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WIN「ブレイドアンドソウル」、先行体験レポート第2弾
序盤に登場する各エリアと、フィールドを闊歩するネームドモンスターとの戦闘などを紹介
(2014/4/28 17:00)
5月20日に正式サービス開始が予定されているWindows用オンラインRPG「ブレイドアンドソウル」。弊誌ではまず前編として、システム面から「ブレイドアンドソウル」の魅力に迫った。今回の記事では実際に序盤の数エリアの様子やプレイレポートをお届けし、ゲーム序盤のイメージを掴んでいただきたいと思う。
また今回の記事も最後に、クローズドβテストと無料体験期間にあたる「オープントライアル」よりも早くプレイができる「リミテッドトライアル」の参加権プレゼントも用意している。まだ応募していないという人は、改めてチェックしてほしい。
※エントリー受付は4月29日0時00分まで
「竹林村」を抜けて「月影共同墓地」まで。レイドモンスター「千霊キョンシー」との戦闘も
ゲームはプロローグ編とも言える「ムイル峰」から始まるが、敵役となる「ジン・ヴァレル一味」に襲われ、プレーヤーは命からがら「竹林村」に到着する。「竹林村」は、その名の通り多くの竹に囲まれている小さな村だ。少し歩いたところには美しい海が望める海岸もある。町の規模としてはかなり小さめだが、倉庫や各種ショップなど必要最小限の設備は揃っており、序盤のプレイの拠点となるエリアだ。
本作にはメインストーリーの役割を成す「エピッククエスト」と、「サブクエスト」という大きく2種類のクエストが用意されている。「エピッククエスト」をこなしていくとストーリーが進み、次のエリアに誘導されていく仕組みだ。特定の人物に話しかけるといったものや、ダンジョンの奥にいるボスを倒すものが多い。
一方の「サブクエスト」はストーリーとは直接関係はないが、システムについての理解を促したり、ストーリーの厚みを増すものが多い。アイテムや経験値を入手できるので、特に理由がなければ全てのクエストを攻略するくらいの気持ちで大丈夫だ。ちなみに「竹林村」の場合では、女性住民から美容のために真珠を集めてくるように頼まれたり、食べ物を住民に届けたりと雑用的な内容がよく見られた。
「竹林村」ではゲーム序盤ということもあり、チュートリアル的なサブクエストも用意されている。前回紹介した「宝貝」に関する内容や、ファーストトライアルでプレイできた「比武大会(PvPアリーナ)」システムについてクエストを進めながら理解できる。
多くのクエストは、NPCと会話をすることでスタートする。会話シーンのNPCはフルボイスで、臨場感を感じられる。またシーンによって、思っていることが吹き出しで表示されたりもする。口では勇ましいことを言っておきながら、実は弱気なNPCが居たりと、細かい部分まで作りこんである。
「竹林村」を抜けると「亡者の森」というエリアに出る。「ブレイドアンドソウル」では時間の概念はないが、エリア毎に日没の具合が変化する。「竹林村」は太陽が輝く昼間だが、「亡者の森」に入ると日が沈み、夕方から夜へと移り変わる。
このエリアにはその名前からも想像できるように、「月影共同墓地」という墓場があり、周辺には「血キョンシー」というモンスターが出現する。“ゾンビ”ではなく“キョンシー”が出現する辺りに「ブレイドアンドソウル」らしさが出ている。
そして近くには「千霊キョンシー」という巨大なモンスターが出現する。これはいわゆるネームドモンスター的な存在で、周りの「血キョンシー」とは比べ物にならない程のヒットポイントと、攻撃力を持っている。
「エピッククエスト」、「サブクエスト」をひと通りクリアすると大体レベル8前後でこのエリアに到着するのだが、そのレベルでソロで挑むのはかなり難しかった。
実際に筆者も挑戦してみたのだが、「拳闘士」の「足払い」を使ってもダウンしないし、敵のヒットポイントが高いので戦闘が長引き、こちらのヒットポイントをジリジリと削られる。少し離れて仕切りなおそうとしても、一定以上離れると元の場所に復活して、ヒットポイントも完全回復してしまう。この時点で倒すのは決して不可能ではないが、簡単ではないという印象だ。
プレーヤースキルに自信がある場合はソロでも倒せるかもしれないが、素直に他のプレーヤーと協力するほうが良いだろう。むしろフィールドに出現するモンスターなので、自然と共闘状態になるかもしれない。
ちなみに15までレベルを上げて再度挑戦した時は、使用できるスキルが多くなっていたのと、「宝貝」なども揃っていたお陰でソロでもなんとか倒すことができた。「千霊キョンシー」を倒すと「ルーレット」に挑戦するためのアイテムが入手できる。「ルーレット」は近くにある「火葬場」という集落に設置されており、挑戦すると「武器」や「宝貝」等のアイテムが入手できる。特に「宝貝」のコンプリートなどを目指す場合は、何度も「ルーレット」に挑戦することになりそうだ。
「月影共同墓地」を越えて「緑明村」へ。生産要素などが登場
ここまではメインストーリーを追う「エピッククエスト」も、どちらかというと雑用的な内容で、物語の核心に迫るような話題は殆どない。
だが「月影共同墓地」の次の集落、「汚染された漁村」で遂に「ジン・ヴァレル一味」の手がかりを入手できる。ネタバレになるので詳細は避けるが、決定的な一打ではないものの、“遂に来た!”と気持ちを盛り上がらせてくれる。
この辺りまで来ると大体レベル12、3といったところだろうか。最初の頃に比べると多くのスキルがアンロックされている。筆者も正直なところ、アンロックされたスキルが多すぎて、とてもじゃないが全てを使いこなすことはできていなかった。
開発者もそれをわかっているのであろう。要所要所にプレーヤーと共に修行をしていた「ユウ先輩」が現われ、新しく習得したスキルの使い方を教えてくれる。「ユウ先輩」のクエストはダンジョンの最奥部で行なわれる事が多いので辿り着くまでが大変だが、それに見合うだけの価値はある。必ず攻略していきたいクエストだ。
そしてまた雑用的なクエストをこなしつつ先に進むと、「竹林村」に続く拠点「緑明村」に到着する。この村にはかなり多くの設備が揃っている。特筆すべきは生産関連だろうか。様々な種類の“商工会”があり、メンバーになることで、武器やポーションなどの生産ができるようだ。
“ようだ”と書いたのは、テストサーバーではメンバーになることはできず、「商工会の説明に関するクエスト」までしか受注できなかったからだ。可能であれば実際に生産し、レポートをお届けしたかったが、そちらはこれからのお楽しみということらしい。
他に特筆すべき内容としては、この村で新たなスキル「水上走飛」が習得できる。スキル名からも推測できる通り、水面の上を疾走できるというスキルだ。このスキルを覚えると更に移動が快適になる。
というわけでストーリーはこの先も続いていくが、レポートはここまで。大体「緑明村」までで、Lv15くらいになる。まだまだアンロックされていないスキルは多いし、ストーリーも核心には迫っていない。この辺りまではチュートリアル的なエリアとも言える。
プレイ時間にすると、大体半日強くらいだろうか。本作には「活力」という概念があり、1日で入手できる経験値の上限が決まっているのだが、初日でLv15付近までの「活力」があるので、熱心なプレーヤーなら初日にこの辺りのエリアまで到達できるだろう。この先に展開されるストーリーやクエストは、ぜひ自分の目で確かめていただきたいと思う。
CBT+リミテッドトライアル参加権をプレゼント!
前回に引き続きCBT+リミテッドトライアル参加へのエントリーを受け付けている。応募は4月29日0時まで。GAME Watch限定のCBT枠が1,000名、リミテッドトライアル枠が100名用意されており、応募は下記から可能。1回の応募でCBT、リミテッドトライアルの両方にエントリーされる。抽選はそれぞれ別で行なわれ、当選発表はCBTが4月30日、リミテッドトライアルが5月2日に発表される。
なおCBTに参加すると、正式サービス以降に使用できる衣装アイテムがプレゼントされるほか、CBT中に実施されるミニイベントに参加することで、経験値アップアイテムも付与される。詳細は特設サイトをご覧いただきたい。
※エントリー受付は4月29日0時00分まで