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Zynga創業者のMark Pincus氏が会長兼CPOの退任を発表
名実共にDon Mattrick CEO体制が確立
(2014/4/24 14:26)
米Zyngaは現地時間の4月23日、Zyngaの創業者であり会長兼CPO(最高製品責任者)のMark Pincus氏がこれらの役職から退くことを明らかにした。
今回の発表は、1~3月期の業績発表に合わせて公開した従業員向けのレターを通じて明らかになったもの。現四半期の実績は、売上高は1.4億~1.6億ドル(約140億円~160億円)で、純損失は750万~650万ドル(約7.5億~6.5億円)と、依然として赤字が続いている。
2013年に7月にMicrosoftから新CEOを迎えたZyngaだが、Don Mattrick氏がCEOに就任した後も、Mark Pincus氏は会長兼CPOとして2頭体制が続いていた。今回ついにMark Pincus氏はNon-Exective Chairman(非常勤会長)に退き、取締役会の議長として残りつつも、現場からは完全に退くことになる。
これに合わせてDon Mattrick氏は、Microsoft時代の右腕であるAlex Garden氏を、Zyngaのゲーム開発部門Zynga StudiosのPresidentに迎え、Don Mattrick体制の足固めをはじめている。Alex Garden氏は、Microsoft時代にXbox LIVEやXbox Music、Xbox Videoなどを担当。それ以前はNexon AmericaのCEOも務めた経験があり、今回の人事がZyngaにどのような影響を与えるかが注目される。