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「国際日本ゲームカンファレンス2015」基調講演に坂口博信氏の登壇決定
“ファイナルファンタジー創世記”をテーマにJRPGのグローバル化を語る
(2015/2/12 12:00)
立命館大学ゲーム研究センターとカナダのアルバータ大学は5月21日から23日までの間、ゲームに関する国際カンファレンス「国際日本ゲームカンファレンス2015(Replaying Japan)」を開催する。場所は京都の立命館大学衣笠キャンパス。
国際日本ゲームカンファレンスは、任天堂でファミリーコンピュータやスーパーファミコンの開発に携わった上村雅之教授がセンター長を務める立命館大学ゲーム研究センターが主幹事の国際ゲームカンファレンス。今年で3回目を迎え、日本のゲーム研究のうち、ゲーム文化、ゲームの教育利用、あるいはゲーム産業を題材とした、国際的な研究交流を目的としている。
2015年は欧米市場向けのファミリーコンピュータ「Nintendo Entertainment System」が発売30周年であることから、テーマを「世界化する日本のポップカルチャーとその源流: Nintendo Entertainment System 世界進出の意味を問う」としている。なお現在発表者を募集中。締め切りは2月20日まで。
また基調講演には、ミストウォーカーCEOの坂口博信氏と、KADOKAWA・DWANGO取締役の浜村弘一氏の登壇が決定した。テーマは、「ファミコンから世界へ~『ファイナルファンタジー創世記』に見るJRPGグローバル化の系譜」となる。開催日や講演への応募方法は追って公開される予定。
国際日本ゲーム研究カンファレンス2015(Replaying Japan 2015)
開催日:5月21日~23日
場所:立命館大学(京都市)
主題:世界化する日本のポップカルチャーとその源流:The Nintendo Entertainment System 世界進出の意味を問う
「Nintendo Entertainment System」の米国発売30周年を記念し、このコンソール機、ならびにそれによって生まれたビデオゲームをテーマとし 同時に、人文、社会、経営、教育学など多岐に分野にわたるポスター/デモ展示ならびにゲームカルチャー、教育とゲーム並びに日本のゲーム産業に関する研究発表を行なう。具体的なテーマは以下の通り。
・The Nintendo Entertainment System
・ゲーム及び玩具に関する異文化間研究
・東アジアのゲーム市場及びカルチャー
・ゲームのローカライゼーション
・ゲームの教育効果と評価
・ゲームおよびゲーム文化の保存
・プレイヤー文化の理解
・特定のゲームに対する考察
・ゲーム作品の比較分析
・ゲーム理論
・ゲームデザイン
・ゲーム産業(日本国内およびグローバル展開を含む)
・ゲーム産業におけるマーケティング及び資金調達
・ゲームとメディア融合
・ゲーム・オブ・チャンス