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「MHF-G2」アップデート直前の先行体験会を開催

「G1、本当にゴメン」。G級の新要素や変更点を杉浦プロデューサーが解説

7月7日 開催

会場:スペースクリエイト自遊空間BIGBOX高田馬場店

 カプコンが提供するXbox 360/Windows用オンラインハンティングアクション「モンスターハンター フロンティアG」(MHF-G)の大型アップデート「G2」が7月10日に実施される。これに先駆け、7月6日と7日、「G2」の先行体験会が開催された。イベント主催はテクノブラッド。

 大型アップデート直前のオフラインイベントは「MHF-G」では恒例となっており、今回は6日に岐阜、7日に東京で開催された。東京会場となったスペースクリエイト自遊空間BIGBOX高田馬場店では、事前応募の上で選ばれた100名の来場者が新モンスターに挑戦。さらに「G2」のアップデート内容に関するプレゼンテーションも行なわれた。記事の最後に、来場者特典のオリジナルフェイスタオルのプレゼントも行なっているので、ぜひご応募いただきたい。

杉浦プロデューサーによるG級コンテンツ一問一答

「G1、本当にゴメン」と書かれたたすきをかけて登場した杉浦一徳氏

 「MHF-G」プロデューサーの杉浦一徳氏より、「G2」に関するプレゼンテーションが行なわれた。杉浦氏が「G1、本当にゴメン」と書いたたすきをかけて登場(「G1」は史上最大のアップデートだったが、プレーヤーからは多くの批判を浴びる結果になっている)すると、来場者からは拍手喝采が起こるという妙な空気でスタートした。

 まずは「G級一問一答」と題して、「G2」での新要素や改善点などについて説明された。既にインタビュー等で発表済みの内容もあるので、新情報を中心にまとめていく。

 G級武器については、強化が100%成功するレシピについては、現状の強化レシピと同等程度の素材が要求される。また失敗の可能性があるレシピも残され、その成功率も大幅に見直すとしている。さらに生産・強化に必要なレア素材の入手が難しい点についても、要求されるレア素材の数を減らすことで対応する。

G級武具の生産。強化周りは大幅にアレンジされる

 シジルは「G2」から取り外しが可能になるが、それに使うアイテムの入手方法は、「グーク鍋でG級モンスターの素材を煮込むと、一定確率で入手できる」としている。

 次にG級秘伝防具について。新たに追加されるG級HCクエストで、強化に必要な武器魂を入手できるが、元の秘伝防具ほどに膨大な数は必要ないという。また様々なモンスターの素材を強化に使うことで、同じモンスターを連戦する「紙集め」にはならないようにするとしている。なおG級HCクエストの受注には、既存のHCチケットを2枚使用する。

 「以前から秘伝防具は失敗と言いながら、G級秘伝防具を実装したのはなぜか?」という質問に対しては、「秘伝防具の性能が突出していたため、防具のカスタマイズやモンスターに合わせたスキル構成を選ぶといった部分が損なわれてしまった、という意味での失敗だった。G級秘伝防具ではそこを見直し、突出した性能を付けるというより、他と横並びになるように調整する」としている。

秘伝防具関連はかなり細かい説明が加えられていた

 G級武器の強撃ビンの効果が剛種武器系に劣っていた点については、G級武器および進化武器での効果が1.6倍に変更される。なお秘伝スキル「弓鬼」が発動している場合は1.7倍となる。

 「GF装飾品をGX防具やGX装飾品にできないか?」という質問もあった。これはGF防具をGF装飾品にした時点で防具が失われるため、「G2」で追加される派生先のGX防具とGX装飾品を生産するには、また防具を最初から作り直さねばならないという問題だ。これについては、「本来は仕様であり、対応できない」としながらも、「G1」から「G2」の期間が短かったことを考慮し、何らかの対応を行なう方向で検討しているという。

 「G1」でリファインされたG装飾品クエストだが、目当ての原珠が入手できないという声がある。これに対しては、確定で入手できるクエストを常時配信すると答えた。合わせてHC化も対応するほか、塔の「ベルキュロス」や、「錆びたクシャルダオラ」についても常時配信となる。

GF装飾品の対応については、「しかしながら」の定番フレーズを使って前向きな対応を検討していることを明かした

 次は新モンスター「ロロ・ゴウガルフ」と「レイ・ゴウガルフ」の開発裏話。磁力を使うモンスターであることから、磁石のN極とS極をイメージした赤と青のカラーとなった。また技についてはプロレス由来のものが多いが、某有名サッカー漫画からの技もあるという。また「ゴウガルフ」の防具に付与される新スキル「喝」は、味方を攻撃すると状態異常を治したり、攻撃力が上昇するといった効果があり、開発時には「闘魂注入」と呼ばれていたそうだ。なおG級の「ゴウガルフ」についてはHC化も対応する。

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(石田賀津男)