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PS3/Xbox 360「ロスト プラネット 3」

入植最初期の惑星「EDN-3rd」を舞台にAKたちとの激闘が展開するシリーズ最新作

発売日:
8月29日
価格:
各6,990円
CEROレーティング:
D(17才以上対象)
プレイ人数:
1人(オンライン時:2~10人)

 カプコンは、8月29日に発売を予定しているプレイステーション 3/Xbox 360用シネマティックシューティング「ロスト プラネット 3」の概要を公開した。

 「ロスト プラネット 3」は、累計出荷490万本を記録した人気シリーズの最新作。時代は第1作「ロスト プラネット エクストリームコンディション」を遡った惑星EDN-3rdへの入植最初期となる。

 未だ開拓が進まず、雪と氷に覆われた過酷な惑星を舞台に、シリーズを通して登場する企業“NEVEC(ネベック)”と雪賊の軋轢や、原住生物“エイクリッド(AK)”の脅威、未知の熱エネルギー“T-ENG(サーマルエナジー)”など、この惑星の謎が解き明かされてゆく。

 重厚なドラマが味わえるキャンペーンモードに加えて、最大10人が参加可能なマルチプレイでは、「ロスト プラネット」ならではの様々な趣向を凝らした対戦が楽しめる。

【STORY】

 資源枯渇、各国の情勢不安に端を発し、地球は急激に逼迫した状況に陥っていた。そんな情勢の中、新たな資源の獲得を目的に、多国籍企業「NEVEC」による入植船団が編成され、入植実験事業が開始される。軍人としてのキャリアの道を絶たれたジム・ペイトンは、愛する妻と、生まれたばかりの息子の将来の為、入植船団に志願する。

 地球を遠く離れ、たどり着いた惑星は「EDN-3rd」と名付けられた入植実験候補第三番惑星。船団の母船を離れ、星への着陸態勢に入った着陸ポッドを嵐が襲う。目的地からは離れたものの、なんとか上陸を果たすことができたジム。ジムの前には、かつて目にしたことのない、広大で、過酷な極寒の星の光景が広がるのだった。

【スクリーンショット】
【極限下でのサバイバルを生き残れ】
小型AK「タルカー」との戦闘。作業現場の多くはAKの巣窟と化しており、どこから襲いかかってくるかわからない
危険なのは巣だけではない。地上でAKと遭遇することも茶飯事だ。特に生身で探索中に大型AKと遭遇するのは脅威となる
防護服が無ければ一瞬で命を奪われてしまう世界。ユーティリティ・リグに乗っていれば安全だが、凍結してしまうと降りて自ら氷を除去しなければならない

プレーヤーの分身となる「ジム・ペイトン」

 プレーヤーは、主人公であるジム・ペイトン(以下、ジム)を操作し物語を進めていく。ジムの操作はTPS(3人称視点シューティング)のスタイルとなる。

 ジムは、妻子と暮らすための資金を稼ぐため「EDN-3rd」にやってきた。危険性の高い遠方の施設へ単独で乗り込むといった仕事も受ける。

 この惑星の原住生物エイクリッド(以下、AK)は、T-ENGに群がる習性を持つ。ジムの仕事はT-ENGの採取に関わる物が多いので、彼らと出くわすことも多くなる。

 ユーティリティ・リグ(以下、UR)に乗って対処できれば安全だが、URでは入れない場所での探索も多く、多数のAKにたった1人で立ち向かわなければならないこともしばしばある。

【スクリーンショット】

頼れる相棒「ユーティリティ・リグ」

 URは戦闘用の兵器ではなく、工業作業用重機だ。武装はしていないが、生身とは比べものにならない耐久力と、作業用のクローやドリルを活かしてエイクリッドとの戦闘もこなすことができる。生身での探索からURに帰ってくれば、その頼もしさにジムだけでなくプレーヤーも安堵することだろう。

【大型設備のメンテナンス】
【AKとの戦闘】
設備は巨大なホイールを回すことでメンテナンスが可能だ。まずはドリルで凍結部の氷を砕き、クローでホイールを回すと機能が回復する
URに乗っていれば、中型のAK程度なら文字通り蹴散らすことができ、大型AKが相手でも互角以上に渡り合える

極寒の惑星で描写される様々なドラマ

 過酷な自然環境と未知の熱エネルギー資源「サーマルエナジー(T-ENG)」、そして謎の集団。「ロスト プラネット 3」ではさまざまなドラマが描かれる。平凡な労働者だったはずのジムは、より危険な運命へと巻き込まれてゆく。

自分達以外には人がいないはずのEDN-3rdで何者かに捕えられるジム
ジムのボスであるブラドック。この惑星で稼ぐには、とにかくT-ENGを手に入れることだと言う。どんな危険が待っているのか?
ジムの捕えられたキャンプを巨大なAK「シェラッグス」が強襲する。この隙に逃げ出すのか、それとも共に戦うのか?

EDN-3rdでの開拓生活

 EDN-3rdの開拓拠点「コロニス」。ここでジムは、装備を整え仕事へと赴く。工業用のロボット「URをカスタマイズすることにより、新たなエリアへと足を踏み入れることができる。ジムの日常が描かれることで、事件がよりくっきりと描き出される。

開拓拠点となるコロニスには、ショップや宿舎なども揃っている
小型機器の修理はURを降りて生身で行なう必要がある。AKの襲撃や天候の変化に備えて素早く済ませたいところ
URに「ウインチ」を取り付けると、隔たれた先にも道を開拓することができるため、探索できる世界が広がってゆく

最大10人で楽しめるマルチプレイ

やり込むほど選べるアイテムが解放される

 「ロスト プラネット 3」では最大10人でのマルチプレイが楽しめる。マルチプレイでは以下の4種のモードがプレイできる。

  • チームデスマッチ
     最もシンプルな対戦ルール。
  • T-ENG争奪戦
     T-ENGの採取量を競う。
  • エイクリッドサバイバル
     相手チームとの戦闘に加えて、AKとの戦闘も展開する。
  • シナリオバトル
     変化する戦況に応じて設定されるミッションの達成を目指す。

 いずれも、2つのチームに分かれて勝敗を競うことになる。出撃時に様々な装備カスタマイズが可能で、遊びこむ程に選べる装備が解放されていく。

【チームデスマッチ】
【エイクリッドサバイバル】
【シナリオバトル】
マップには建造物やジップライン(ケーブル)など、さまざまなギミックが仕込まれている
シナリオバトルには試作型のVSも登場する
投射攻撃を防ぐT-ENGシールドを展開中
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(中野信二)