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夜道探索アクション「夜廻」。探索のヒントやキー要素を紹介

一部お化けの詳細も明らかに!

10月29日 発売予定

価格:
5,980円(通常版・税別)
5,143円(DL版・税込)
プレイ人数:1人

 日本一ソフトウェアは、PlayStation Vita用夜道探索アクション「夜廻」を10月29日に発売する。価格はパッケージ版が5,980円(税別)、ダウンロード版が5,143円(税込)。

 「夜廻」は、「夜闇に潜む恐怖」をテーマに、幼い少女がひとりで夜道を彷徨う探索型のアクションゲーム。少女は夜の闇の中に消えた大切なモノを探して、幾度となく夜の街に繰り出していく。

 今回は探索のヒントや糸口になるマップ上のキー要素を紹介していく。様々な探索場所の特徴や、出現するお化けたちの詳細についても明らかになった。また、探索中に遭遇する“サブイベント”を追うことで、夜の街を彷徨うお化けたちの、少し切ない背景を知ることができる。

暗闇の奥、大切なものを探して

 少女は消えた愛犬と姉を探すため、夜な夜な家を抜け出し様々な場所を訪れる。少女が訪れる場所は街中に限らず、街外れの林道や閉鎖された工場や山の奥など、住宅地から遠く離れた場所まで多岐に渡る。

 所々には調べることのできる“オブジェクト”があり、また“何かの痕跡”を見つけることで、探索の手がかりを得ることができる。ただし、様々な場所を探索することで発見も多くなるが、同時に出没するお化けの種類も増えていくので、注意が必要となる。

掲示板に記された情報や、街中の噂を辿る

 街中にある“掲示板”や“ゴミ捨て場”を調べることで、周辺の情報や探索に役立つ物を得られることがある。また、街の各所には不審な噂も流れており、そうした情報を掲示板や“誰かの落としたメモ”から入手することができる。

住宅街

 住宅街にある掲示板には、犬の騒音被害に関する内容が記載されている。街の至るところにはゴミ捨て場があり、公園や車が捨てられた空き地などを調べることで、様々なものを発見できる。

学校

 住宅地の近くにある古びた学校。プールで行方不明になった女の子がいるなど、不審な噂がたくさんある。また、校舎付近やグラウンドでは、生徒の落し物を多く見つけることができる。

商店街

 寂れた夜の商店街。昼間営業している店も少なく、ほとんど廃墟と化している。誰もいないアーケード街で、ショーウィンドウのマネキンが夜な夜な動くという。

 街外れにある林。人気がなく、付近の掲示板によると子供の行方不明が多発しているらしい。林の木々の下には、何かが埋まっていることがある。

【埋まっているものを掘り起こす】

 探索中、スコップを持っていると、特定の場所を“掘る”ことができる。地面を掘ることで“埋まっているもの”を入手でき、探索の進行に必要なものが見つかることがある。スコップを入手したら、掘れる場所をいろいろ探してみるといいだろう。

マップに出没するお化けたち

 探索を進めるにつれ、出没するお化けの種類も増えていく。お化けによって姿形も異なり、人のような姿をしたものから、異形の様相をしたものまで存在する。また、それぞれに特徴を持ち、「光」や「音」に反応したり、中には何かに「擬態」して襲ってくるお化けもいるようだ。

【お化けたち】
盲目の霊。何らかの事故により、目と命を失った盲目の霊。夜の街を彷徨っており、足音や物音に敏感に反応する
化け猫。巨大な猫の頭部をしたお化け。普通の猫に化けており、近づくと姿を変えて襲いかかってくる
顔面岩。林や山に潜む、人の顔をした岩の怪異。普段は動かずじっとしているが、光をあてると動き出し攻撃してくる
よまわりさん。夜道に出没する、謎の怪異。少女を見つけると、少し離れた場所から後をつけてくる

【持ち物を利用して、お化けを回避】

 お化けに遭遇した時、“探索中に入手したもの”を利用することで、回避が容易になる場合がある。

 例えば、“足音”や“物音”に反応するお化けは、「石」や「お金」を投げることで転がる音の方向へ誘導することができる。持ち物とお化け、それぞれ特徴を理解して、効果的な回避方法を見つけて行くことが重要となる。

幾度の夜を超えて、闇の中を彷徨い続ける――

 探索を進めていると、奇妙な行動を取るお化けと出会うことがある。

 お化けの多くは過去に悲しい出来事を体験しており、少女と同じように、何かを求めるようにして夜の街を彷徨い続けている。注意深く、彼らの動きを見ていれば、彼らの求めるものや、この世に留まる理由がわかるかもしれない。

 お化けたちは怖いようでいて、どこか切なさを持ち合わせている。

夜の街で出会う、少し変わったお化けたち

 探索中、少女を襲ってこない無害なお化けと遭遇すると、イベントが発生することがある。イベントの内容は様々で、お化けの何気ない悪戯で終わるものから、彼らが求める“何か”を探し出さなければならないこともある。

 イベントを追うことで、お化けたちの少し変わった一面を知ることができる。

街路を走る首無し馬

 首が無いままに、街路を疾走し続ける馬。毎晩同じ道を走り続けており、いつも同じ場所で姿を消す。その行動には何か理由がありそうだが……?

さまようメリーさんの人形

 誰かに捨てられた、メリーさんの人形。捨てられた恨みと悲しみから、今でも持ち主を探しさまよい続けている。街のどこかには携帯電話が落ちており、時折メリーさんから居場所を伝える電話がかかってくる。

公園のだるまさん

 夜の公園に出没する、大きなだるま。なぜか両目が描かれておらず、子供をみかけると遊び相手に誘ってくる。一緒に遊んであげるとご褒美が貰える。

【収集品と少女の日記】

 サブイベントを進めると、お化けに関わる小物やメモが手に入ることがある。これらは収集品として少女の日記に記録され、後で見返すことができるようになる。

(稲村亜樹)