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35年の時を経て「ダイアクロン」復活、「ダイアバトルスV2」
3機のメカが合体変形、限定商品で“プロトタイプ”も登場
(2015/10/7 16:18)
タカラトミーはアクションフィギュア「ダイアバトルスV2」を2016年5月に発売する。価格は15,000円(税別)。さらに通販サイト「タカラトミーモール」では限定バージョンの「ダイアバトルスV2 プロトタイプ(月面基地 Ver.)」の予約受付を10月26日から行なう。
本商品はタカラ(現タカラトミー)が展開していたロボット玩具シリーズ「ダイアクロン」の35年ぶりの新作となる。「ダイアクロン」は、「ミクロマン」の次に展開されたシリーズであり、ミニフィギュア“ダイアクロン隊員”が様々なメカに乗り込めるのが大きな特徴だった。初期の商品はスタジオぬえがデザインで参加しており、SFメカとしても魅力を持っていたが、その後に展開された「トランスフォーマー」に吸収され発展していく。
「ダイアバトルスV2」は、シリーズ初期の人気商品「ダイアバトルス」のオマージュ的なコンセプトとなっている。当時のデザインを強く受け継ぎながら現在の最新技術を投入し、プロポーションとギミックにこだわった「新世紀のダイアクロン」を体現する商品となっている。
「バトルス01」、「バトルス02」、「バトルス03」の3機の戦闘メカが変形合体し巨大ロボ「ダイアバトルス」になるという初期コンセプトを引き継ぎつつ、さらに遊びの幅を広げているところが大きな特徴だ。3機のメカはロボット形態だけでなく、3タイプのメカに合体でき、さらに2機での合体パターンまで用意されている。ユーザーの工夫でオリジナルの合体を試してみるのも楽しいだろう。
ロボット形態では手足の幅広い可動で多彩なポーズを取らせることができる。背中の巨大な羽根や太ももの円柱風のデザイン、そして赤と青をメインに、黄色をアクセントにした派手なカラーリングは昨今のリアル系ロボットにはない、「おもちゃとしてのかっこよさ」もあって、独特な魅力がある。そして「新ダイアクロン隊員」も現代風にリファインされているのもファンにはグッとくるところだ。
さらにニヤリとさせられるのが限定商品の「ダイアバトルスV2 プロトタイプ(月面基地 Ver.)」だ。灰色がメインの塗装が施されており、現在の戦闘機のような、“リアルメカ風”の雰囲気がある。35年前の「ダイアクロン」も迷彩カラーを施した“リアルタイプ”という展開を行なっており、当時の記憶も刺激させる商品となっている。
(C)TOMY