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【特別企画】PS4で遊べるPCオンラインゲームタイトルをピックアップ
「信長の野望 Online」、「Warframe」などPS4版ならではの特徴や、メリット、楽しみ方を紹介
(2014/2/21 00:00)
- 【プレイステーション 4】
- 2月22日 発売予定
- 価格:
- 46,179円(First Limited Pack with PlayStation Camera)
- 41,979円(First Limited Pack)
2月22日、遂にプレイステーション 4(以下PS4)が発売される。PS4といえばコンソールゲームの最新モデルとして登場するイメージが強い一方で、PS4でプレイできるゲームの中には、PC用にサービス中のオンラインゲームも数タイトル存在する。
PS4は確かにコンソール機だが、現行のPCオンラインゲームを高いレベルのグラフィックスで楽しむことが可能となっており、PS4でならではの機能が備わっている場合もある。
そこで今回は「PS4でプレイできるPC用オンラインゲーム」という点に着目し、これらのラインナップとして「信長の野望 Online」、「Warframe」、「鬼斬」を取り上げつつ、PS4版での見どころや機能などを紹介していく。既にオンラインゲームをプレイしているプレーヤーも、これからオンラインゲームを始めてみようというユーザーも、PS4で始めるという選択肢を視野に入れてみて欲しい。
なお「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」については、メディアツアーやPS4版βテスト直前体験レポートなど精力的に紹介しているので、そちらをご覧いただきたい。
発売から10年、進化を続けるMMORPG「信長の野望 Online」
まず最初に取り上げるタイトルは、「信長の野望 Online」だ。プレイステーション 2版で2003年の6月に発売され、Windows、プレイステーション 3と各プラットフォームで順番にサービスが開始されてきた老舗のMMORPGで、PS4版は3月19日に発売予定になっている。価格は通常版が8,190円、TREASUR BOXが14,490円。
「信長の野望 Online」は戦国時代をベースにしたMMORPG。プレーヤーは侍や忍者、陰陽師などの職業を選んでゲームに参加し、大名家に仕えて立身出世を目指したり、どの勢力にも所属せずにひたすら強さを追求することができる。
PS3版では、PS2版や当時のWindows版よりもグラフィックスやエフェクトの表現が向上している。この流れに則って今回発売されるPS4版ではPS3版より更にグラフィックスのクオリティが向上しており、フォグや遠景背景のぼかしの表現、水面、雨、光の表現など、よりリアリティが増したものになる。
またPS4版ならではの機能としてPlayStation Vitaからのリモートプレイにも対応する。この機能を使うことで、PS4本体やモニターから離れたところからもゲームを楽しめる。更にPS4の「シェア機能」を使い、ゲームプレイの様子を世界中のプレーヤーに配信することも可能だ。
なお本作のプレイには「PlayStation Plus」のメンバーシップの加入は必須ではないが、同メンバーシップに加入していると、2014年3月~6月に月に1度、合計3枚の「軍神」が、その後も毎日キャラクターの成長促進アイテム「力の源・極」が1個入手できる。
そして3月19日のリリースのタイミングにあわせて新ワールド「乱世」が設置される。このワールドは全員が0からのスタートで、成長ボーナスも受けられるワールドということだ。3月19日から5月14日の間は、PS2/PS3版のアカウントからPS4版のアカウントへ変更できる乗り換えキャンペーンが行なわれる。乗り換えキャンペーンでは、無料でプレーヤーキャラクターデータや、集めたアイテムも全て引き継ぐことが可能だ。
既にプレイしているプレーヤーも、これからプレイするプレーヤーも同じ条件でスタートできる。この機会にプレイを始めてみるのも良いだろう。
開発者お墨付きの「DUALSHOCK4」との相性。サイボーグ忍者TPS「Warframe」
続いてとりあげるタイトルは、「Warframe」だ。「Warframe」は、「ダークセクター」の開発などで知られるDigital Extremeが配信中のF2P(Free to Play)モデルのオンラインTPS。
PC版は既にサービス中で、世界で550万人を超えるなど人気を博しているタイトルだ。PS4版についても既にPS4が販売されている北米、ヨーロッパでは配信されている。なおPC版については、日本語版もサービスされている。
「Warframe」は外骨格装甲「Warframe」を使用できる唯一の戦士「テンノ」となり、「グリニア」、「コーパス」、「感染体」といった敵を相手に戦うオンラインTPS。日本では、2月22日のPS4発売と同時にPS4日本語版が配信予定となっている。基本プレイ無料のアイテム課金モデルを採用し、マルチプレイに「PlayStation Plus」メンバーシップは不要。
PS4版について、開発元のDigital ExtremeはPS4の「DUALSHOCK4」コントローラーとの相性の良さを挙げ、「『Warframe』のハイスピードなアクションと自然なフィット感があります」と話す。また「DUALSHOCK4」コントローラー上のスピーカーからはゲーム内の指示か飛んできたり、ダメージを受けるとライトバーが光ったりと、「DUALSHOCK4」ならではの機能も複数搭載されているという。
筆者も2013年のE3で実際にプレイしてきたのだが、操作感は良好で、普段からFPS/TPSをプレイしていればすぐにプレイに馴染め、「Warframe」ならではのハイスピードでアクロバットなプレイもできるようになった。Digital Extreme曰く「『DUALSHOCK4』は我々が今まで触れてきた中で最高のコントローラーです」とまで表現していた。
ちなみに残念だが現時点ではPC版とPS4版のサーバーは別で、両プラットフォームのプレーヤーが一緒にプレイすることはできないとしている。ただDigital Extremeとしては将来的には同期させたい意向があるそうなので、期待して待ちたい。
ノンターゲティングアクションが魅力の国産MMORPG「鬼斬」
最後のタイトルはサイバーステップが開発する「鬼斬」だ。「鬼斬」は多彩な武器を駆使して戦うアクション性の高いMMORPG。ノンターゲティング方式を採用しており、マウスの連打や溜め押しで様々なスキルを発動する。古代日本的な世界が舞台で、登場する人物も民話や史実、昔話などで馴染みがあるキャラクターが登場する。基本プレイは無料で、アイテム課金制を採用。
PC版は12月12日より正式サービスを開始しており、PS4版も2月22日~25日にオープンβテストを開始、2月27日から正式サービスを開始する予定となっている。
PS4版の「鬼斬」は、PS4版専用の新サーバーでプレイすることとなる。PC版はサービス開始から既に2カ月以上経っているので、PS4版では周りと同じ状況からスタートでき、その点ではPS4発売のタイミングから参戦するのもメリットの1つになるだろう。
また操作も「DUALSHOCK4」コントローラーに最適化されており、例えばPC版でのゲームパッド操作ではスティックを2回倒すことで回避の動作にしていたものを、PS4では弾く動作に変更するなど、より利便性が高いものになっている。逆に、マウスとキーボードをPS4に繋いで、そちらで操作することも可能だという。
なおPS4のGPU性能を使い、3Dシーンのレンダリング解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)固定で描画される。本作もプレイには「PlayStation Plus」のメンバーシップは必須ではないが、加入していると正式サービス時に何らかのインセンティブが用意されているという。