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「グランツーリスモ6」、「MINI Clubman Vision Gran Turismo」や新コースを公開
プレーヤーに代わりAIドライバーが運転する「Bスペック」や、ペイントの新機能も実装
(2015/2/27 00:00)
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は、1.16アップデートを行ない、「ミニクラブマンビジョングランツーリスモ」を追加したほか、新コース「ミッドフィールド・レースウェイ」の収録、プレーヤーに代わりAIドライバーが運転する「Bスペック」や、ペイントの新機能も実装した。
「ミニクラブマンビジョングランツーリスモ」
小型車として確固たるブランドを有する「ミニ」のブランドイメージにインスピレーションを受け、デザインチームは「戦うためのミニ」のエッセンスをふんだんに詰め込んだ「ミニクラブマンビジョングランツーリスモ」を開発した。
車重1,050kgと極めて軽いこのマシンは、395PSという強烈なパワーのおかげで0-100km/hをわずか3.5秒でこなす。さらにフルタイム4WDとレース用6速シーケンシャルトランスミッションが確実にパワーを路面に伝え、調整式ダンパーを備えた前後サスペンションがどんな状況でも完璧な路面追従性を実現する。ギア比の設定によって変更も可能だが、その最高速度は290km/hとなる。
低いシルエットと限界まで張り出したホイールのおかげで、ミニが得意とするゴーカート並みのハンドリングはいっそう研ぎ澄まされている。フロントとリアに備わった調整式カーボンディフューザーとホイールアーチ後方の大型ダクトは、エンジンとブレーキの冷却にも効果を発揮。また左右分割式のリアスポイラーと完全にフラットなアンダーボディは、洗練されたエアロダイナミクスをより高いレベルへと引き上げている。
横長の六角形フロントグリルや楕円形のヘッドライト、レーシーなデザインステッカー、ボンネットとルーフのラリーストライプといったデザインで、レーシング志向を表現。さらにボンネットとタンクのクイックリリース金具、サイドの小型スライドウインドウなどでクラシカルな雰囲気を演出。「ミニクラブマンビジョングランツーリスモ」のスタイリングをひときわ完成度の高いものに押し上げている。
新コース「ミッドフィールド・レースウェイ」
新コースとして「ミッドフィールド・レースウェイ」の順走および逆走の2レイアウトが追加された。
「ミッドフィールド・レースウェイ」は人気の高いオリジナルコースだが、改良が加えられて復活した。山あいの起伏に富んだ地形を利用して作られたハイスピードサーキットで、名物の立体交差で周回方向が反転するダイナミックなコースデザインとなっている。
「Bスペック」のアップデート
キャリアモードのイベントレースが、プレーヤーに代わってAIドライバーが運転する「Bスペック」に対応した。自分で完走することが難しい耐久レースなどで活用するといいだろう。各イベントレースのレース前に表示されるクイックメニューから「Bスペック」を選ぶことで実行できる。