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【スマホアプリ今日の1本】「ツインシューター:インベーダーズ」左右の自機がレトロシビア!

インベーダーゲームの新機軸、気を抜くことが許されない1本

9月30日配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

「ツインシューター:インベーダーズ」の3大ポイント

・ドット絵風3Dグラフィックスとノイズの走る懐かしい画面
・自機は左右に2つ。左右同時に気を配る必要がある
・混乱必至のシビアさ。ゲーマーこそチャレンジを!

 インベーダーゲームをイメージさせるレトロゲーム風でありながら、どこか変な画面。通常シューティングゲームは操作する自機は1つだが、eRepublik Labs Limitedの新作であるAndroid/iOS「ツインシューター:インベーダーズ」は、2つの自機を同時に操るという変わったタイトルだ。

【プロモーションムービー】

両端に自機が存在。操作は簡単だ
ポイントを貯めて強い自機を手に入れよう
気を抜くとあっという間にゲームオーバーだ

 本作は昔懐かしいドット絵を意識した3Dブロックで描かれており、ブラウン管独特の画面端が歪んだ感じ、ノイズが走る画面はまさにレトロゲームを意識していることがわかる。

 見た目はレトロなインベーダーゲーム風だが、本作が他のタイトルと異なる最大の特徴は、操作できる機体が2機あり、それらは左右の両端にあること。お互いが画面中央に向い合って弾を撃ちあう格好になっていて、敵が1体でも画面端の領地に到達したらミスになるし、反対側の自機が発射した弾に当たってもミスとなる。

 ゲームの目的はいたってシンプルで、中央から出現する敵機をできるかぎり撃墜し続けることである。操作は上下に自機を動かすだけで、自機からのビーム発射は自動。敵を倒すことはもちろんだが、最大の障害は、自機の攻撃によって対面にある自機を破壊してしまうことだ。

 敵の動向を追うだけでなく、2つの自機が発射した弾の行方にも気を配らないと、あっという間にゲームオーバーになる。だがすべてに気を配るというのは難しく、自機の弾に気を取られていると敵機が自機に接触したり、また敵機を見逃して領地に侵入されてゲームオーバーになってしまう。プレイしてみると、かなりシビアな印象だ。

 本作は2つの自機を同時に操作するので、注意すべき場所が重要になってくる。どちらかの自機に気を取られているともう片方があっという間にやられてしまうというジレンマを味わうのが、このゲームの醍醐味だ。

 敵機は普通に直進してくるものもあれば、上下左右に不規則に動くもの、攻撃してくるもの、前にバリアを貼っていて後ろからしか攻撃できないものなど様々あるので、これらに対しても臨機応変な攻撃が必要となる。

 そして、ステージをクリアしていくとボス戦になるわけだが、ボスは中央にドシッと構えて陣地に侵入はしてこない。その代わり、自機に対しかなり多くの弾をばら撒いてくるので、これを同時に避け続けるのはかなり難しい。

 またステージをクリアするとポイントが貯まる。このポイントを使うとミスした場所からコンティニューしたり、新しい機体を購入して変更することもできる。新しい機体にはホーミングミサイル、ボム、シールド、スローモーションの4種類のパワーアップ機能が付いているので、プレーヤーが使いやすいものを見つけるのも攻略のコツだ。

 ちなみに、本作は2人プレイが可能である。と言っても通信で行なうのではなく、1台のスマホで1機ずつを担当する。画面の大きさの関係で、通常のスマホのサイズでプレイするのは厳しいというのが正直なところ。2人プレイをするなら、大きめのiPadなどダブレットをオススメしたい。

 レトロな仕上がりはそのものが魅力であるし、そして2つの機体を同時に操作するというゲームシステムもユニークだ。かつて「スペースインベーダー」などで腕を鳴らした方にもぜひチャレンジしていただきたい。短いサイクルでどんどん楽しめる、オススメの1本だ。

【スクリーンショット】
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(藍田奈結)