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「Nintendo Direct 2015.1.14」で「ファイアーエムブレムif」など一挙に発表!

3DS「リズム天国」この夏発売、「ゼノブレイドクロス」も発売日決定

1月14日 配信

 任天堂は1月14日、「Nintendo Direct 2015.1.14」においてWii U、ニンテンドー3DS、amiiboなど関連情報を岩田聡代表取締役社長が一挙に公開した。基本的にはこの春までに発売されるタイトルが中心だが、夏頃までに発売される作品も含まれている。

 シリーズ最新作となる3DS用「ファイアーエムブレムif」や、同じく3DS用タイトル「リズム天国」最新作など発表が相次ぐと共に、多くのタイトルの発売日の告知が行なわれたので、順にご紹介していく。

【Nintendo Direct 2015.1.14】

3DS「ファイアーエムブレムif」

 冒頭いきなり発表された「ファイアーエムブレムif」。

 3DS用タイトルとしてインテリジェントシステムズが開発を担当し、キャラクターデザインをコザキユースケ氏が担当するなど前作を手掛けたチームが開発を進める全くの新作。プレーヤーはより大きな選択をすることになるという。また、ストーリーは漫画原作者の樹林伸氏が参加しており、独特の世界観を紡ぎ出しているという。

 この夏の発売を予定。同時期にインテリジェントシステムズが開発を手掛けるトレーディングカードの発売も予定されている。

3DS「ハコボーイ!」

 “ハコ”を出すことができるキャラクターを操作してゴールまで到達するパズルアクション。ハコを橋のように使ったり、階段のようにしたり、踏み台にしたり、様々な使い方が可能。どれだけのハコをどのように使うかが重要となる。開発はHAL研究所。

 「Nintendo Direct」配信直後から配信開始。ダウンロード配信のみで、価格は630円(税別)。

3DS「ポケとる」

 ポケモンを3匹揃えて消していくアクションパズル。ただし、動かす手数が決まっており、手数の中で、いかに効率よく揃えて消していくかがポイント。ポケモンを集め、成長させることで効率よく消すことができるようになるという。またメガシンカするポケモンも登場。いかに育てていくかがキーとなる。

 配信タイトルで、2月配信開始を予定。Free to Playタイトル。プレイするごとにハートが減少。なくなるとプレイできない(一定時間で回復)。スマホ系のSNSゲーム同様、ハートを購入することでプレイできるようになったり、アイテムを購入して有利にゲームを進めることもできる。

3DS「ワンピース 超グランドバトル!X」

 すでに発売中の「ワンピース 超グランドバトル!X」だが、amiiboに対応する。任天堂キャラクターのコスチュームをまとった麦わらの一味が登場する。更新データの配信は1月26日を予定。

 「大乱闘スマッシュブラザーズ」の新たなるamiiboも発売が決定した。第3弾の「シュルク」、「ソニック」、「ロックマン」が2月19日、第4弾「ルフレ」、「ルキナ」、「リザードン」、「パックマン」、「ワリオ」、「ネス」が4月29日に発売となる。さらに「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS」のamiibo対応更新データの配信も2月に決定した。このデータの更新により、Newニンテンドー3DSで、amiiboでのファイター育成が可能になる。

 amiibo関連では新たに「スーパーマリオ」とのコラボ商品が登場する。発売は3月12日を予定。この中にキノピオも含まれるが、発売中のWii U「進め! キノピオ隊長」がamiiboに対応し、キノピオのamiiboをゲームで使用すると、ステージに隠れたドット絵のキノピオを探し出す新たなるゲーム「かくれんぼ」を楽しむことができるようになる。

 対応データの配信は、amiiboの発売と同時の3月12日を予定。さらに「進め! キノピオ隊長」のソフトとキノピオのamiiboをパックにしたセット版も4,700円(税別)で3月26日に発売される。

Wii U「マリオパーティー10」

 パーティゲームの決定版とも言える人気のシリーズの最新作。amiiboに対応した新しいモード「amiiboパーティ」を搭載しており、キャラクターにちなんだオリジナルボードマップで遊べる。各キャラクターならではのマップが用意されており、巨大化して他のプレーヤーを蹴散らすなど特色のあるギミックが隠されているという。

 3月12日発売予定で、5,200円(税別)。マリオのamiiboが同梱された商品も発売予定。発売は同日で、こちらの価格は5,700円。

Wii U/3DS「マリオvs.ドンキーコング みんなでミニランド」

 マリオをゴールへ導くWii U/3DSの「マリオvs.ドンキーコング みんなでミニランド」は、前作同様に自分でステージを作成しインターネットで公開することができる。今作ではそのステージをプレイすると結果に応じて星がプレゼントされる。ユーザーはその星をステージの制作者にプレゼントすることができる。もらった星はステージを作るときに必要なパーツを購入することができるため、ステージ制作者を応援することができる。

 3月19日発売予定。また、Wii U版には3DS版の、3DS版にはWii U版のダウンロード番号が付属しており、片方のプラットフォームを購入することで両プラットフォームでプレイすることができる。

 3月19日発売で、価格は2,800円。

Wii U/3DS「役満 鳳凰」

 Wii U、3DS用Free to Playの麻雀ゲーム。インターネット対戦に対応。Wii U GamePadに点数や残りの牌の数など各種情報が表示されるなど、麻雀初心者へのサポート機能が充実している。

 1日1回は無料でできるが、6カ月1,000円の会員券を購入すると回数制限がなくなるほか段位認定を受けられたり大会を開催できるようになる。Nintendo Network IDと紐付けられており、会員券を購入するとWii Uでも3DSでもプレイできるようになる。さらには1人が会員券を購入すると、同じWii Uに登録されている複数のNintendo Network ID会員は会員権を共有することが可能となる。つまりお父さんが会員券を購入すると、同じWii Uを使っている子供も会員権の恩恵を得ることができる。

 2月18日にニンテンドーeショップで配信開始予定。

Wii U「スーパーマリオギャラクシー 2」など

 Wii Uのニンテンドーeショップにて、Wii用「スーパーマリオギャラクシー 2(番組配信直後)」、「ドンキーコング リターンズ(1月21日)」、「星のカービィ Wii(1月28日)」の配信を開始。価格は各2,500円だが配信開始から1週間は半額の1,250円(税別)で販売される。

 今後も「パンチアウト!!」、「罪と罰 宇宙の後継者」、「斬撃のレギンレイヴ」、「パンドラの塔」などの配信が予定されている

Wii U「PROJECT TRESURE」

 バンダイナムコゲームスの原田勝弘氏が登場し発表した新規タイトルがWii U用「PROJECT TRESURE」。罠を解除し宝箱を強奪し競い合う。インターネットに接続しているユーザーであれば誰でも基本無料でプレイ可。詳しくは発表できないとしながら、かなり野心的なタイトルになりそうだ。

Wii U/3DS「ロデア・ザ・スカイソルジャー」

 中 裕司氏が制作を手掛けたWii U用アクションゲームで、4月2日に遂に発売となる。人型ロボットのロデアを操作し大空を駆け巡り、機械軍団や超巨大ボスに挑む。初回版にはWii用の「ロデア・ザ・スカイソルジャー」が同梱される。価格は7,200円(税別)。

 3DS版も同日発売予定で価格は5,800円。

Wii U「スプラトゥーン」

 Wii U「スプラトゥーン」は5月発売に決定。人間に姿を変えることができるイカになり、ステージに色を塗って人事を獲得していくアクションシューティング。今回はゲームの起点となる街から「イカスツリー」に入ることで、他のプレーヤーと対戦することができる。

 また、イカたちの装備は自由にカスタマイズ可能で、服(ダメージ軽減など)や頭部、武器類、靴(速度強化)などを色々と強化することができる。武器も特性の異なる3種類が用意され、メインウェポン、サブウェポン、スペシャルウェポンで1セットとなっており、戦略によってこの構成を変え、戦いに挑むことになる。

Wii U「XenobladeX(ゼノブレイドクロス)」

 Wii U用RPG「XenobladeX」のが4月29日に発売されることが決定した。価格は7,700円(税別)。

 壮大な未開の惑星「ミラ」がオープンワールドで描かれており、かつてない冒険が繰り広げられる。映像では遠くにいる巨大な生命体まで見ることができ、しっかりとした世界観で描かれているようだ。

 また、「あらかじめダウンロード」による販売を近日開始。

3DS「レジェンド オブ レガシー」

 錚々たる開発陣が開発を手掛けたRPG。探索がキーワードのひとつとしてあり、なにもないところを冒険することで地図を作り上げるなど、真の冒険が描かれる。1月22日に5,980円で発売される。

3DS「世界樹と不思議のダンジョン」

 「世界樹」シリーズと「不思議のダンジョン」シリーズのコラボ作。「世界樹」シリーズをベースに毎回入る度に変わるダンジョンでの冒険が描かれる。フーライなど様々な職業が用意され、階層化されたダンジョンは枝分かれしており、より複雑になっている。

 3月5日発売予定で、価格は6,980円(税別)。

3DS「シアトリズム ドラゴンクエスト」

 「ドラゴンクエスト」をテーマとしたリズムアクション。1作目から「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」までの音楽が収められており、すぎやまこういち氏自らが厳選した音源が収録されているという。

 3月26日発売予定で、価格は5,800円(税別)。

3DS「アーランドの錬金術師 新ロロナのアトリエ はじめての物語」

 3DSで新たに描かれる「アーランドの錬金術師 新ロロナのアトリエ はじめての物語」。3DキャラクターはSDキャラで可愛らしく描かれている。3DSならではのわかりやすいインターフェイスで描かれており、シリーズをプレイしていない初めてのプレーヤーでも楽しめる作品となっているという。

 3月26日発売予定で、価格はパッケージ版が5,800円(税別)、ダウンロード版が5,143円(税別)。

3DS「PUZZLE & DRAGONS SUPER MARIO BROS. EDITION」

 ゲームシステムは「PUZZLE & DRAGONS」だが、グラフィックスから音楽まで雰囲気はマリオシリーズそのもの。マリオの意匠があちこちに使用されており、マリオらしいギミックも多数用意されている。ステージには分岐も用意されており、かなりの遊びでのあるタイトルになっているようだ。

 4月29日発売予定で、価格は4,000円(税別)。

3DS「初音ミク Project mirai でらっくす」

 「初音ミク Project mirai でらっくす」の発売日が5月28日に決定。価格は4,980円(税別)。配信番組では「マトリョシカ」の最新ムービーが公開された。

モンスターハンターフェスティバル'15

 1月18日に幕張メッセで開催される関東大会を皮切りに各地で開催される「モンスターハンターフェスティバル'15」。その大会が開催されるごとに、ご当地の3DS用テーマが配信される。「Nintendo Direct」配信後から関東バージョンのテーマが200円で配信開始となった。

3DS「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ」

 「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ」で、追加ジョブ「侍」が無料で、「『オメガ』と戦える追加クエスト」が400円で配信開始となった。

Newニンテンドー3DS専用「Xenoblade(ゼノブレイド)」

 CPUが変わりパワーアップしたNewニンテンドー3DS専用となる「Xenoblade(ゼノブレイド)」の発売日が4月2日に決定。価格は3,700円(税別)。3DSモデリングされたキャラクターをじっくり見ることができるモードや、音楽を聴く「サントラプレイヤー」などが用意されている。

3DS「レゴシティ アンダーカバー チェイス ビギンズ」

 Wii U版の前日譚。7つの変装を切り替えて職業を使い分け、怪盗を捕まえるべく物語を進めていく。すべてがレゴで作り上げられた可愛らしい舞台で、愛嬌たっぷりのストーリーが楽しめる。

 発売日は3月5日で、価格は4,700円(税別)。

3DS「GIRLS MODE3 キラキラ★コーデ」

 これまでは店員としてお客さんをコーディネートしていったが、今作ではヘアデザイナーやメーキャップアーティスト、モデルなど様々な職業になることができる。4月16日の発売を予定しており、価格は4,700円(税別)。

3DS「Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン」

 スチームを使用して武器などを動かすスチームパンクの世界が描かれる、アクションとシミュレーションが融合したタイトルとなるようだ。「ファイアーエムブレム」シリーズのamiiboに対応し、マルスやルフレを登場させることが可能となることが明らかになった。

 5月14日発売予定で、価格は4,700円(税別)。

3DS「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D」

 「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D」の公式ホームページおよび公式Twitterが開設された。また、青沼氏のプレイ解説動画なども公開。

 2月14日発売予定で、価格は4,700円(税別)。さらに、「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D」があらかじめインストールされた、特別デザインのNewニンテンドー3DS LLも、ソフト発売と同時に発売となる。価格は23,000円(税別)。

同時となる2月14日に発売される着せ替えパネル。各1,500円

3DS「リズム天国」

 これまでのシリーズ3タイトルから厳選されたミニゲームを収録。さらに新作リズムゲーム約30種類収められており、シリーズ作70種類以上で、合計100種類以上のミニゲームを楽しめる。

 発売は夏を予定。

(船津稔)