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EIZO、240Hz駆動のゲーミングモニター「FORIS FG2421」を体験!
イベントではプロゲームチーム「Galactic」のデモンストレーションも開催
(2014/7/5 16:55)
EIZOは、ゲーミングモニター「FORIS FG2421」と7月11日の発売を予定している「FORIS FS2434」の体験イベントをツクモパソコン本店4階特設会場で開催した。イベント参加特典として、当日「FORIS FS2434」を予約した来場者には先着で「EIZOタンブラー」がプレゼントされた。
「FORIS FG2421」は、120Hzの入力信号に、240Hzのバックライト処理を加えるというEIZO独自の機能「Turbo 240」を採用した240Hz駆動のゲーミングモニター。CRTディスプレイ並みという残像の少ないくっきりとした表示を、会場では「Alliance of Valiant Arms」(AVA)のプレイを通じて体験できた。ちなみに「FORIS FG2421」は同社の通販サイト「EIZO Direct」でのみ販売されているが、7月1日からはストアPCとのセット販売が開始となった。
一方で「FORIS FS2434」は視認性向上技術「Smart Insight 2」を採用した汎用モニターだが、明度(コントラスト)だけでなく“彩度”も自動調整するまでに進化しており、FPSなどで敵の有無を判断するための視認性がより向上している。この機能をコントロールする専用ソフトウェア「G-Ignition」では、プロゲーマー用途の設定ファイルを後日提供予定としている。
また、「FORIS FS2434」はフレームレスデザインで、左右上部のフレームを6mm(ベゼル2.0mm、非表示エリア4.0mm)まで抑制。3画面並べてのゲームプレイ(5,760×1,080ドット表示)なども可能となっおり、今回のイベント会場でもシステムが構築され実際にプレイすることができた。3画面表示可能なハイスペックPCやディスプレイが3台必要であることなど、可能であってもなかなか構築できないシステムであるため、こういったイベント会場でそのすごさを体験できることは重要だ。デモ機では「バトルフィールド4」を3画面でプレイすることができた。
ちなみに同社担当者によれば「EIZO Direct」での予約者の中には3台まとめて購入する人も少なからずいるという。3画面の圧倒的迫力と視認性は、これまでには無いなかなか得がたいプレイ体験だ。
会場にはプロゲームチーム「Galactic」のチームリーダー「はる犬」選手とメンバーの「てっこぉ」選手、チームマネーシャーの江尻 勝氏が来場し、モニタースペックをフルに活かしたデモンストレーションも行なながら「FORIS FG2421」をアピール。
はる犬選手は「選手のレベルが同じであれば、デバイスの違いは大きい。反応が0.01秒早いだけで相手に勝てる。FPSでは初弾がヒットすることが重要。早く相手にダメージを与えることができれば(自分が受けるダメージが減り)敵を早く倒せる確率が上がる。そのためには敵をより早く認識できる必要がある」とデバイスの能力差も重要であることをコメント。
「てっこぉ」選手も、「“ヌルヌル、キレキレ”が重要。物陰から覗いて敵を視認し、ヘッドショット一閃で倒すとき、どうしても残像が出て“カクカク”見えるが、『FORIS FG2421』は残像がなく“ヌルヌル、キレキレ”で敵を認識できる」とゲーマーのプレイ経験からの感想を語った。
チームマネーシャーの江尻氏は「我々は勝たなければならず、勝つ目的のためにはこのモニターしかない。最高の環境を目指す上で(このモニターは)必須となるのでは無いか」とプロゲームプレーヤー視点でのコメントで締めくくった。
イベント会場には25~6人ほどの来場者が訪れ、プレゼンテーションはぎゅうぎゅう。終わったあともメーカー担当者に質問をぶつける方をはじめ、「はる犬」選手や「てっこぉ」選手と談笑する熱心な来場者も多かった。それだけ注目のディスプレイといえるだろう。