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「バットマン:アーカム・ナイト」、サブクエストを体験

飛び回るファイアフライをドライビングテクニックで追い詰めろ!

会期:6月16日~6月18日(現地時間)

会場:LA Convention Centre

 米Warnerのブースで1番人気だったのが「バットマン:アーカム・ナイト」だ。本作は北米では6月23日に発売されるが(日本は)、一刻も早くプレイしたいという人が多いようで、プレイ待ちの長い行列ができていた。

会場では試遊台でゲームをプレイできた
バットモービルを活用する場面が多い
ファイアフライを追い詰め捕まえるクエストを体験

 出展バージョンではメインストーリー以外のサブクエストが挑戦できるようになっていた。今回は「ファイアフライ」のクエストに挑戦できた。「バットマン:アーカム・ナイト」の大きな目玉が“バットモービル”である。

 今作ではバットモービルが様々な場面で活躍する。タイヤがせり出し、砲台が出現する“戦闘モード”に変形するだけでなく、建物の入り口を突進で開けたり、ワイヤーを結びつけものを引っ張ったりもできる。バットモービルがどう活用されるかも注目点なのだ。

 そしてファイアフライとの戦いはバットモービルを活用したものとなっている。ファイアフライはバットマンのおなじみの悪役の1人。放火魔であり、火炎放射器を武器として使う。ファイアフライのもう1つの特徴が“飛行”である。2つの翼とジェットエンジンで自由自在に飛行し、機動力でバットマンを苦しめる。

 クエストでもファイアフライの飛行に翻弄される。ファイアフライは低空を高速で逃げ回り、バットマンはバットモービルで追いかける。レースゲームそのままの追跡劇が展開する。ファイアフライの位置はレーダーで捕捉しているために建物などの障害物越しにも表示されているのだが、ゴッサムシティは細い路地も多く、なかなか近づけない。

 さらにファイアフライは頻繁に急ターンも駆使する。路地にはゴミが散乱し、車止めのポールがあったりもする。街路樹や信号機などもあり、ファイアフライに近づくのは一苦労だ。しかも道路にも火をつけ、そこを走るとダメージを受けてしまう。

 プレーヤーは目標をとらえながらアクセルとブレーキ、さらにはロケットブーストを駆使して追跡していく。難しさはあるものの、目の前のカーブを切り抜けたり、直線でのブーストの使いどころなど、レースゲームの楽しさもあって、ファイアフライを捕まえた時かなり爽快だった。ファイアフライのクエストはこの後もいくつかあり、バットマンはこうした戦いを通じて彼を追い詰めていくこととなる。

 今回のクエストは「バットマン:アーカム・ナイト」のゲーム性の幅広さを感じさせた。同じくサブクエストで、リドラー関連には、チェックポイントを制限時間以内で通過するレースゲームそのままのものもあるという。かなり盛りだくさんなゲームであることが改めて確認できた。

【Be the Batman Trailer】

【バットマン:アーカム・ナイト】

(勝田哲也)