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【連載】「艦これ」北上さま推し提督が挑む「鉄底海峡」全力日記・その1
第2海域にして苦戦、苦悩、苦心! 試行錯誤で攻略セオリーを発見
(2013/11/11 17:17)
第2海域「ルンバ沖海域」に大いに手こずった。矢継ぎ早に送り出す艦隊が次々と大破し、手持ちの艦隊はほぼ壊滅状態。それでもなお入梁と出撃を根気よく続け、ようやく激戦をくぐり抜けたと思ったら、ルート進行の罠によってボス戦にすらたどり着けない。なんなんだこの海域は――!
11月1日からスタートしているブラウザゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」の秋の特別イベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」。高速修復材1,300個以上をもつ石田のガチプレイガイド連載と共にお送りする本連載は、司令部レベル60そこそこ、高速修復材は200個以下、イベント中に改二になった通称「ハイパー北上さま」推しというスペックの筆者がこの「決戦!鉄底海峡を抜けて!」を全力突破しようという無謀な企画だ(第1海域を突破した前回はこちら)。タイトルも「『艦これ』北上さま推し提督が挑む『鉄底海峡』全力日記」と改めてお送りする。
早くも突破に赤信号が灯り気味ではあるが、最初につまづいたのが第2海域「ルンバ沖海域」だ。この海域はいきなり「夜戦」から始まる「夜戦突入」が特徴となっており、通常の海域とは違う攻略法が求められる。というのもこの「夜戦」、艦隊の攻撃力が飛躍的にアップするが、同時に相手の攻撃力も飛躍的に上がり、いくら艦艇のレベルが高くても1発大破が十分にありえる恐ろしい戦場だ。
苦悩の時間が続いていたが、色々と試行錯誤を重ねていると、クリアの糸口も発見できた。筆者なりのセオリーらしきものによって最終的には突破もできたので、合わせてお伝えしたい。ご紹介するセオリーはあくまで筆者の主観なので、参考程度にしていただければ幸いだ。
1発大破のインファイト出撃「夜戦突入」に大苦戦!
「ルンバ海域」のクリア条件は第1海域と同様で、ボス(旗艦)の撃破の時に旗艦の戦力ゲージが0になること。なお第2海域までは戦力ゲージは時間経過によって回復しないので、しっかりと「高速修復材」を温存できる最後のチャンスともなっている。
前回ではイベント開始直後に第1海域を比較的楽勝でクリアできたので、第2海域もそんなに苦労しないと思っていた。
ところが今回の「夜戦突入」ではそうはいかなかった。出撃する度に大破、中破する艦艇が続々登場し、駆逐艦から軽巡洋艦、重巡洋艦と次々に夜戦の毒牙にかかっていく。状況が見えないため無策で艦隊を放り込んでは破壊が繰り返されていき、同時にボス戦手前のエリアからボスルートへと進めないという状況も多く発生した。
この時艦隊の平均レベルは50前後。単に艦隊たちのレベルが低いのだろうか……。と考えたりもしたが、周りの提督の状況を見てみると案外そうでもなかったりする。一体なにがいけないのだろうか。
考えられる戦力をつぎ込んでもどうにも上手くいかないので、戦艦に頼るのを止めてみたり、駆逐艦、軽巡洋艦、重巡洋艦、重雷装巡洋艦などをバランスよく入れてみたり、あえてレベル1の駆逐艦×6などの低レベル構成にしてみたり、と色々と試していった。というより、状況打開のためそうせざるを得なかった。
低レベル構成に関しては様子見の意味合いもあるが、正直に言うと半分はヤケだ。それくらい攻略に行き詰っていたのだが、これが意外と進撃できるので「大破するかしないかは、要は運がいいか悪いかでは?」とクリアへの糸口も見えてきた。
「ルンバ沖海域」ルートは戦艦と駆逐艦の数に左右されるのか?
そうこうしているうちにわかったのは、この「ルンバ海域」ではポイントが2つあるということ。1つは、「夜戦突入」への対策。そしてもう1つは、艦隊構成によって決定される進撃ルートだ。
このうち重要なのは、進撃ルートになる。今回のルートは出発からボスまで色々と迂回させられるポイントがあり、理想的なのはボスまでに2回の戦闘で済む直線的に進撃するルートとなっている。
筆者が睨む限り戦艦と駆逐艦のバランスが最も重要で、戦艦×2、駆逐艦×2のとき、ボスまで一直線で進み、さらにボスにたどり着ける。全部のパターンを試したわけではないが、残りの2隻に重雷装巡洋艦×2、重巡洋艦×2、重雷装巡洋艦と重巡洋艦1隻ずつでもボスまで行けたので、自分としては信頼できる構成だ。
となれば、あとは「夜戦」をどうすればいいかに焦点を絞ればいい。「夜戦」では航空機は役に立たず、鍛えられた戦艦でも砲撃1発で即大破のインファイトが繰り広げられる。被弾を免れる方法があるならば、それを試すに越したことはない。
筆者が実際にやったのは、艦隊をできるだけ多く高揚状態(いわゆる「キラキラ」)にしておくこと。高揚状態は、出撃時にMVPを取る、演習でSランク勝利するなどで艦艇にステータスボーナスを付与などできるというもの。意図的な付与方法としては、海域1-1を利用し、1隻1隻にコツコツとMVPを獲得させていく、というものがある。
1隻ずつキラキラを付けるのは面倒くさいという意見もあるだろうが、キラキラにしておけば命中率と回避率が上がるので、戦闘時に有利になる。筆者の場合はキラキラ状態で被弾をかなり回避できたので、結果的に資材も時間も節約できるだろうと思い、この方法を選択した。
セオリーを導き出したらあとは実践のみ! 早速戦艦×2と駆逐艦×2を用意し、あとは重巡洋艦と重雷装巡洋艦を適宜配置する。あとは演習なり海域1-1なりでキラキラを付けて出撃してみると……スムーズにボス戦まで行けた! その後の出撃経験からすると、何回かに1回は最後のルート分岐でボスとは違う方向に逸れてしまうが、かなりの確率で一直線にボスまで行けることがわかった。
最後の1押しも大苦戦。結局は根気勝負
ボスまでたどり着ければこっちのもの……と安堵していたのだが、クリアにはまだ障害があった。その障害とは、「旗艦を撃破しきれない」というものだ。イベント独自の問題ではあるが、この問題は今後も長らく提督たちを悩ませ続けるだろう。
「ルンバ沖海域」の特定エリアでは、「夜戦」に引き続き、ある条件下で昼間の通常戦へと突入することがある。昼の戦闘へと移行すると旗艦撃破のチャンスが増えるため、この通常戦はプレーヤーには有利な状況と言える。一方で、夜戦のまま終了してしまうと攻撃回数がその分減るので、撃破にまで至らない可能性がぐんと上がる。
今回のボスエリアでは、夜戦終了時に2隻いるelite艦艇のどちらかが撃破されないで残っていた場合、昼戦へと突入する。最悪なのは、旗艦には1ダメージも与えられずに2隻いるelite艦艇を両方撃破し、そのまま戦闘が終了するというもの。
筆者の場合は戦力が中途半端なのか、夜戦で旗艦にこそ少しはダメージを与えていけるものの、elite2隻を撃破する戦闘が連発し、戦力ゲージだけが少しずつ減っていく状況がずっと続いてしまった。ついには戦力ゲージはゼロになり、クリア1歩手前にも関わらず旗艦撃破ができないもどかしい状態となってしまった。
こうなれば持久戦と腹をくくるしかない。資材確保とストレスを溜めないため途中で休憩を挟みつつ、それでも根気よく出撃を続けていく。すると運よく旗艦もelite艦も残って昼戦に突入した戦闘がついに訪れ、elite艦と旗艦への集中砲火で旗艦の撃破に成功した。
最終的には結局根気がものを言ったが、クリアボーナスの軽巡洋艦「能代」も手に入ってひたすら満足感が強いので結果オーライだ。人によっては苦悩に苦悩を重ねる「ルンバ沖海域」の恐ろしさを体感するとともに、今も苦戦中の提督がいるならエールを送りたい。
次は第3海域「サンタクロース諸島海域」。通常戦が展開されるというが、なにが待っているのだろうか……。