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WIN/AC「ヤタガラス Attack on Cataclysm」計画発表!

PCと「NESiCAxLive」向けにファウンディングで開発資金を調達開始

6月27日 発表

追加される予定のキャラクターとプロフィールなどが公開されている

 同人ゲーム製作サークルである「ヤタガラス開発チーム」は、英NyuMediaと共同でオリジナル2D対戦格闘ゲームの新作「ヤタガラス Attack on Cataclysm」の開発を公式サイトで発表した。

 「ヤタガラス Attack on Cataclysm」の対応プラットフォームとして、PCだけでなく、アーケードの「NESiCAxLive」を選定していることが大きなトピックとなる。

 また、6月27日より、クラウドファンディングサイト「IndieGoGo」にて、開発費の寄付の受付を開始。寄付総額に応じて開発規模が大きくなるほか、寄付者には様々な特典が用意されるという。1例を挙げると、PC版は15ドルで販売される予定だが、10ドル以上寄付した場合、PC版を無償提供するという。

 ヤタガラスとは、2008年にファーストバージョンがリリースされ、以来5年以上に渡って今も展開が続いている同人ゲーム。元SNK/KOFスタッフによる、誰にでもわかりやすいシンプルなゲーム性を兼ね備えた、オリジナル格闘ゲーム。「窓の杜」にて紹介記事が掲載されているので、ご参考にしていただきたい。

 新作「Attack on Cataclysm」では、シンプルで奥が深く誰でも楽しみやすいゲーム性はそのままに、大幅に新キャラクターを追加予定。また、また新要素として、戦いの模様を音声にて司会し、実況するシステムが搭載される。新キャラクターに関しては現状6キャラクターのイラストが公開されている。

 アーケード向け対戦格闘ゲームに、同人ゲームを原作としたものが1つのトレンドとなってきているが、「ヤタガラス」では、開発費をファウンディングで募集するというスタイルを採用していることが特徴。68,000ドルの目標金額を掲げており、開発項目とそれに必要な金額が明示されている点も注目しておきたいところだ。開発主要メンバーは3人。開発資金を集めることで、本来作りたかったものを一気に完成させるためのファウンディングの採用となっている。

 また、タイトーの「NESiCAxLive」プロデューサーである藤本貴文氏のコメントも掲載されている。

(佐伯憲司)