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【スマホアプリ今日の1本】一騎当千アクションをモバイルで表現! 「真・三國無双ブラスト」
敵をなぎ倒す爽快さはかなりの再現度! 武将ごとのアクション、ストーリーも楽しめる
(2014/8/7 00:00)
コーエーテクモゲームスの「真・三國無双」シリーズといえば、コンボ攻撃で無数のザコ敵をバッタバッタとなぎ倒しながら戦局を1人で変えていく爽快さが最大の魅力のアクションゲームシリーズ。今回紹介するiOS/Android「真・三國無双ブラスト」は、その爽快さをモバイル用ゲームとして表現したアクションゲームとなっている。
「真・三國無双ブラスト」は、張遼や夏侯惇といった有名武将を操作して、敵を倒しストーリーを進めていくアクションゲーム。ゲームは目標の敵を倒していくバトルモードと、ゲームプレイやガチャ「登用」で入手した味方を編成、強化してステータスを上げていく編成モードの2つを繰り返していく。
バトルモードでは、端末を抱えるように持ち、左手の親指で武将を移動させ、敵の近くに行けば自動で連続攻撃する。画面右側にあるボタンを押せば、チャージ攻撃が発動し、連続攻撃の終わりにタイミング良くチャージ攻撃を行なえば、本家同様チャージ攻撃が強力かつ派手になって発動する。
目標となる敵の武将をすべて倒せば勝利となるが、プレーヤーが倒されたり、味方の本陣が破壊されても敗戦となってしまう。向かってくる敵を本陣に近づけさせないように倒していく立ち回りも必要となり、ここにも「無双」らしさを感じることができる。もちろん、さらに派手な必殺技「無双乱舞」も発動できる。
編成モードでは、操作する武将とステータスに影響する味方武将を編成したり、合成によって強化したりできる。この編成モードで操作する武将を変えられるというのが本作のミソで、例えば張遼なら2つの斧「双鉞」、夏侯惇なら「朴刀」、朱然なら「火焔弓」といったように、選択する武将によって武器が変わり、バトルモードでの戦い方が変化するようになっている。
またストーリーもあり、メインストーリーの「激闘編」では、董卓への反乱から呂布の討伐といったシリーズでもおなじみの展開が楽しめるほか、SRクラスの武将となると個別のストーリーに沿ってバトルを進めていく「列伝」も用意されている。「列伝」は特定の武将を入手すると解放される仕組みとなっており、様々な視点から三国志のストーリーを楽しむのもまた本家に近いものを感じる。
筆者はまだ始めたばかりで武将はそれほど集まっていないが、オススメの武将は夏侯惇。本家でも毎回初期キャラクターとして用意されているが、夏侯惇のチャージ攻撃は周囲の敵を吸い込むため攻撃範囲が広く、無双乱舞も周囲へ連続攻撃を叩き込むタイプのため、チャージ攻撃から無双乱舞へと攻撃が簡単に繋がる。非常に扱いやすいキャラクターなので、プレイする機会があれば試していただきたい。
コーエーテクモゲームスは最近モバイルゲームにも力を入れているが、中でも本作は「真・三國無双」アクションの楽しさを非常に上手く再現しているタイトルとなっていると思う。武将を集めてストーリーを楽しむ要素もあるので、「真・三國無双」ファンならぜひプレイしていただきたい。