ニュース

宮武氏監修のアクションフィギュア「HI-METAL R リガード」発売

かつてないディテール、たっぷりのギミックで「マクロス」の“ザコメカ”登場

2016年2月発売予定



価格:7,344円(税込)

 バンダイはアクションフィギュア「HI-METAL R リガード」を2016年2月に発売する。価格は7,344円(税込)。

かつてないクオリティでリガードを再現

 リガードはアニメ「 超時空要塞マクロス」のゼントラーディー軍の兵器。1人乗りのワンマン戦闘ポッドで、鳥脚型の脚部とスラスターで宇宙や地上を高速で動き回り、各所の武器で敵を攻撃する。

 人型のロボットや戦闘機からかけ離れたフォルムは「SFメカ」としてファンから注目された。「あのボディに大きなゼントラーディ兵が入るのか?」というツッコミも受けながら、その劣悪で窮屈な環境で戦闘させられる兵士の境遇や、「安価な大量兵器」を体現するようなデザインと設定は、独特の存在感を生み出している。

 「HI-METAL R リガード」は、ディテール、塗装なども含め、従来のリガードの立体物の追随を許さない商品となっている。全身のモールドや、各部の武器、スラスター、脚部の可動域の広さなど、いわゆる“ザコメカ”であるリガードにも関わらずリッチな雰囲気がある。これは、オリジナルデザインを担当したデザイナーの宮武一貴氏が監修し、ディテールを見直したからこそのクオリティであろう。

 脚部以外にも2つのキャノン砲がボールジョイントで可動、背面のハッチが開き内部のコクピットを見ることも可能となっている。さらに台座が付属し、飛行シーンも再現可能だ。バルキリーに注目が集まり昨今では立体化の少ないリガードだが、決定版と言える商品だ。

【HI-METAL R リガード】
大きな脚がポーズにダイナミックさを加える

(勝田哲也)