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ネクソン、「アラド戦記 メディアキャラバン」を開催

山川さんにしかできないやり方で、「アラド」をアピールしたい!

山川さんにしかできないやり方で、「アラド」をアピールしたい!

インタビューでは、山川さんが“ゲームの楽しさを伝える”と言うことに強いこだわりを持っているのが伝わってきた
絶対領域が注目ポイントだという
「ドS」を意識し、悪者を斬る感じで

 続いて山川さんにインタビューを行なった。アラド戦記イメージキャラクターオーディションはプロ・アマを問わず80名以上の応募者の中から勝ち残り、グランプリを受賞した。山川さんはゲームが好きで、特に「ゲーム実況」が好きで、自分のプレイを通じてゲームを紹介したい、そういう仕事をしたい、という思いで応募したという。

 「アラド戦記」に関しては、「最初はボタンをたくさん押したりしそうで、オンラインゲームは難しいかも」と思っていたというが、今はサクサクとプレイできるのが楽しいとのこと。プレイの初期に初対面の人に「こんにちは」と話しかけてみたのだが、何の反応も返ってこなかったのでちょっとがっかりしたこともあった。今でもソロプレイが中心だが、パーティプレイでの役割分担にも興味があるという。

 山川さんは以前は「鬼剣士」を使っていて、その流れで「女鬼剣士」を使って、その使いやすさに驚いたという。ストーリー要素が入っている所も気に入っている。「ソードマスター」と「デーモンスレーヤー」への転職は最初は迷ったが、ソードマスターの属性変換の戦い方に魅力を感じたとのこと。

 「火のダンジョンには水が効くのかな? とか属性に関してはまだ把握できていないこともあります。闇系には光だとかなりダメージが大きくなります。光を使うと稲妻のようなエフェクトが出て広範囲に攻撃できるんです。闇だと敵に毒が与えられる。属性を考えて戦うのが楽しいです」と山川さんは語った。

 ちなみに、女鬼剣士の衣装に関しては、注目ポイントはニーソックスとミニスカートの間のいわゆる“絶対領域”だ。毛足の長い上着の下も長袖のシャツで、夏場はかなり暑いという。髪の毛に隠れるような赤いひもはイヤリングで取り付けられていたり、首や胸の飾りなどもしっかりと作り込まれている。刀もきちんと抜ける。刃は金属製で、重量感もある。

 女鬼剣士と山川さん自身を比較すると「正反対だと思う」と山川さんは語った。山川さんの中で女鬼剣士は「ドSの女王様」であり、「ドM」の自分とは真逆であり、写真を撮られるときなどはこれまでの仕事とは違ったアプローチで取り組んでいる。女鬼剣士の全身からにじみ出る雰囲気を再現するために「殺気」を意識して、目に力を込め、表情を作っている。撮影の時などは「殺気、殺気」と口の中で唱え、気分を盛り上げているとのことだ。

 「この帝国をこの手で変えてみせる」という女鬼剣士のセリフは、山川さん自身の今回の“仕事”に対する取り組みの重要なキーワードとなっている。「女鬼剣士を私が演じるのだから、私しかできない女鬼剣士にしよう。役を演じるだけじゃなく、情報を提供しよう。自分で女鬼剣士をプレイして、自分だけにしかできない『アラド戦記』の楽しさを皆さんに伝えて行ければと思っています」と山川さんは語った。

 ちなみに山川さんはアイドルとして活動していた時期もあり、「美少女クラブ21」というグループにも参加していて、その時には全国の色々なところで歌っていたという。女優としても高校生のレズビアンっぽい女の子を演じたり、様々な経験をしていて、その頃の経験が今に活きているという。

 今回のイベントだけでなく、8月31日より放映されるCMで、山川さんは女鬼剣士の姿で出演する。CMは女鬼剣士の強さを再現し、刀を使ったものとなる。この時の収録ではスタイリストが居合いの経験者で、監督やスタイリストの助言を受けながら刀を振るった。これ以降は今後詳細が発表されるが「ニコニコ動画」で「24時間生放送」を行なう予定だ。まだ内容は秘密とのことだ。

 山川さんは現在はモデルの活動が中心だが、女優の仕事もしていきたいという。「女鬼剣士」としてCM第2弾があるなら、「ワイヤーアクション」で女鬼剣士のジャンプ技などを再現するのもやってみたい。もっと殺陣がうまくなり、格好良く剣を振りたいとい山川さんは語った。

 「アラド戦記」のプレーヤーとしては、スキルを繋げていく“コンボ”をもっとうまくなりたいとのこと。ゲームをしながら魅力的なポイントを解説できたり、ゲーム実況を面白くできるようになりたい。初心者にもわかりやすく、かつ楽しい実況プレイができるようになりたいというのが、今後の目標だという。

 この他、「Anime TV」でも山川さんは女鬼剣士としての姿を見せていく。今回の編集部での放送風景なども番組に使われるかもしれないとのことだ。さらにネクソンのネットカフェ向けのイベントとして、札幌、東京、大阪、福岡をイメージキャラクターとして参加し、ファンと交流していく。生で自分のプレイを披露するというのも初挑戦であり、そのためにも鍛えていきたいと山川さんは語った。

 最後に山川さんはメッセージとして、「今までプレイしている方はもちろん、『アラド戦記』初挑戦の方にも楽しんでいただけるように、一緒に盛り上げていけるようにがんばっていきたいと思います。よろしくお願いします」と語った。

山川さんは、表情で雰囲気が大きく変わる。今後のイベントでの活躍も楽しみだ

(勝田哲也)