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Microsoft、ドイツケルンにて「Xbox Gamescom Media Briefing」を開催

3種類のバンドルパック、無数の独占タイトルなど、ホリデーシーズン最強のラインナップを披露

8月12日開催(現地時間)

E3から続いて今回もフィル・スペンサー氏がリードした
まずはヨーロッパIP「ASSASSIN'S CREED UNITY」から
そして「FIFA 15」
フットボールレジェンドのPeter Schmeichel氏がゲストとして登場

 Microsoftは現地時間の8月12日、ドイツケルンにて「Xbox Gamescom Media Briefing」を開催した。Media Briefingでは、Xbox Oneに関するホリデーシーズン向けの全ラインナップの詳細が明らかにされたほか、2015年以降のタイトルラインナップも発表し、Xbox Oneのラインナップの充実振りをアピール。さっそく発表内容を紹介したい。

 「Xbox Gamescom Media Briefing」は、8月13日より開催されるGamescomに先駆けて実施されるメディアイベント。「Xbox E3 Media Briefing」のGamescom版という感じで、基本的にはE3で発表された内容をベースに、2カ月先のホリデーシーズンに備えて、あらゆる情報をはき出していくイベントとなる。今回進行役を務めたのはHead of Xboxのフィル・スペンサー氏と、Xbox事業のヨーロッパのトップを務めるフィル・ハリソン氏の2人。

 開幕はヨーロッパ市場を意識して、ヨーロッパIPである「ASSASSIN'S CREED UNITY」、そしてヨーロッパで人気のスポーツサッカーを題材にした「FIFA 15」でヨーロッパメディアの心を掴んでいく。過去のスター達を収録したダウンロードコンテンツ「FIFA 15 Ultimate Team Legend」がXbox One独占配信となることも発表された。

 さらに「FIFA 15」については、今回3つ発表された本体とパッケージをセットにしたバンドルパックを発表。価格はパッケージ込みで399ユーロ/349ポンド。E3に合わせて発売が開始されたKinect無しモデルが399ドルだったため、実質的には更なる値下げとなる。

 ここで箸休め的にID@Xboxが紹介。E3と同じように、無数のタイトルが短い時間で紹介されていったが、おそらく多くの視聴者二度見してしまったのが「Goat Simulator」だろう。ゴートを飛ばすナンセンスゲームがついにXbox Oneに登場する!

【ID@Xbox】

後半のトップバッターはやはり「Call of Duty」!
新しいシングルプレイキャンペーンの映像が公開された
そしてバンドルパック。HDDが1TBに換装されているプレミアム版となる

 続いて紹介されたのがXboxと長らく蜜月関係にあるActivisionの「Call of Duty」シリーズ最新作「Call of Duty: Advanced Warfare」。スペンサー氏は、昨日発表されたマルチプレイモードについて言及しつつ、開発元Sledgehammer Gamesの2人にバトンを渡した。

 ここで紹介されたのは、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを舞台としたキャンペーンの風景。「COD」シリーズのキャンペーンは、全ステージ「アッ」と言わせる仕掛けを用意しているが、今回は橋上の戦いの結末としてなんとゴールデンゲートブリッジが破壊される! その圧倒的な迫力による演出には拍手喝采を集めていた。

 そしてこの「Call of Duty: Advanced Warfare」にもバンドルパックが用意される。Xbox One本体は、HDDは1TBに換装され、駆動音は専用のサウンドエフェクトが搭載されたスペシャルバージョンで、昨日発表された「Zero Day Edition」が収録された「Call of Duty: Advanced Warfare」が同梱される。価格は499ドル/499ユーロ/429.99ポンド。こちらは「FIFA 15」と違って北米でも発売される。

 お次は2K GamesのAAAタイトル「Evolve」。2015年2月に発売が延期されたこともあり、新情報の公開はなく、Xbox One独占で2015年1月にβテストを実施することが公開されたのみとなった。

Xboxでヨーロッパ市場を統括するフィル・ハリソン氏
「Tomb Raider」シリーズ最新作「Rise of The Tomb Raider」はXbox One独占!
「Quantum Break」のデモがついに公開された

 ここからはフィル・ハリソン氏にバトンタッチし、怒濤のXbox Oneエクスクルーシブタイトルの情報に移っていった。

 まず最初に紹介されたのは、ヨーロッパを代表するIP「Tomb Raider」の最新作「Rise of The Tomb Raider」。なんとXbox One独占タイトルとして発売されることが明らかになった。発売時期は2015年ホリデーシーズンを予定。

 そして今回デモにもっとも長い時間を割いたのが「Alan Wake」以来のタッグとなるRemedy Entertainment&Microsoft Studiosの最新作「Quantum Break」。開発が遅れているためか、今年のE3では情報公開が見送られていただけに、今回はワールドプレミアと称して、初の実機映像が公開された。

 「Alan Wake」では、現実世界とも精神世界とも思える不思議な世界を構築していたが、「Quantum Break」も時間を操るフィーチャーにより、自分と特定の敵以外は、完全に停止した世界で、さらに主人公の加速装置のような特殊能力を駆使し、二重に時間を操りながら進んでいく展開は、まさに「Alan Wake」以上の衝撃がある。発売時期は2015年ということだが、発売が非常に楽しみなタイトルだ。

 その後も、「Fable Legend」、「ScreamRide」、「Forza Motorsport 5」新カーパック、「Forza Horizon 2」、「Ori and The Blind Forest」、「Sunset Overdrive」と、Xbox Oneエクスクルーシブタイトルの紹介が続いていく。初公開されたジェットコースターと物理を掛け合わせたサンドボックスゲーム「ScreamRide」のみ2015年春発売で、それ以外はすべてホリデーシーズン向けタイトルとなる。極めて強力なラインナップだ。そして3つ目のバンドルパックは「Sunset Overdrive」。こちらは本体、コントローラーとも白で統一されたデザインが特徴的で、価格は399ドル/399ユーロ/349.99ポンド。

【Quantum Break】
圧倒的な静と動が支配する世界。「Alan Wake」以上に奇妙な世界だ

【Xbox Oneエクスクルーシブタイトル】
「Fable Legend」
「Scream Ride」
「Forza Motorsport 5」
「Forza Horizon 2」
「Ori and The Blind Forest」
「Sunset Overdrive」

「Halo The Master Chief Collection」
初公開された「Halo Channel」
リマスターされた「Halo 2」のマップ

 Media Briefingのトリを飾ったのは、Xbox最大規模のフランチャイズ「Halo」シリーズの最新作「Halo The Master Chief Collection」。内容としては、「Halo」専用のデジタルコンテンツ配信プラットフォームとなる「Halo Channel」の公開と、GamescomのXboxブースで公開される「Halo 2」のマルチプレイマップの紹介、そして12月からスタートする「Halo 5: Guardians」のマルチプレイβ情報。

 「Halo Channel」はXbox OneとWindows PC向けに提供される「Halo」専用のコンテンツ配信プラットフォームで、「Halo The Master Chief Collection」の特典のひとつである映像コンテンツ「Halo Nightfall」もここを通じて提供される。

 「Halo 2」のマルチプレイデモでは、1080p/60fpsの快適なゲームプレイと、10年分の進化を遂げた美しいマップをアピール。そのほか、「Halo The Master Chief Collection」ではスキルベースのランキングシステムが搭載されることが紹介された。

 「Halo 5: Guardians」のマルチプレイβについては、「Halo The Master Chief Collection」の購入特典として提供され、2014年の12月29日から、2015年の1月18日にかけて実施されることが紹介されたほか、βテストのディテールについて、7つのマップ、3つのゲームモードなど、コンテンツを限定して比較的小規模のマップで行なわれることなどが発表された。

 最後に再び登場したスペンサー氏は、「今年のホリデーシーズンは、数々のエクスクルーシブタイトルやバンドルパックを揃えたXbox Oneこそがゲーマーにとってベストなプラットフォームである」と冒頭の挨拶を繰り返し、Xbox Oneのゲームプラットフォームとしての充実ぶりをアピールした。

【Xbox Oneホリデーシーズンラインナップ】

(中村聖司)