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【スマホアプリ今日の1本】今度のなめこは収穫する側! 「なめこのおさんぽ」
食材を集めてフードを作成。なめこを“集めて育てる”ゆるかわ放置ゲー
(2014/12/1 00:00)
スマートフォンで「なめこ」と言えば、「おさわり探偵 なめこ栽培キット」を思い浮かべる人が多いことだろう。放置系ゲームの草分けとしてすっかり世間にも根付いた印象だが、「なめこ」シリーズに新風を吹かせる新作アプリ「なめこのおさんぽ」がこの度リリースされた。
「おさわり探偵 なめこ栽培キット」シリーズでは、時間経過によってニョキニョキ生えてくる“なめこ”をタッチ操作で収穫していくというゲームシステムが基本となっていたが、「なめこのおさんぽ」ではガラリと変わり、“なめこをお散歩に出し、食料品を回収してくる”というタイプのゲームとなった。
なめこをお散歩に出すと、時間経過によって「肉」や「米」といった食料品を回収してくるので、これを元に「フランクフルト」や「とんかつ」といった料理(フード)を作成する。料理の作成がミッションの目的となっているほか、料理をなめこに与えることでなめこが経験値を得て成長したり、料理を使って新たななめこを「おびきよせる」こともできる。フードによって集まってくるなめこの種類が異なり、なめこの数が揃ってくれば、散歩はワサワサとして実に賑やかだ。
「おさんぽ」は1回につき15分で、最初にフードを与えることで時間を延長できる。持てる数に上限があるものの、おさんぽの時間が長ければその分回収できる食材の数も増えるので、長く放置する場合はフードを与えておくと良い。
また今回の「なめこ」は“個体のレベルが上がる”というのがポイントで、なめこにフードを与えることで、おさんぽ中により多くの食材を持てるようになる。フードから得られる経験値は全なめこで山分けされるので、数が多いほど育てにくくなるようにもなっている。時になめこを逃して数を絞り、なめこを育てやすい状態にするといったプレイも可能だ。
放置ゲーという点ではどちらも同じなのだが、「なめこのおさんぽ」ではなめこにお使いをさせるという新鮮なコンテンツとなっている。作成したフードは使い道が多く、すぐになくなってしまう割に食材が集まりにくいので、何度もおさんぽを繰り返してやっとフードが1つ作れるような、なかなか根気のいる作業が必要だ。
なめこたちが群れておさんぽする姿は相変わらずゆるい感じだが、全員が跳ねながら進む姿はかわいらしい。おさんぽ中のなめこをタップすると「んふんふ」というお馴染みの鳴き声も聞こえるほか、お散歩中の画面を眺めていると時々食材が流れてくることもある。基本的におさんぽ中は放置でOKではあるが、おさんぽの画面を眺めていても楽しみがあるので、ついついプレイしてしまうアプリだ。
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