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「PSO2」不特定な第三者によるDDoS攻撃を受け、ネットワークに障害発生

【23時追記】今晩中の復帰は難しい状況。20日13時に続報発信
【20日9時追記】公式サイトにも攻撃が

6月19日 19時15分 発表

 セガは、サービス中のWindows / PlayStation Vita「ファンタシースターオンライン2」に関して、6月19日に発生している接続障害の原因をプレイヤーズサイトにて公表した。

 それによれば、今回の障害原因は、「不特定な第三者によるサーバー群を狙ったDDoS攻撃」と判明。その特徴から、「明確に弊社ネットワーク設備およびサービスへの悪意ある攻撃」と判断。可能なかぎりの対策を実施しているが、19時現在も攻撃が継続的に続いており、完全な解決への見込みは伝えられない状況としている。

 「DDoS攻撃」とは、第三者のマシンに攻撃プログラムを仕掛け踏み台にし、多数のマシンから標的とするサーバーなどに大量のパケットを同時に送信して攻撃することを指す。

 現在の状況が引き続き解消されない場合、サービスの一時停止を実施する可能性もあるという。

【20時追記】

 19日20時、プレイヤーズサイトに新たに投稿があり、19時18分に、「PSO2」のサービスを一時停止したと発表された。ゲームサーバー内のプレイデータに関しては問題ないことが確認されている。

 サービス再開に関しては、「現在も、一刻も早い再開を目指し対応を続けておりますが、IPアドレスの偽装により攻撃元が特定できず、現状では状況改善の見込みに関してもお伝えできない状況です」としている。

【23時追記】

 19日23時、さらにプレイヤーズサイトに投稿があり、攻撃は依然続いており、引き続き対応してはいるものの、サービス再開のめどは立っておらず、今晩中のサービス復帰は難しいとの見解が出された。続報は、6月20日13時に再度報告される。

 また、6月21日開催予定の「ファンタシースター感謝祭2014」大阪会場については、当日のサーバーの停止状況にかかわらずイベントは開催されると発表された。

【20日9時追記】

 20日9時、公式Twitterに投稿があり、それによれば、第三者によるDDoS攻撃は「PSO2」公式サイトにも開始されたため、公式サイトも一時停止したと発表された。停止中の告知に関しては、公式Twitterおよび「it-tell」、公式ブログなどで行なう。

(佐伯憲司)