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激アツ“警ドロ”を体験!「Battlefield: Hardline」βテストレポート
「BF4」ライクな昇進システムも。本作ならではの新ガジェットも面白い
(2014/6/24 00:00)
「BF4」ライクな昇進システムも。本作ならではの新ガジェットも面白い
今回のβテストでは1つのマップ、2つのルールという限定公開だが、意外と続けて遊べてしまうのは昇進システムの存在によるところも大きい。この昇進システムはラウンド中に獲得したスコアを元に、使用クラス、使用武器、仕様車両の「サービススター」が増えていく仕組みで、「BF4」と同じく、よく使うクラス、よく使う武器のカスタマイズ用アイテムがアンロックされていくというものだ。
クラスは「OPERATOR」、「MECHANIC」、「ENFORCER」、「PROFESSIONAL」の4種類。それぞれ「BF4」流に言えば「突撃兵」、「工兵」、「援護兵」、「偵察兵」に相当し、おおよその役割も「BF4」と同じ。「OPERATOR」ならアサルトライフルと回復バッグで味方を援護、「MECHANIC」なら対戦車ロケットで敵車輌を破壊し……と、プレイフィールは「BF4」ライクなので、経験者ならスムーズにプレイを始められるはずだ。
そこに本作独自の様々なガジェットが存在することで、さらに役割が広がっていくのが面白いところ。例えばガスグレネードの煙の中を平気な顔で突破できるガスマスク、高所に素早く展開できるグラップリングフック、そして高層ビルの屋上から屋上へ、味方全員を素早く展開させることが可能となるジップライン。殺傷力はないが1発で相手を昏倒させられるテーザーガン「T62 CEW」なんてのもある。
特に強盗団チームにとってジップラインの有無は非常に重要だ。「Heist」における脱出ポイントのひとつがビルの屋上になっていて、より高いビルの屋上からジップラインを通せば、地上を経由することなく一気に展開が可能となる。ビル内部は複雑な構造で警察チームの追手をまくのにも最適であるため、強盗団にとって最適な逃走ルートの選択がひとつ増えるという効果があるのだ。運び屋になるならぜひ装備しておきたい。
もちろん武器のアップグレードや、車輌のアップグレードもかなりの自由度が用意されている。最終的にひととおりの組み合わせを試してみるだけでも相当のプレイボリュームがあることは確かだ。「BF4」の広大な戦場に慣れた兵士諸君にも満足できる作品に仕上がっていることは間違いない。製品版でどのようなマップが登場し、また追加のガジェットがあるかどうか、シングルプレーヤーキャンペーンではどのような遊びが登場するかなど、まだまだ気になることの多い本作だ。