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【E3 2013】サイボーグ忍者TPS「Warframe」体験レポート
壁を走り、銃を撃ち、敵を斬りつける爽快な忍者アクション
(2013/6/15 16:26)
6月4日、現在PCでオープンβテストを実施中のオンラインTPS「Warframe」が、プレイステーション 4で配信されることが明らかにされた。
SCEAのプレスカンファレンスでは特に発表はなかったものの、E3会場ではプレイアブル状態で出展されており、筆者もバッチリ遊ぶことができたので試遊レポートと、開発元のDigital ExtremesでAssociate Producerを務めるPatrick Kudirka氏にお話を伺うことができたのであわせてお伝えする。
撃って、飛んで、斬る。超爽快な忍者アクション
「Warframe」は「ダークセクター」の開発などで知られるDigital Extremeが開発中のF2P(Free to Play)モデルのオンラインTPS。ゲームタイトルにも採用されている「Warframe」という強化外骨格を使って、ステージ毎に設定された目標を達成していくステージクリア型のゲームとなっている。
現在オーブンβテスト中のPC版では既に100以上のステージが用意されており、しかもプレイするたびに新たなマップが生成されるというシステムを採用している。
今のところ6〜10週間毎に大きめのアップデートを行なっており、新しい敵やマップ、「Warframe」などが随時追加されている。
装備できる武器の種類は様々で、アサルトライフルやショットガンといったお馴染みの銃器と刀やダガーといった近接武器を装備できるという。これらを組み合わせた戦闘スタイルが本作の特徴だ。更にダッシュ、スライディング、壁走りと色々なアクションが有り、攻撃と組み合わせることで更に多彩な攻撃が繰り出せる。
試遊台でプレイできたのはマップ中央にある機械を敵から守り切るという防衛ステージ。ブースには全部で4台の試遊台が用意されていて、4人で横並びのCO-OPプレイを行なうことができた。
基本的な操作はFPS/TPSと殆ど同じで、左スティックで移動、右スティックで照準を動かすというスタンダードなもの。本作ならではのユニークな操作感として、DUALSHOCK 4のはタッチパッドを使ったスキル攻撃があった。
「Warframe」はそれぞれ4種類の固有のスキルを持っていて、タッチパッドをフリックすると発動することができる。コントローラーを握りながらフリックするというなれない操作だったので最初こそ少し戸惑ったが、慣れてくると近接攻撃を加えた後フリックでスキル発動、という様に一連の攻撃動作に組み込む事ができた。
ダッシュしながらしゃがみボタンを押してスライディング、そこから更に近接格闘ボタンを押すなどスタイリッシュな戦闘を目指すと操作はテクニカルになるが、上手く決まると大ダメージを与えられるし、何より操作していて非常に気持ち良かった。
PS4版でもオンラインプレイも含めて全て無料で提供したい
――本作の1番のアピールポイントを教えて下さい。
Patrick Kudirka氏:無料でプレイの殆どのコンテンツが楽しめるというのが1番のポイントですね。後は武器やキャラクターのカスタマイズ性の高さや、CO-OPが非常に盛り上がっているのもアピールポイントの1つです。
――課金でしか入手できないコンテンツはありますか?
Patrick Kudirka氏:95%のコンテンツは無料プレイでも楽しめます。クランを作るなど一部の要素のみ課金アイテムが必要です。
――先日、SCEのインタビューでPS4でのオンラインプレイは基本的にPS Plus会員である必要があると伺いました。「Warframe」のマルチプレイを楽しむ際も必要になるのでしょうか。
Patrick Kudirka氏:開発元としては全て無料で提供したいと考えているのですが、今のところはまだなんとも言えません。
――既に配信中のPC版とPS4版は同じサーバーで一緒に遊ぶ事はできますか?
Patrick Kudirka氏:できるだけコミュニティを分けたくないのでできるように調整中です。ただPC版は自社でサーバーを運営しているのですが、PS4版の場合はPSN(PlayStation Network)経由になってしまうので、どう統合して良いかを今検討しているところです。
――ということはアップデートのタイミングもPC版とPS4版は同じタイミングになりますか?
Patrick Kudirka氏:はい、その目標で現在SCEの方と調整しています。
――タイトルの配信日はいつになる予定ですか?
Patrick Kudirka氏:PS4のローンチと同時、遅くても1週間以内にリリースする予定です。日本でもPS4のローンチと同時に配信できるように調整中です。
――最後に日本のユーザー向けにメッセージをお願いします。
Patrick Kudirka氏:日本ではあまりSFの世界観は流行していないかもしれませんが、ゲームの基本的な部分は無料でプレイできるのでぜひ1度触ってみて頂ければと面白さが伝わると思います。ぜひプレイしてみてください。