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「討鬼伝」×「プレコミュ」クローズド体験会
「討鬼伝 極」発売日と体験版配信日を発表!
囲みインタビューで“天狐”についても明らかに
(2014/5/31 19:33)
- 5月31日 開催
- 会場:SSJ品川ビル
- 【討鬼伝 極】
- 8月28日 発売予定
- 価格:
- PS Vitaパッケージ版 5,800円(税別)
- PSPパッケージ版 4,800円(税別)
- PS Vitaダウンロード版 5,143円(税別)
- PSPダウンロード版 4,286円(税別)
コーエーテクモゲームスは、PlayStation Vita/PSP用ハンティングアクションゲーム「討鬼伝 極」のクローズド体験会「『討鬼伝 極』×プレコミュ 先行試遊会『モノノフ出陣式』」を5月31日に開催した。
ゼネラル・プロデューサーの小笠原賢一氏は、冒頭の挨拶にて「昨年6月に発売された1作目は、おかげさまで多くの人にプレイしていただき、くわえて2013年度PlayStation Awards『ユーザーズチョイス賞』など栄誉ある賞をいただいた。新規IPとして、しっかりした1歩目を踏み出せたと感じている。今作は、その第2歩目。ご存知のように、ハンティングアクションというジャンルは、先行する(他社)タイトルが数多くあり、5歩も6歩も先をいかれている。『討鬼伝 極』は、この“2歩目”でライバルタイトルに追いつき、追い越す意気込み。改善点のブラッシュアップはもちろん、ストーリー、敵や装備の種類といったリソース面でも先行他社に追いつこう! と。タイトルどおり、質量ともに極まった状態でお届けしようと制作中」と気合に満ちたコメントを披露。
プロデューサーの森中隆氏は「2日前にあがったばかり」というPVの上映に続いて「討鬼伝 極」の特徴を説明。前作「討鬼伝」を丸々収録し、それと同規模の新規要素を追加。森中氏は「ざっくりいってしまうと、2本を1本にまとめた形。鬼、キャラクター、武器、アクションなどを大幅にボリュームアップ。ストーリーは前作の2倍。旧作をプレイしていただいた皆様には、新しい『極』をジックリお楽しみいただき、今回初めてプレイしていただける方には、最初から最後まで通して楽しんでいただける」と説明。
ゲーム中に登場する「鬼」は、大型が前作の2倍。前作に引き続いて登場する鬼もAIが強化される。武器は、ユーザーから要望が高かったという「金砕棒(攻撃属性:砕)」、「薙刀(攻撃属性:斬)」、「銃(攻撃属性:突)」をくわえ全9種類。既存6種類についても、「使いにくかった」などユーザーの意見を反映させ、チューンナップが施されるという。
新アクション「鬼千切・極」は、最大で4つの部位を同時に破壊できる強力な必殺技。プレーヤー全員でひとつのゲージを共有し、MAXになると発動可能になる。「ミタマ」は「戦闘スタイル:献」、「戦闘スタイル:壊」をくわえ全10種類に増加。献は味方をサポート、壊は部位破壊をブーストとそれぞれ特徴づけがなされている。ミタマの総数は全300人以上。
新キャラクターは、発表済みの「相馬」、「暦」、「ホロウ」のほか、ストーリーに関わる未発表のNPCが登場。ストーリーボリュームは前述のとおり2倍。モノノフの起源や陰陽方なども掘り下げられていくという。キャラクターデザインは前作同様「左」氏が担当する。武器は1,000種類以上、防具は100セット以上が登場(いずれも前作に加えた数)。すべての武器種に関して同等の数が用意されるといい、また「もう使い道がなくなった武器にも、さらにもう1回使える仕組みを取り入れている」という。
既存ユーザーがもっとも気になるであろうセーブデータの引継ぎは「すべて引き継ぐことにした。防具、ミタマ、進行度など、すべての引継ぎがオーケー」とコメント。また、PSP版からPS Vita版への引継ぎも可能となっている。
製品版の発売日が8月28日に決定!~6月5日にアクション体験版を配信開始~
6月5日より、アクション体験版を配信開始。同日より「プレコミュ」にてアンケートの受付が開始され、回答者には「天狐」アバターがプレゼントされる予定。5月31日~6月30日の期間中は、前作でも行なわれた「ミタマデザインイラストコンテスト」を実施。最優秀作品はゲーム中に「ミタマ」として登場する。前作で好評を博したプロモーションアニメは、今作でも制作が決定。手がけるのは前作に引き続き「STUDIO 4℃」
事前登録受付中のスマートフォン向けクイズRPG「クイズバトル討鬼伝」では、ゲームを進めていくと「討鬼伝 極」をより楽しめるアイテムが獲得できるなど「討鬼伝 極」との連動を想定。
初回封入特典は、新キャラクター「相馬(男性)」と「暦(女性)」のなりきり衣装ダウンロードコード。パッケージは初回生産分のみ、ダウンロード版は期間限定の配信となる。店舗専用特典の防具は「モノノフ将装特製装備(Loppi/HMV)」、「大店長の笠(ゲオ)」、「天狐の手袋(Game TSUTAYA加盟店/Wonder GOO)」、「ゴウエンマのお面(いまじん・マジカル/コジマ/上新電機/ソフマップ/ビックカメラ/古本市場/ヤマダ電機/ヨドバシカメラ/Amazon.co.jp/GAMECITY)」がそれぞれ用意される。
前作からの引継ぎ特典は、セーブデータがある場合「なりきり装束・大和(男性)」と「なりきり衣装・ホロウ(女性)」、ストーリーをクリアしていれば「天狐装備『えんぜる装束』」が入手可能。また、さらにやりこむと別途特典が入手できることが示唆された。気になる人、もしくは「これからやりこんでゲットしたい!」という人は、6月5日に発売される「討鬼伝」ベスト版の入手をオススメする。
イベントの最後には「討鬼伝 極」の発売日が明らかにされた。8月28日発売予定で、価格はPS Vitaカード版が5,800円(税別)、ダウンロード版が5,143円(税別)。PSPはUMD版が4,800円(税別)、ダウンロード版が4,286円(税別)。同日に数量限定で発売される「討鬼伝 極 TREASURE BOX」は、PS Vita版が11,800円(税別)、PSP版が10,800円(税別)。もふもふ天狐ぬいぐるみ、特製画集、オリジナルサウンドトラックCD、なりきり装束ダウンロードシリアルコード(息吹・富嶽・速鳥/桜花・那木・初穂)が同梱される。
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発表会の終了後、プレス向けに囲み取材が行なわれた。主にご回答いただいたのはディレクターの関口和敏氏。「新たな武器の強化システムを考えているといわれたが?」との質問には、「1,000種類以上に増やしたことで、ツリー構造などを見直した。そのあたりで改善を図っている。(新システムの追加というよりは、武器の強化を見直し?)そうですね。よりやりやすい方向。武器ツリーに関するご意見も非常に多かったので、ご満足いただけるよう調整中」と説明。
既存部分でもっとも変化が大きい部分についてきくと「天狐になります。活躍する場が増えました。引継ぎ特典でさらっと触れましたけど、天狐も色々カスタマイズができます。(発表されたもの以外にもたくさんある?)そうですね、隠されたものもあります。(ゲームの進行に応じて? それともダウンロードコンテンツ?)システムとして組み込まれています。その特殊な装備が、先ほどの特典になります」と説明。
変更点の注目ポイントについてきかれると「既存の鬼やNPCのAIを根本から見直している。格段によくなっていると思います。(6月5日配信の)アクション体験版にも入っているんですけど、高難易度任務は相当手強いです。攻撃が追加されており、うちのうまいプレーヤーもなかなか勝てないようなレベル。もちろんアクション体験版は勝てるように調整してあります。あと、複数同時討伐のときなど、ユーザーの皆様から評判がよろしくなかった挙動がかなり改善されています。かなり難易度は上がりましたが、ゲームとして面白いものになっていると自負しております」とコメント。
防具のデザインでは「ユーザーから『ごついものが多い』という意見が多く、スタイリッシュな方向に寄せている。ただ『討鬼伝』として崩したくないスタンスもあり、そのあたりをうまく吸収した、かっこいい&かわいい装備があがってきている。ご期待ください」と説明。プロモーションアニメはもうコンテもできあがっているといい、描かれるのは前作から3カ月後の「討鬼伝 極」との“つなぎ”になる部分。発表済みの新キャラクター3人の登場も明言された。
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