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PS4「Bloodborne」イベントで、「聖杯ダンジョン」を紹介
通常のフィールドとはひと味違う、攻略要素の強い自動生成ダンジョン
（2015/1/31 01:27）
- 1月28日～2月1日開催
- 会場：Taipei World Trade Center
SCEジャパンスタジオが手がけるタイトルとして会場で存在感を放っていたのが、プレイステーション 4用アクションRPG「Bloodborne」だ。SCETブースでは、韓国G-STAR2014に続き、プロデューサーを務めるソニー・コンピュータエンタテインメント JAPANスタジオの山際眞晃氏が本作のオンライン要素「聖杯ダンジョン」を紹介した。
「Bloodborne」は人間が獣に変わってしまう病気が蔓延する「古都ヤーナム」を舞台に、アクション性の強いバトルが展開する。陰惨な世界観と、きついゲームバランス、そしてそれらをねじ伏せることで生まれる“死闘感”が最大の魅力のアクションRPGだ。今回は2人での協力プレイによるダンジョン攻略が行なわれた。
シングルプレイとひと味違う、攻略要素の強いオンラインダンジョン
「聖杯ダンジョン」は地上マップではなく、ある特定の条件で挑戦できる地下ダンジョンだ。冒険などを通じて手に入れる“聖杯”とアイテムを組み合わせることで自動生成される。プレーヤーはこのダンジョンにソロではいることも、友人など仲間を募って入ることも可能だ。
また生成されたダンジョンを他のプレーヤーに向けて公開することも可能。聖杯やアイテムは様々な種類があり、組み合わせることで難易度や敵の傾向などが調整できるという。きついバランスだからこそ協力して生き抜く楽しさも倍加される要素だ。今回は2人のJAPANスタジオのスタッフを呼んでデモプレイを行なった。
通常のダンジョンは広大であり、階層にわかれているが、今回はデモ用の小規模のものとなっていた。プレーヤーはシングルプレイの黒いハンターと、対照的な真っ白な服を着た2人目のハンターで、2人は協力してダンジョンを攻略していった。
2人はある通路で扉を発見するがこれには「封印」がかかっていて進めない。そこで周りを探索していくのだが、様々な敵が2人に襲いかかってくる。「Bloodborne」の敵の攻撃力は高く、気を抜くとあっという間に倒されてしまう。ハンター達は、強力だが反動が大きく連射できない銃や、いくつかの形態に変形する近接武器といった装備を駆使し、敵の攻撃を見切って戦っていく。2人の開発スタッフは手慣れたキャラクター操作で、敵をなぎ倒していった。
しかし、敵は数が多かったり、素早かったりとハンター達を苦しめる。さらには強力な中ボスまで登場する。中ボスは前方に油のような可燃性の液体を噴射し、それから火をつけるという範囲攻撃を行なってくる。ハンター達は強力なコンボ攻撃、素早い回避で戦っていく。そのアクション性の高い戦闘は、「自分も華麗に戦ってみたい」と強く思わせる。
ダンジョンははしごを上下するなど立体的な要素もあり、探索できる要素はかなり多いと感じた。そしてある部屋でレバーを探し当て、封印を解除させることができた。そこには炎をまとう恐竜の骨のようなモンスターが！ その炎は非常に強力で、ハンター達は勝てるか!？ というシーンでデモプレイは終了した。
デモプレイ後、ステージにはJAPANスタジオシニアバイスプレジデントのAllan Becker氏が登壇し、台湾ファンに向けて挨拶した。そして「Bloodborne」の繁体字中国語版が3月24日に発売されることが告知された。コレクターズエディションやバンドルパックの存在なども明らかになった。最後にBecker氏は「これからもJAPANスタジオからどんどんすばらしいタイトルが出てきます。今後もご期待ください。よろしくお願いします」と台湾ファンに向かって語りかけた。
