ニュース
「AVA」、ポイント制大会「AWC」開催概要を発表
開催場所は日本に決定! 賞金総額1,000万円をかけた選手記者会見も開催
(2015/6/9 17:29)
ゲームオンは、Windows用オンラインFPS「Alliance of Valiant Arms」について、国際大会「AVA WORLD CHAMPIONSHIP」(AWC)の大会概要を発表した。
「AWC」は、世界各国や地域から選出された代表クラン同士で争う爆破ルールの世界大会で、賞金総額は約1,000万円と「AVA」史上最高額となる。「AWC」がこれまでの国際大会と異なるのはその代表クランの選出方法で、日本では「A-POINT」というポイント制を採用し、最終的なランキング上位2クランが日本代表クランとして選出される。「AWC」の開催やポイント制については事前に告知されていたが、今回はその詳細が明らかになった形だ。
「AWC」参加地域となっているのは、日本以外には韓国、台湾、中国、そして北米&ヨーロッパ。5つの地域から2クランずつが選出され、さらにアジア大会「AVA Asian Cup 2015」、国際大会「AIC 2015」の優勝クランを加えた合計12クランによって争われる(「AVA Asian Cup 2015」はすでに終了しており、韓国「Clan Heat」が「AWC」出場権を獲得済み)。
さらに、「AWC」の開催場所が日本であることも発表された。場所は東京タワー麓のStar Rise Tower。開催日程は12月17日から20日までで、17日は予選抽選会とレセプションパーティーの開催、12月18日と19日は予選大会、そして12月20日は決勝戦を行なう予定。なお予選に2日間が割かれているのは、全試合をインターネット配信するからだという。
発表会で説明を行なった「AVA」日本運営プロデューサーの井上洋一郎氏によれば、「AWC」の開催とポイント制の採用はゲームオンが世界の「AVA」運営に提案したのだという。国際大会の開催にあたっては直前に予選が行なわれていたが、大会が終了すると解散してしまったり、プレーヤーが「AVA」から離れてしまったり、強いチームが維持されない状態が続いていた。
しかし世界を見ると強いチームは長く存続しており、コミュニティ形成を強化するような動きが必要だと感じたという。そこでゲームオンが提案したのがポイント制の採用で、長い期間でポイント獲得を争うことにより、チームの維持をユーザーに促したい考えだ。
またトッププレーヤーたちの活動する場を増やすことで、「AVA」自体の盛り上がりも期待できる。最近ではトップクランに対するスポンサー契約も増えてきており、この流れをより大きく展開させるための施策だという狙いが語られた。
今年は6試合がポイント獲得の対象となっており、6月9日時点では2試合が終了している。会場には現時点での上位6クランの代表者が集まり、それぞれの意気込みと意識するライバルが述べられた。
4位:Galactic てっこぉ選手
てっこぉ選手: メンバーを刷新し、国際大会未経験のクランとなった。まずは国際大会出場を目指す。ライバルとして意識しているのはDeToNator。姉妹クランのような関係でもあるし、Galacticから移籍したSyaNha1選手もいる。より負けたくないという気持ちがある。
3位:F4E YURaaaaaaaマネージャー
YURaaaaaaaマネージャー: 結成から2年。楽しさを糧に強くなろうというスローガンのもと、一丸となってチーム作りを目指す。ライバルは現在1位のRequish。
2位:SunSister もるちゃんマネージャー
もるちゃんマネージャー: 2010年に結成して5年目。1度世界2位になったが、久しく結果を出していない。ゲームとしてでなく競技として活動してるので、やるからには日本一、世界一も目指したい。ライバルは国内王者のRequish。韓国のClan Heat、台湾のahq e-Sports Clubもライバル視している。