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PS3「グランツーリスモ6」、レーザー推進システムを採用した新車種を今冬追加

11月21日 発表

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは「グランツーリスモ6」において、シボレーの「シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモ」を今冬のアップデートで追加すると発表した。

 「シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモ」は米国のロサンゼルス自動車ショーの一般開幕に先駆けて公開されたもの。シボレーの開発部門と45年以上も前からパートナーシップを組んで開発を行なってきたシャパラルの変革の精神を受け継いだ車種となる。

 レーザー推進システムを採用し、車体中心部にマウントされたレーザービームユニットから光のビームパルスがシュラウド(覆い)に向けて発射され、そこで発生する衝撃波が、巨大な推進力を生み出すシステムとなっている。リチウムイオンバッテリーを用いた671kWレーザーと空気パワージェネレーターにより、同車は384km/h(240mph)のトップスピードを出すことが可能で、0-60mph加速を1.5秒でこなす。

 これまでに無いシステムの車だけにコクピットも斬新で、ドライバーは前方に寝そべる姿勢となり、手足を4つのホイールに投げ出すようにしてマシンを操作する。また、車両自体の情報表示機能も最小限にとどめられており、計器情報などはドライバーのヘルメットバイザーに直接投影される。

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(船津稔)