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【E3 2013】Wii U「ベヨネッタ2」にタッチ操作モードが搭載
華麗でスピーディなアクションをタッチペンだけで実現!
(2013/6/14 00:00)
Wii U専用タイトルとしてプラチナゲームズが開発中の3Dアクション「ベヨネッタ2」が、E3 2013にプレイアブルで出展された。発売は2014年の予定。
E3に合わせて公開されたプロモーションビデオでは、主人公のベヨネッタが登場シーンからM字開脚を披露し、任天堂プラットフォームでも相変わらずのセンスを披露。髪型は前作のロングヘアーをバッサリ切ってショートカットで若作り、もといイメージチェンジした。
そんな主役の変化に合わせてか、ゲームのほうもユニークな変化を見せている。
Wii U GamePadのタッチ操作だけでプレイ可能!
まず何よりも大きな変化は、新たな操作方法の追加だ。前作のようにアナログスティックを使った操作も可能だが、本作では新たにWii U GamePadのタッチスクリーンを使って、ボタンを使わないタッチペンだけの操作が可能になっている。
タッチ操作では、画面を長くタッチするとその方向に移動、上に素早くスライドするとジャンプ、横にスライドすると回避行動を取る。敵をタップすると自動で一定時間攻撃を続ける。
これで一通りの操作は可能だが、素早い操作はできるのか? と疑問に思いつつプレイしてみると、これが全く問題ない。敵をタップすれば距離に応じて適切な攻撃を繰り出してくれるし、コンボも勝手に繋いでくれる。またゲーム中に特定のタイミングでボタンを押して発動する特殊技も、どのボタンかを考えることなく画面に出たアイコンをタッチするだけでいい。
結果、ボタン操作よりもむしろ簡単にプレイできてしまった。慣れた人には、攻撃がワンパターンになりがちだったりと不満点もありそうだが、初心者でも手軽に派手な攻撃を繰り出せる仕組みはありがたいし、基本動作もボタンより直感的でわかりやすい。Wii Uならではの初心者サポートと言える。
またタッチ操作では、敵をタップするという操作上、見るのはテレビではなくWii U GamePad側のスクリーンとなる。映像は基本的にテレビと同じものが出ているため、テレビの電源を入れないままWii U GamePadだけでプレイできる。
アクションの自由度と演出面がさらに向上
ゲームシステムは基本的に前作と同様、3Dフィールドでのアクションゲームとなる。敵の攻撃をきわどいタイミングで避けるとウィッチタイム(スローモーション)が発動したり、コンボを繋げることで魔力ゲージが貯まっていくのも従来どおり。
少し変わったのは魔獣召喚の部分。前作は決まったタイミングでしか発動できなかったが、今回は魔力ゲージが十分にあれば、自由なタイミングで発動できる。単発の攻撃力が高いだけでなく、広範囲をなぎ払える攻撃もあり、状況に応じた使い分けで、雑魚戦・ボス戦のいずれにも役立つ。
E3会場でプレイできたデモ版では、ベヨネッタが乗った戦闘機(といってもウィングに直立している)が敵に破壊されても華麗にジャンプして逃げ延びたり、前作にも登場したジャンヌとともに巨大な敵を殴り飛ばしたり、ビルをよじ登る怪獣のような悪魔を1人で討伐したりと、派手なシーンが次々と展開された。
現状ではゲームのごく一部を切り取った内容ながら、前作よりもさらにカメラワークが凝ったものになっており、雑魚戦でも攻撃パターンを変えると異なる拷問具が現われるなど、見た目の派手さがさらに増したのがわかる。プレーヤーのみならず、観客も魅了するアクションになっている。
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