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ハセガワ、プラモデル「MV-22B オスプレイ」を7月20日に発売
ポリキャップにより、固定翼機モードから、ヘリコプターモードへ
(2013/7/19 14:23)
ハセガワはアメリカの軍用機オスプレイをモチーフとしたプラモデル「MV-22B オスプレイ」を7月20日に発売する。価格は3,570円。スケールは1/72で、全長24.5cm、全幅33.9cm。
オスプレイ(V-22)はベル・ヘリコプターとボーイング・ロータークラフト・システムズが共同開発した軍用機。オスプレイという名前は愛称で、タカの1種である「ミサゴ」を意味する。プロペラのついたエンジンナセル部分が可動することで、ヘリコプターと固定翼機という2つの特性を併せ持っている。プロペラを垂直にすることで垂直離陸や、ホバリングが可能で、プロペラを水平にすれば固定翼機のような高速の移動と、ヘリコプター以上の航続距離の長さを実現している。
今回プラモデルのモチーフとなったMV-22Bは、アメリカ海兵隊向けに改装を加えられた輸送機タイプで、日本では普天間飛行場に配備されている。米海兵隊の空輸機能を大幅に向上させ、米軍の支援能力を大幅に強化するという。日本への配備に当たり、国内ニュースでも話題となった。
プラモデルではエンジンナセルの接続部分にポリキャップを使用しており、実機同様にモードを切り替えることができる。エンジンナセルを垂直にしたヘリコプターモード、水平にした固定翼機モード、そして中間形態も可能だ。パイロットフィギュア1体と、コパイロットフィギュア1体が付属している。
脚部品は駐機状態と飛行状態を選択することができる。主翼後縁のフラッペロンも取付け角度を調節できる。展示用のスタンドも付属しているので、飛行状態で飾っておくこともできる。
エレクトロニック・アーツが2011年11月に発売したプレイステーション 3/Xbox 360/Windows用ミリタリーファーストパーソンシューティング「バトルフィールド 3」ではキャンペーンの「NIGHT SHIFT」で、海兵隊員の展開や撤退する際にオスプレイが使用されている。今秋発売予定の最新作「バトルフィールド 4」でも登場するのか、期待したい。
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