(2015/11/5 15:00)
日本一ソフトウェアは、2016年2月25日発売予定のPlayStation Vita用RPG「勇者死す。」について最新情報を公開した。価格はパッケージ版が5,980円(税別)、ダウンロード版が5,143円(税別)。
今回は、PS Vita版だけに登場する2人の新キャラクターが公開されたほか、その他の登場キャラクターや、本作の特徴のひとつでもある「勇者の葬儀」について紹介する。
PS Vita版で追加される新キャラクター2人が公開
「勇者死す。」のキャラクターは、それぞれが“魔王が倒されたその後の世界”で起こるさまざまな問題を象徴するような立場にいる。そして、問題に立ち向かうキャラクターたちを通して、ストーリーが展開されていく。
また、各キャラクターのストーリーが互いに関係しあうことで、協調やジレンマが生まれ、重層的で複雑な物語を形作っていく。
PS Vita版で新たに追加されるキャラクターは、その立場上もともと複雑なストーリーをさらにかき回すような動きをするようだ。
“勇者”の宿命を背負った少女 ヨナ
「あなたのように国を守りたいんです。私を……いえ、ぼ、僕をあなたのように強くしてください!」
ヨナは勇者の死後、勇者の代わりに急遽育てられることになった少女。勇者が魔王と刺し違え、命を落としたとき、突然天界からの啓示を受け“次の勇者”として選ばれて、その使命を負うことになった。
登場キャラクター3人を紹介
新キャラクター以外にも、本稿では物語を盛り上げる3人の登場人物を紹介する。
勇者が子供のころから面倒を見てきた爺や トーマス
「坊ちゃん、お帰りなさい!」
魔王討伐に旅立った際も勇者と共に行動しており、勇者が蘇ったあとも真っ先に駆けつける。勇者の苦悩や立場を最も理解している人物。
やる気のない王様 エドワード
「まだ魔物はそこらじゅうにおる。なのに国中は問題が山積じゃ。ううう、頭が痛いぞよ……」
持病のせいか顔色が悪く、問題山積みの現状から目を背けている。国や、娘であるフローラの将来に不安を抱えながらも、特に何か行動するわけでもなく、ため息ばかりついている。
世界を救った英雄の最期(葬儀について)
神様から5日間の命を与えられ蘇った勇者だが、6日目の朝には避けられぬ死が必ず訪れる。その後、勇者の葬式が執り行なわれる。
この葬式は、5日間の勇者の行動や関わったキャラクターによって、葬式の規模や内容、参列者が大きく変化する。また、勇者が生きているうちに関わったキャラクターが、その後の世界に影響を及ぼすこともある。
参列者
葬式の最後には、参列した人とその中で涙を流した人数がわかる。勇者が多くの人と関わり、善き行ないをすれば、より多くの人が集まる。この人数は5日間で勇者がどれくらいの人に影響を与えたかという最終スコアのようなものでもある。
その後の世界
葬儀の後には、勇者亡き後の世界がどんな道を歩むのか、という後日談を見ることができる。“王国のその後”も勇者の行動次第で大きく変化し、勇者と関わったキャラクターが思いもよらない形で国の行く末を決定付けることもある。
また、国そのものが何百年もの繁栄を誇る場合もあれば、わずか十数年で滅びてしまう展開もあり、多くのパターンが用意されている。
なお、PS Vita版では勇者が過ごす5日間に、より多くの展開をもたらす新システムもあるという。
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