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「アラド戦記 ダークナイト実装記念 公開生放送」開催
アメリカザリガニの2人や、アントキの猪木が真剣にファンと戦う!
(2013/3/23 22:35)
ネクソンは3月23日、ベルサール秋葉原にて「アラド戦記 ダークナイト実装記念 公開生放送」を開催した。
このイベントはMORPG「アラド戦記」で3月6日に実装された新職業「ダークナイト」を記念して開催されたもので、今後の最新情報の発表、そしてお笑い芸人のアメリカザリガニの2人や、アントキの猪木さん、「アラド戦記決闘日本一決定戦」で2年連続準優勝のPa-in選手と、抽選で選ばれた会場の参加者が1対1で戦うことができるというイベントが行なわれた。
ダークナイトに続く新職業、「クリエイター」と「女鬼剣士」を発表
「アラド戦記 ダークナイト実装記念 公開生放送」は、ニコニコ生放送でイベントが実況された。司会を務めたのはタレントの赤井沙希さんと、「アラド戦記」でトッププレーヤーとしても知られたあー君。会場では3月6日に実装されたダークナイトをはじめ、イベント用のキャラクターで遊べる試遊台も設置されていた。
新職業ダークナイトは「鬼剣士」に力をもたらす鬼神カザンから、“時間の扉”の力で抜け出すことができた戦士である。鬼剣士の時に赤かった手は黒く変わり、鬼の力と共に時間を操る能力を持つ。スタイリッシュなキャラクターデザインも魅力だ。
ダークナイトの最大の特徴は「コンボシステム」にある。ダークナイトは「コンボスロット」に技を登録しておけば、1つのショートカットボタンで最大6つのコンボを繰り出すことができる。1つ1つの技の威力は高くはないが、技が繋がるたびにボーナスが付き、強力な攻撃が行なえる。コンボに特化したキャラクターだ。
今回のイベントでは最初に今後のアップデート要素やイベントが紹介された。新要素としては、ダークナイトに続き、「クリエイター」と「女鬼剣士」という2つの新職業が実装されるという。「アラド戦記」は主にキーボードやゲームパッドでプレイするが、「クリエイター」は“マウス”を使うという。詳細は今後改めて発表されるが、ゲームに新たな要素を加える職業となりそうだ。
「女鬼剣士」も今回はビジュアルのみだが、実装されている鬼剣士や、ダークナイトとの差別化が気になるところだ。この「女鬼剣士」では、6月中旬から「女鬼剣士オーディション」を行なう予定だという。プロアマ問わない形でオーディションを行ない、優勝者はその後の「女鬼剣士」実装に関するプロモーションに協力してもらうという。
もう1つ、「学校選手権」というゲーム大会の開催が決定した。中学生から高校生、大学生、専門学校生も含めた学生を対象にした大会で、4月3日から募集開始、本戦は6月中旬に行なわれる予定だ。これらの詳細も今後改めて公式ページで紹介されるとのことだ。
場外乱闘にPCも暴走! お笑い芸人とPa-in選手が来場者と繰り広げた熱戦
新情報の発表の後、「アラド戦記決闘日本一決定戦」で2年連続準優勝のPa-in選手と、アメリカザリガニの柳原哲也さん、平井善之さんが登場し、会場で挑戦者を募り抽選で選ばれた人との1対1の対戦が行なわれた。Pa-in選手は経験者と、アメリカザリガニは今回会場でユーザー登録を行なった初心者と対戦した。
平井さんはゲーム業界をユーザー視点で盛り上げることを目的とした「日本ゲームユーザー協会」の会長を務め、自身もゲーム開発に参加するほどのコアなゲームファン。柳原さんはアニメやゲームに声優として出演することもあり、平井さんとゲームの仕事をすることも多く、ゲームに触れることは多いが、2人とも「アラド戦記」は初挑戦だという。
Pa-in選手は「アラド戦記」のトッププレーヤー。今回はハンデとして、「左手の指1本でキーボードを操作する」という“縛りプレイ”で挑戦を受けた。Pa-in選手との知り合いのトッププレーヤーも挑戦するという中、時には敗れることもあったが、ほとんどの試合を勝利した。そのキャラクターの動きや的確なスキルの当て方に、会場からは何度も歓声が上がった。
アメリカザリガニの2人も健闘した。オンラインゲームのイベントの場合、初心者はあまり会場を訪れない。抽選に申し込んだ来場者も経験者が多い様に見えたが、ゲームが得意な平井さんはもちろん、柳原さんも対戦を重ねるごとに技の繋がり、有効なスキル、間合いの取り方を学習し、腕を上げていった。挑戦者も試合を盛り上げるプレイをする人もいて、アメリカザリガニの2人はハイテンションなコメントを交えながら戦う。ボケやツッコミを入れながら、それでも真剣に戦う2人の姿に、会場はヒートアップしていった。平井さんは、「俺、今日仕事終わったら、絶対ログインする!」と何度も叫んでいた。新プレーヤー平井さんの活躍に期待したい。
アメリカザリガニの2人の後、アントキの猪木さんが登場し、こちらも会場の人達と戦いを繰り広げた。アントキの猪木さんとアメリカザリガニとエキシビションマッチとして対戦した。柳原さんとの対戦中、いきなり横の柳原さんの体を攻撃して隙が出たところでゲーム内のキャラクターを攻撃するという作戦に出たのだが、この時アクションが激しすぎてPCが固まった後、再起動してしまった。このトラブルに会場中が盛り上がった。
アントキの猪木さんは「元気ですか!」、「かかってこい」、「バカヤロー」といったアントニオ猪木さんの物まねを連発、威圧的な声で「俺を誰だと思ってる! 偽物だぞ!」といったネタを積極的に織り交ぜながら対戦を行なっていった。ゲームに関してはかなり本気で、キーボードを連打し盛んに技を出しながら戦うというスタイルだったが、戦いを重ねるごとに習熟し、熱戦を繰り広げていた。
ゲームイベントでお笑い芸人が参加することは多いが、「このゲームはやっていません」という言葉で始まることが多く、せっかくゲームに参加しても基本操作すらできず盛り上がらなくて終わるということも多い。しかし今回のイベントは、アメリカザリガニ、アントキの猪木さん共にゲームが好きであり、盛んにネタを織り交ぜながら“真剣”に戦ったためかなり盛り上がった。1戦や2戦ではなく、何人もの対戦者と戦い、どんどんゲームに習熟していくところも面白かった。
これは、日本のアクションゲームや格闘ゲームのエッセンスを色濃く取り入れた「アラド戦記」だったからこそというところもあると思う。お笑い芸人の戦い方からは、はじめてプレイする人でも夢中になれる間口の広さを、Pa-in選手の戦いはそこから読み合いや技の駆け引きがどこまで深くなるかを感じることができた。今回のイベントは「アラド戦記」の魅力を改めて感じさせるイベントだった。
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