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スクエニ、英国ロンドンで「FFXIV London Fan Festival」を開催!

サウンドセッションでは、マイケル氏がモグのテーマを熱演

ベヒーモスロデオから香水作りまで、豊富なアクティビティ

大暴れするベヒーモスは片手で乗らねばならず、足も踏ん張れないので体を支えるのが難しい
まるでわざわざ再現したかのようなカーライルカフェ。エントランスのステンドグラス模様は、カーラインカフェのステンドグラスと同じ模様だ

 アクティビティは広場を使ったものと部屋の中で体験するものに分かれている。広場のアクティビティは“釣り”と“輪投げ”とどこかお祭りの縁日を思わせるラインナップ。ほかにもいつも石を投げてくるスプリガンに石を投げ返す遊びや、デブチョコボの口めがけて餌を投げ入れるというものもあった。このコーナーで一番人気は、暴れるベビーモスの背に乗って、振り落とされずに何分間耐えられるかを競うロデオゲーム。ほとんどの人は数秒で振り落とされてしまう。もっとも長く耐えられた人には、ゲーミングヘッドフォンやゲーミングマウスなど豪華な賞品がプレゼントされた。

 冒険者ギルドの中には、モンクの敏捷性を試す早押しのトレーニングマシンと、忍者・双剣士の慎重さを試すイライラ棒、詩人のための射的コーナーがあった。また、クラフターのギルドとしては、3都市をイメージした香水をエッセンシャルオイルを交ぜわせて自分で作る錬金術師ギルドや、アクセサリーやお面を装飾できる彫金ギルドなどがあった。エーテライトプラザは、クリスタルの置かれた休憩所。もともと施設にあった広場があまりにもそれらしいので、エーテライトを置くことにしたのだそうだ。

 他にもヘナで紋章のタトゥを書いてくれる冒険者のサロンや、これまでのアップデートやPRに使われてきたイラストやアートワークを展示したエオルゼアエキシビションなどもあった。また、1階のガゼボとその上の吹き抜けにはグリダニアのイメージで観葉植物が飾られ、その上にあるカーラインカフェともども森の雰囲気を醸していた。

 カーラインカフェでは、朝、昼、夜と違ったメニューが用意されていたが、そのメニュー名も「グリルドドードーのヌードル添え」や「スパイシーアンテロープシチュー」など、調理師が作りそうな雰囲気の名前が付けられていた。筆者は「アルドゴートカレー」を食べてみた。その正体はラムのダンサクという、インドのゾロアスター教徒の伝統料理。辛みはなく、柔らかく煮たラムがまろやかでおいしかった。

【アクティビティの様子】
釣りゲーム
輪投げゲーム
デブチョコボ餌やりゲーム
スプリガン退治ゲーム
モンクの敏捷性テスト
吟遊詩人の射的
錬金術師ギルドの香水作り
彫金師風のアクセサリー作り

サウンドセッションでは、マイケル氏がモグのテーマを熱演

大勢が参加したコスプレ大会
祖堅氏のサウンドセッション。マイケル・クリストファー・コージ・フォックス氏も熱唱した

 ステージイベントは、開発者が参加するデベロッパーズパネルのほかにコスプレ大会や祖堅正慶氏らによるミニライブのサウンドセッションなどが行なわれた。会場にはイベント参加者以外にもたくさんのコスプレーヤーが思い思いの装束で歩いており、あちこちでミニ撮影会も開催されていた。人気はミコッテとチョコボ、白魔道士。白魔道士は男女問わず多くの人を見かけた。ラスベガスでは大人気だったナイトをまったく見かけなかったのは意外だった。

 祖堅氏のサウンドセッションでは、ガルーダ、タイタンなど蛮神のロックアレンジ曲や、ゲストボーカルを迎えてのシヴァやラムウの曲が演奏された。マイケル・クリストファー・コージ・フォックス氏が1人で複数のモーグリを演じる「モグル・モグXII世討滅戦」のテーマは会場をひときわ沸かせていた。

 最後は吉田氏が「レガシーの人と、新生FFXIVから始めた人が一緒に楽しめるイベントになった。トラブルもあったが、次回は2日間で戻ってきたい」と挨拶して終了した。吉田氏が会場に現れると会場全体から「吉P」コールが湧きあがり、ファンの吉田氏へ寄せる熱いパワーを感じた。今回、会場はロンドンだったが、来場者の中にはフランス語の人も多くいた。「FFXIV」がヨーロッパのファンから愛されているのを、肌で感じることができるイベントだった。

(石井聡)