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PS3「真・三國無双7」ファーストインプレッション
より美麗かつ爽快になったシリーズ最新作
(2013/2/28 18:35)
コーエーテクモゲームスは、プレイステーション3用タクティカルアクション「真・三國無双7」を2月28日に発売する。価格は通常版が7,560円、ダウンロード版は6,600円、TREASURE BOXが13,440円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。ここでは、本日まで公開可とされた範疇でのファーストインプレッションをお届けする。
「真・三國無双7」は、ω-Forceが手がけたシリーズ最新作。魏、呉、蜀、晋の4勢力の物語が描かれ、魏の「楽進」、「李典」などファンから要望の高かったキャラクターも多数登場。新キャラクターのエピソード、シリーズ最多をうたう70名以上のプレイアブルキャラクターなどボリュームは相当なもの。
操作系は、従来の無双シリーズをプレイした経験がある人なら特に問題なし。念のため基本操作に触れておくと、方向キーまたは左スティックがキャラクターの移動、□が通常攻撃、△がチャージおよびEX攻撃、○が無双乱舞、×がジャンプまたは乗馬などのアクション、L1がガード構えとシフト移動(受身)、R1がヴァリアブル攻撃またはヴァリアブルカウンター。新要素の“覚醒”は、視点を変更する右スティック押し込みとなっている。
今回がシリーズ初体験という方は、まずストーリーモード内にある「チュートリアル」をプレイしていただきたい。チュートリアルにも4勢力が用意されているが、内容はどれも一緒。ジャンプ、ガード、受身、アイテムの取り方、騎乗、通常攻撃、チャージ攻撃、ヴァリアブル攻撃、3つの無双乱舞、EX攻撃、新たな武器属性「三すくみ」による劣勢・拮抗・優勢の違い、ヴァリアブルカウンター、ストームラッシュ、覚醒、真・覚醒乱舞、それらにまつわるマメ知識を丁寧に教えてくれる。新システムの説明もあるので、シリーズ熟練者も念のため一通り触れておいたほうがいいだろう。
新要素でポイントになるのは「三すくみ」と「覚醒」。三すくみは、各武器に設定された「天」、「地」、「人」といった属性により“相性”が発生。天の属性がついた武器は地の属性がついた武器に有利で、人の属性がついた武器に不利。地の属性がついた武器は人の属性……といった具合に“ジャンケン”と同じ関係性を持つ。
ゲーム中に登場する名前つきの武将は、それぞれ属性つきの武器を持っている。このとき、プレーヤーが操作する武将が現在手に持っている武器のほうが有利であれば、敵武将の頭上に「気迫ゲージ」が、逆に自分が不利だと「劣勢マーカー」がそれぞれ表示される。同じ属性の武器を持っている場合は何も表示されない。
優勢の敵には1発あたりのダメージが増加し、逆に劣勢だと通常よりも与えられるダメージが減ってしまう。当然、こちらが劣勢のまま相手から攻撃をくらうと通常よりも大ダメージを負ってしまう。武器は2つ装備して出撃し瞬時に切り替えられるので、切り替え時のヴァリアブル攻撃とあわせてうまく活用したい。ちなみに、優勢状態で一定以上のダメージを連続で与えるとストームラッシュが発動するが、さほど意識することなく発動できるが、攻撃した相手が空中状態だと減少量にボーナスがつくので、その点は意識して攻略するといいだろう。逆に、劣勢の状態で敵武将から連続ダメージを受けている状態は要注意といえる。
覚醒は、画面左下の赤いゲージがMAXになると発動可能になるもので、右スティックを押し込むと、一定時間だけ攻撃力、防御力、移動速度、攻撃範囲、攻撃速度が向上。敵の攻撃を受けてもひるまなくなるほか、無双ゲージが最大になるという特典がある。また、覚醒状態で無双乱舞を出すと“覚醒乱舞”になり、そこから一定以上のダメージを与えると“真・覚醒乱舞”になる。相当きつい状況も、覚醒を使えば一気に挽回が可能。特に無双ゲージの回復はなによりもありがたく、覚醒ゲージが少ないときは手頃な敵武将相手にヴァリアブルカウンターを狙ってゲージを増やすことをおすすめする。