ニュース
「ジャンプフェスタ2015」スクウェア・エニックスブース
「ドラゴンクエストヒーローズ」出展バージョンインプレッション!
(2014/12/21 00:21)
集英社が発行する「週刊少年ジャンプ」、「少年ジャンプ+」、「Vジャンプ」、「ジャンプSQ.」、「最強ジャンプ」の5誌合同のキャラクターイベント「ジャンプフェスタ2015」が開幕した。開催期間は12月20日~21日まで。時間は9時~17時までだが、最終入場は16時30分まで。会場は幕張メッセ1ホール~8ホール。
スクウェア・エニックスブースは、PS4/3「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」、PS4/Xbox One「FINAL FANTASY 零式 HD」、3DS「BRAVELY SECOND」、3DS「シアトリズム ドラゴンクエスト」、スマートフォン「ドラゴンクエストV」、3DS「FINAL FANTASY EXPLORERS」をプレイアブル出展。いずれも試遊台を多数用意し、なるべく来場者を待たせないよう最大限配慮。PS4/3「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」は計30台の試遊台がフル回転。多くの来場者が最新タイトルを存分に楽しんでいた。
ブース中央の巨大スクリーンとステージでは、連日ファン注目のイベントを開催。21日(日曜日)は「ファイナルファンタジーエクスプローラーズ ~初心者の館~外伝」、「ドラゴンクエストスペシャルステージ[第一部]ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城 トークショウ」、「ドラゴンクエストスペシャルステージ[第二部]DQXTV ジャンプフェスタ2015出張版スペシャル(2)」をそれぞれ開催。ニコニコ生放送でも放映されるため、気になる方々はぜひチェックしていただきたい。
PS4/3「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」
スクウェア・エニックスブース内でも1、2を争う人気ぶりの本作。ここでは出展バージョンのインプレッションをお届けする。なお、試遊は初心者向けの「大草原の魔物のむれ」、アクションゲームが得意な人向けの「巨大なギガンテス戦」のいずれか一方を選択。前者はフィールド、後者は城壁内と、それぞれテイストが異なるバトルが味わえるよう配慮されていた。
パーティメンバーは「大草原の魔物のむれ」がアクト、メーア、アリーナ、クリフト。「巨大なギガンテス戦」がアクト、メーア、ゼシカ、ヤンガス。ボスキャラを倒す、パーティが全滅、制限時間の10分経過のいずれかで試遊は終了となる。
「ドラクエ」シリーズは初代から、この手のアクションゲームが3度のメシより好きな筆者は、迷わず「巨大なギガンテス戦」を選択。操作は初心者向けと慣れた人向けの2通りから選べるようになっていたが、これも後者で決まり。使用キャラクターはL2ボタンでいつでも変更可能。HPがゼロになったときは他キャラクターに自動変更。復活させるときは倒れている仲間の近くで×ボタン。出展バージョンは画面右下に世界樹の葉が「×4」と表示されており、4回まで復活可能となっていた。
ゲームが始まると、遠方に巨大なギガンテスを確認。その手前に布陣するスライムナイト、バブルスライム、さまようよろいの一団を、□ボタン、△ボタン、R1同時押しのとくぎや呪文で敵を蹴散らしていく。キーレスポンスは文句なしの一言。何より“あの馴染み深いキャラクターたち”を自由に動かせる気持ちよさは筆舌につくしがたい。ときおり挿入されるキャラクターの台詞(ボイス)も実に味わい深くていい。
製品版にも登場するという「巨大なギガンテス戦」マップ。特徴的なのは、要所に配置された「魔導砲」。時折「魔導砲でギガンテスの弱点の目を狙おう!」というインフォメーションが表示されるので、高所の砲台まで移動して狙いをつけて○ボタンで射撃。見事目に当てると爽快なエフェクトとともに大ダメージが炸裂。3発フルに命中させるとダウンが奪えるので、そこからさらに畳み掛けられる。ちなみにハイテンション中に○ボタンで発動する必殺技でもボス級の敵からダウンを奪えるようだ。
ブースでは倒されたギガンテス数をカウントしており「これは俺もがんばるしか!」と年甲斐もなく奮闘。「歴代シリーズでどのキャラが好き?」ときかれたら「III」の女戦士か「VI」のハッサンと即答する筆者だが、今回の試遊ではヤンガスが琴線にフルヒット。台詞もさることながら、とくぎの使い勝手が実にいい。パワフルなモーションも思わずニヤける気持ちよさ。へっぽこな筆者が47人目のギガンテスを計上できたのは、ひとえにヤンガスのおかげといっても過言ではない。
2015年2月26日の発売が待ちきれない人は数多おられると思うが、本ブースにくれば一足早く体験可能。ただし、あまりの楽しさに後日禁断症状が出たとしても筆者は一切関知しない。
DQTV ジャンプフェスタ2015 出張版スペシャル(1)
12月9日に放映されたニコニコ生放送「ドラゴンクエストX TV ver.2」にて「バージョン2.4」の概要は出尽くしたかと思われた矢先。「今日のステージはそのリピートかな」とタカをくくっていたところ、予想外の新情報がポロリ。仕事以外の大半を「ドラクエX」に費やす筆者、意表を突かれて思わず「……えっ!?」と口アングリ状態。
新情報は「仲間モンスターのなつき度の上限解放」と、新コインボス「キラーマジンガ」のドロップアイテム「アクセルギア」。なつき度は、12月9日の放送で「もしや?」と噂されていたが、現在の上限100から最大200まで上がることをディレクターの齋藤力氏が明言。100以上で職を問わず連れまわせる点は変わらないが、それ以上にすることでバトルロードで入手できる「絆の証」の発動率が上がるという。
「アクセルギア」は、顔装備の新アクセサリー。一定確率でターン消費なしに再行動できるというスグレモノ。「これはもうグレンでふくびきしまくってフレンドと回すしかねえ!」とテンションMAX状態の筆者。が、その後のバトルコーナーでプロデューサーの齊藤陽介氏、齋藤力氏、ディレクターの安西崇氏、Vジャンプ編集部の斉藤征彦氏が「キラーマジンガ」に挑戦するバトルコーナーを見て「これは事前に相当練らないといかん」と軽挙妄動をいましめモード。
「リハーサルでは秒殺された(齋藤力氏)」という「キラーマジンガ」。ステージ前の誰もが目を見張る健闘を見せるも、一定ダメージ後に分身、さらには「凍てつく波動」の効果とダメージをあわせもつ「凍てつく魔弾」が苛烈極まりなく、「これはやらかし(新ボスをお披露目でいきなり倒してしまうの意)もありえるか!?」と意気軒昂だった齊藤プロデューサーたちの奮闘およばず、あえなく全滅。マシン特効、さらにはヘナトスが入るなど貴重な情報が得られたバトルステージ。2015年1月中旬の実装が、今から楽しみで仕方がない。
PS4/Xbox ONE「FINAL FANTASY 零式 HD」
こちらは「田畑Dのアクティブ・タイム・レポート JF2015出張版」ステージイベントにて「FINAL FANTASY XV -EPISODE DUSCAE-」とあわせて発表されたもの。初っ端は「『FINAL FANTASY 零式 HD』コレクター・ボックス」開封の儀……と思いきや「これ、コレクターボックスじゃないよなぁ」とタイトルに納得がいかなかった田畑ディレクターにより、製品名を「『FINAL FANTASY 零式 HD』アルティメット・ボックス」に変更したと宣言。このタイミングで同社e-STOREの製品名もきちんと変更されている。
「入学セットをイメージした(田畑氏)」という中身は、学生証、魔法カード、スカーフ、サウンドトラックCD、カレンダー(新規アートを製作中のためステージ上では白紙)、そして本イベントでパッケージ初出となったゲームソフト。
また、既に報じているとおり、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアとコラボレートした「PlayStation 4 FINAL FANTASY 零式 HD 朱雀エディション」を初公開。オリジナルデザインの本体とワイヤレスコントローラー、ゲームソフト、「FINAL FANTASY XV -EPISODE DUSCAE-」ダウンロード用プロダクトコード、専用オリジナルテーマのプロダクトコードが同梱される。2015年3月19日に数量限定で発売。価格は46,980円(税別)。
ステージでは、ユーザーからの要望をもとにカメラや挙動などを再調整した比較動画を上映。また「FINAL FANTASY AGITO」向けに2015年1月に無料配信される衣装「軍神衣・軍神兜【氷の女王】」のグラフィックも公開された。
3DS「BRAVELY SECOND」スペシャルステージ
登壇者は、プロデューサーの浅野智也氏、アシスタントプロデューサーの髙橋真志氏、声優の相沢舞さん。
ステージでは、e-STORE専売「『BRAVELY SECOND』コレクターズパック」を紹介。内容はゲームソフト、法王アニエスのフィギュア、アート&ノベル「ブレイブリーデフォルト 200 years later ~風の巫女 イデア・オブリージュ~」、マグノリアのラバーストラップ、Uの手帳、特製ミニサントラ(Hi-Res DATA CD-ROM)など。サンプルのフィギュアを手に取った相沢さん、一瞥して「ちゃんとはいてます!」と口走り会場を笑いの渦に巻き込む。
このほか、店舗別予約特典、主要キャラクターボイスのキャスト、2015年1月9日~2月8日の期間限定で開催されるコラボカフェに展示される声優陣のサイン入りポスター、新アスタリスク「ねこ使い」プレイデモ、配信中の体験版情報をアナウンス。2015年4月23日の発売が待ちきれない人は「知らない友だちには教えてあげて! 損してるよって!(浅野氏&高橋氏)」、「私とすれ違ったらよろしくお願いします!(相沢さん)」という充実の体験版をぜひプレイしていただきたい。