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「ファイナルファンタジーXI アドゥリンの魔境」バージョンアップを実施
「アドゥリンの魔境」ミッションやセレニア図書館、モグガーデン、新エリアなどを追加
(2013/7/9 19:02)
スクウェア・エニックスは7月9日、PS2/Xbox 360/Windows用MMORPG「ファイナルファンタジーXI アドゥリンの魔境」の大規模アップデートを実施した。
4月30日以来となるバージョンアップでは、新規コンテンツとなる「モグガーデン」を筆頭に、現在進行中の拡張データディスク「アドゥリンの魔境」関連のアップデートが行なわれているほか、定例となっているジョブ調整やシステムアップデートなどが導入されている。
中でも「モグガーデン」は、「アドゥリンの魔境」をインストールしているユーザーなら誰でも持てるプライベートエリアとして注目される。このプライベート空間の中では、採集、伐採、採掘、釣りなどの行為を行なうことができるだけでなく、特定の条件を満たして“アシスタント”を雇用することで、生産活動を自動的に行なってくれるようになる。生産活動は好きだけど、ついつい栽培で枯らしてしまっていたという冒険者には願ったり叶ったりなコンテンツとなりそうだ。
イベント関連では、「アドゥリンの魔境」ミッションが追加され、新たなストーリーが展開される。これに合わせて、セレニア図書館、ヨルシア森林、マリアミ渓谷、ドーの門という4つのエリアが新たに追加されている。また、「アドゥリンの魔境」で追加された新ジョブ「風水士」、「魔導剣士」に対しては、レベル上限を75にする限界突破クエストが実装されている。
ジョブ関連では、恒例のジョブ調整に加えて、今回は、敵対心や片手武器/遠隔武器/格闘武器のステータス補正、精霊魔法のダメージ/消費MP/詠唱時間/再詠唱時間に手を入れている。具体的な内容についてはバージョンアップ情報のバトル関連を参照いただきたいが、特に影響が大きいのは精霊魔法だ。
精霊魔法については、基本設計としてダメージが底上げされ、消費MPは少なくなり、詠唱時間や再詠唱時間はそれぞれ短くなっている。IV系、V系、ガ系などについては、威力が増える代わりに、消費MPも増えていたり、詠唱時間/再詠唱時間が延びているものもあるなど単純な上方修正というわけではないが、この10年の間で様々な思惑で少しずつ拡充した精霊魔法に対して、デコボコを無くし、DPS(Damage Per Second)を意識したメリハリとわかりやすさを重視した調整が施されている。
そのほかにも無数のアップデートが行なわれている。具体的な内容については直接バージョンアップ情報を参照いただきたい。
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