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【WF2015 夏】30年の時を経て「ダイアクロン」復活! ワンフェスロボットまとめ
コトブキヤのオリジナルロボや、「バットマン」も紹介!
(2015/7/27 17:24)
本稿では企業ブースで出展された様々な新製品の内、ロボット、メカニックそしてヒーローをモチーフとした商品をまとめて紹介していきたい。
今回ロボット関連で最大の注目はタカラトミーの「ダイアクロン」の復活だろう。「ダイアクロン」とは、タカラ(現:タカラトミー)が1980年に展開していた玩具シリーズだ。「ミクロマン」からよりメカニックに焦点を当てた商品を展開し、人気を博した。ミニフィギュアが乗り込める“コクピット”がきちんと設定されているのが特徴で、当時流行し始めた“リアルロボット”の流れも取り入れていた。
しかし、「ダイアクロン」はアメリカで展開するタカラの玩具シリーズ「トランスフォーマー」が好評になり、吸収されていく。その後「トランスフォーマー」が日本でもヒットしていく中、「ダイアクロン」シリーズは終了となり、一部の商品は「トランスフォーマー」としてリニューアルされていく。今回、この「ダイアクロン」が復活するのである。
第1弾は、3機のメカが合体変形する「ダイアバトルス」。原作通り3機のメカが合体する。シルエットも含め当時のコンセプトを活かした商品となる。今後さらなる情報が明らかになるという。担当者に話を聞いてみたが新しい「ダイアバトルス」は、当時のコンセプトを、30年で進んだ玩具技術や、ギミックの解釈で現代風に実現したらどうなるか、という課題の元制作を進めているという。楽しいコンセプトであり、今後に注目したい。
他にも様々な注目アイテムがある。プライム1スタジオは、PS4向けアクション「バットマン:アーカムナイト」の「アーカムナイト」や「バットマン」をゲーム内以上の細かさで再現している。その装甲の分割線や、装備の詳細をたっぷり鑑賞できる。さらに「バットモービル」の立体化も見逃せないところだ。
千値練は、「ゴーショーグン」や「ダンクーガ」の「ブラックイーグル」の立体化に挑んでいる。進化し続ける造形技術が注ぎ込まれた商品はファンにはたまらないものになりそうだ。アートストームの完全変形する「ガーランド」や、アルカディアの全高1mの「ゲッターロボ」など、マニアックで、だからこそ熱い商品を会場ではいくつも見ることができた。