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「FFXI アドゥリンの魔境」次回バージョンアップ情報を公開

待望の「モグガーデン」がいよいよ実装! 新エリア、新七支公、新装備情報も

7月9日より順次アップデート予定

 スクウェア・エニックスは、プレイステーション 2/Xbox 360/Windows用MMORPG「ファイナルファンタジーXI アドゥリンの魔境」において、次回バージョンアップ情報を公開した。アップデート時期は7月9日と、8月上旬の2回を予定。

「ヴァナ☆フェス2012」で明かされた「モグガーデン」のある大まかな場所
モグガーデンの風景

 今夏の大型アップデート第1弾の目玉となるのは「モグガーデン」。「ヴァナ☆フェス2012」では「マイ牧場」というタイトルで発表したプライベートエリアとなる。最初からすべての冒険者に与えられているモグハウスを自宅とすると、モグガーデンは別荘のような存在で、「アドゥリンの魔境」の舞台であるアドゥリン諸島にある小島のひとつを、開拓者認定された冒険者に対して、アドゥリン政府が貸与するものとなっている。

 「モグガーデン」では、採集、伐採、採掘、釣りといったあらゆる採集活動が可能で、ここで獲得した素材は自由に使用・持ち出しすることが可能となっている。エリア一帯の管理は「MHMU」より派遣されたモーグリ達が行なっており、彼らに指示を与えることで簡単に島の恩恵を受けることができる。

 このエリアでは、栽培は枯れず、世話する必要がなく、「釣り」の上位要素として「仕掛け網」が利用できるなど、生産要素が好きな冒険者にはまさに楽園のようなプライベートエリアとなっている。なお、初期コンセプトである「マイ牧場」の“牧場”部分は、今回は見送られたようで、次回以降の拡張要素として「モンスター飼育」が予定されている。モグガーデンの各仕様は以下の通り。

モグガーデンでできること

・「釣り」、「仕掛け網」

 エリア内にある波打ち際や池では「釣り」が楽しめる。また「仕掛け網」を引き上げることで様々なアイテムが手に入るという。

【釣り・仕掛け網】
池では釣りができる
海岸沿いでは仕掛け網が。大漁が期待できそうだ

・農作物の「収穫」

 エリア内にある木立のある場所では「伐採」、「採集」に似た収穫行動をとることができる。

【採集・伐採】

・鉱物の「採掘」

 エリア内の奥には「採掘」できる鉱脈があり、アドゥリン諸島の鉱物を入手することができる。

【採掘】
鉱脈からはアドゥリン諸島の鉱物を入手できるという

・種の「栽培」

 エリア内にある「モーグリの畑」ではいろいろな「新たな種」を植えることができ、枯れたりお世話をする必要がない、まったく新しい「栽培」が体験できる。

【畑】
フォーラムでは「モーグリの畑」と紹介されていた畑。この畑に種を植えると、枯れたりお世話することなく、何かが育つという

モグガーデンで起こること

・「モグガーデン アシスタント」の雇用

 一定条件を満たすと、「モグガーデン」の作業を手助けしてくれる様々な「アシスタント」を雇うことが可能になる。

【モグガーデンアシスタント】
子ミスラやキキルンなど愉快な仲間達が揃うモグガーデンアシスタント

・「モグガーデン」クエストの発生

 「モグガーデン」を訪れた際、クエストが突然始まることがあるという。

【クエスト】
波打ち際に巨大なカニたちが! これがすべて敵でバトル発生なら、なかなかの修羅場だが……?

「モグガーデン」の今後について(「モグガーデン」の次期拡張計画)

・モグガーデン招待:モグガーデンにパーティーメンバーを招待することができる。

・モンスター飼育:様々なモンスターを飼育し、素材を収穫できるようになる。


7月のバージョンアップで追加される新エリア

【ヨルシア森林(Yorcia Weald)】
シルダス洞窟の上に広がる太古の森。ケイザック古戦場やヤッセの狩り場に比べても茂る木々は大きく、太陽の光を遮っている。豊富な生態系が見られるが、シルダス洞窟の毒に冒され奇妙な形態を醸した、プラントイド類生物が多く生息している。

【マリアミ渓谷(Marjami Ravine)】
ドーの門を抜けた先に広がる渓谷地帯。北から南へと流れる急流が、大地を深く刻んでいる。木の密度は高くないが、要所要所にヴェルク族が防壁を築いており、開拓者の行く手を阻む。

【ドーの門(Dho Gates)】
エヌティエル水林とマリアミ渓谷を繋ぐ洞窟。マリアミ渓谷からの水が川や滝となって流れ、海からの浸水で作られた湖底湖も存在する。所々にヴェルク族の居住域が存在し、彼らの開けた横穴がいくつも見られる。

7月のバージョンアップで追加される新「七支公」

【古樹公ユムカクス(Ligneous Naakual/Yumcax)/イグドリア族(Yggdreant)】

笠のように広がった枝葉が大地を覆う巨大な浮遊樹。ヨルシア森林を縄張りとしており、周辺のプラントイド類を総括する。常しえの樹齢を誇り、古来よりウルブカ全土に繁茂する草木を見守ってきた。動きは緩慢だが、ムチのようにしなる根が俊敏な動きで侵略者を迎撃する。土の属性を持つ2本の根に貫かれた者は、精魂を吸われ、生命の危機に陥ってしまうだろう。迂闊にも其の霊域に立ち入った者は、森の怒りに触れ、命の灯火が徐々に消え逝くのを感じながら、森の守護者に刃を向けたことを悔やむこととなる。

【轟雷公フルカン(Booming Naakual/Hurkan)/ワクタザ族(Waktza)】

雷鳴と共に飛来する雷鳥。マリアミ渓谷を縄張りとしており、周辺のバード類を総括する。森の鳥類の頂点に立つ存在で、ウルブカの空を我が庭の如く舞う。上空で滑空しつつ森を見張る、雷の使い手。鋭利な翼は常に帯電し、羽ばたくたびに紫電が閃く。自身に雷を落とし荷電することで、フルカンの魔力はさらに高まると云う。凝集した雷撃は拡散し、侵略者の頭上に落ちる。守る術を知らぬ者は瞬時に灰と化すだろう。悔悟、無念、畏怖。あらゆる感情を抱く間すら与えられないままに……。

7月のバージョンアップで追加される新装備

【武器】
シャバランケ
イシタブ
タマシチ
フンアープ

【防具】
ウクシカジキャップ
ウクシカジブーツ
ブレムテハット
ブレムテグローブ
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(中村聖司)